« 新有酸素運動 | トップページ | 停滞期 »

2005年12月16日 (金)

レプリカ世代

レプリカ世代と呼ばれる80年代のレーサーレプリカブームをリアルタイムで過ごしてきた乗り手たち、そんな世代は現在、年齢的には40前後になっている。一般に単車乗りの多くは、ライフスタイルの変化、生活環境の変化によりオートバイから一時的に遠ざかった人たちも少なくない。

当時のライダーで、現在、単車に乗っている人は乗り続けてきた人と、リターンライダーの二種類いる。自分の場合は、前者で乗り続けてきており、乗っている単車も20年前と一緒である。リターン組の場合は、現代のSS或いはスクータ、アメリカンにシフトする場合もあるが、乗り続けてきた側の場合は、相変わらず当時の愛車に跨っている人も少なくない。そんな乗り続けてきた乗り手の気分は、昔と同じく乗りたいという欲求があるが、精神的、肉体的変化によりそれが叶わぬ夢で終わることもある。精神的には、加齢に伴う考え方次第で変化するのは当然ながら、肉体的な変化により自分の思い通りにならないのは悲しい。

レプリカ時代の権化である2stの本質である軽さを武器とした走りを現在においても引き続き堪能するには、乗り手も軽くないといけないと思う今日この頃。筋力維持と体重削減、身体のキレにより走りのキレを覚醒させる。そんな思いで身体のシェイプを目指す今日この頃である。

|

« 新有酸素運動 | トップページ | 停滞期 »

コメント

自分は、CX-EURO怪、SV650SといったトルクフルなVツインも好きである。これらは、そこそこの安定性、車重に中低速よりのトルク特性を持つバイク達である。まぁ、トルクに余裕のあるバイク全般に言うことが出来るが、このようなバイクではエンジンが負担する重量の内、ライダーの体重の割合は小さく、運動性能を極度に追求している訳でもないので、加齢による肥満が乗り味に与える影響は大きくないものと思われる。
多くのライダーが加齢に伴い、アメリカン、ツアラーに移行するのは、もしかしたら運動性能どうこうではなく、肥満を認識するのが嫌なためだったりして、、、。
ところで、自分は、2ストレプリカ、ライトウエイトシングルも好きである。これらのバイクはトルク自体は小さく、車重も軽いものが多い。こんなバイク達に乗るためには、乗り手のライトウエイト化が必須であるのは言うまでもない。
現在、単ガン、グースのOHを実施しているが、何れもチャンバー或いはキャブといった動力性能に起因する部分の変更も併せて行う予定であるが、完成時のインプレッションは自分の体重が15kg以上軽くなったことも合わせて革新的に動力性能が変わるような気もしてきた。
因みに、グースの場合は乾燥重量139kgで最大トルクは2.6kg・mとなっている。この状態でトルク1kg・m辺りの負担重量は53.5kgである。単純に15kgの体重が余分に掛かっていると、139+15=154kgの重量となりトルク負担重量は59.2kgとなる。15kgのウエイトを積んだ状態で、ノーマルと同じトルクウエイトレシオを確保するためには、トルク値として2.9kg・mが必要となる。これって、250ccのバイクで0.3kg・mのトルクの差が発生することになる。排気量でいうと約50cc弱分に相当する。ボアアップするのと同じ効果がダイエットによって得られるのは、或る意味凄いことである。
楽しみである。リバウンドには最新の注意を持って体調管理を続けたいものである。

投稿: 壱源 | 2006年1月10日 (火) 15時32分

レプリカ世代、本当の意味では、当時的にはスペック崇拝志向なのかもしれない。当時は400、250クラス全盛であり、馬力自主規制下の世の中であり、絶対的な出力数値よりも乾燥重量の多少が着目のポイントであったように思う。
現代の600~1000のスーパースポーツクラスでは、逆車という形態から出力規制は存在せず、重量よりも出力に目が行くような商品体系となっているように思う。
そんな風に考えると、当時のレプリカ世代にとっては、限られた条件の中でパフォーマンスを上げること=軽量化という図式が今よりも鮮明になっているのでは無いだろうか?
勿論、当時も上級志向は存在し、250>400>750>1000とマルチレプリカの上級化を目指すグループと、2st、或いはシングルに固執するグループが居たと思う。レプリカ世代という一言でまとめると区別が付かなくなるが、もしかしたら当時固有のレプリカ世代というのは、後者のグループだったのかもしれない。
そんな後者に属していると自認している自分にとって、身体の軽量化は跨る愛車全てに対して有効なパフォーマンスアップに繋がると思う。

投稿: 壱源 | 2006年1月 5日 (木) 16時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レプリカ世代:

« 新有酸素運動 | トップページ | 停滞期 »