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2006年3月31日 (金)

深夜放送での通信販売グッズを見て

 最近は自分流ダイエットで一応目標を達成したものの、メディアで報じられている様々なダイエット法というものがどんなものなのかに興味が沸くこのごろである。勿論、日常の合間を縫って情報を仕入れるだけなので、正確さ、信憑性等々はよく判らないが、、、。
 最近までは、生活習慣病に当て嵌まっているが故に、脅すようなテレビ番組を見るのを避けていたが、生活習慣病から脱却しつつある今は落ち着いてみれるようになってきた。そうすると、フジ系列の『あるある大事典』、NHK教育の『今日の健康』、テレ朝の『最終警告!・・・』等々に生活習慣病ネタのプログラムが結構頻繁に取り上げられているのが判る。最近では番組の改編期に伴う特集番組で各局とも健康ネタの放送を行っている。
 番組内容的には、どれも差違は無いものの、究極的にはヤバイという印象を強く与えるような構成であり、気の小さな視聴者には心臓に悪いなと思う。このような放送は通常地上波のゴールデン枠であるが、、、、

 最近は、チャンネル数の増加の割に放送コンテンツが不足気味であり、時間つぶし番組の多くに通信販売番組が組み込まれている。具体的にはBSデジタルの深夜枠、CS放送のプログラム間の合間等であるが、その商品の殆どが、健康維持のための商品であることに気が付いた。方向としては、楽して痩せるというのが商品のキーワードのようで、サプリメント、健康器具、矯正下着が目に付く。

 サプリメントについての感想は前の記事に書いたような印象だが、健康器具も結構色んなモノが出回っているようである。健康器具の場合、その方向性は二種類あるようで、一つは完全に楽して痩せるというもの。もう一つは、エクササイズ器具というものである。

 自分の場合、エクササイズ器具というのは結構、ツボに嵌り、グッとくるのである。実際に購入に至ることは少ないだろうが、今、グッときてるのは、あの元ボクサーである竹原慎二さんが推薦するという『マッスルトレーナー』という靴である。単純に片足分が1.4kgもある靴とのことであり、これを履いて生活することによって消費カロリーを増やす、筋力を強化するとのもの。これって、本当に効果がありそうと思ってしまう。
 しかし、一方で『スレンダートーン フィギュラ』等のEMSベルトというのは微妙な感じである。理屈では低周波電気刺激を筋肉に与え、筋肉組織の破壊による超再生を促し腹筋を鍛えるというものらしく、理屈は何となく判るような気がしないでもないモノである。通信販売の説明では、何日でウエストが何センチ減ったとかの説明がされているようだが、、、微妙である。製品の危険性については、国民生活センター危害情報システムとか独立行政法人製品評価技術基盤機構とかで使用上の注意を呼びかけているものだが、実際の効果についてはどうなんだろうか?
 筋肉組織の超再生による筋肥大、筋力強化というのは理解できるが、筋肉を強化する=全身での健康を維持というのには繋がらないような気がする。サプリメントへの疑念でも述べたが、自然な形とは異なる点に何らかの盲点が潜んでいそうな気がする。
 筋肉というのは内臓(特に心臓)を除き随意筋であり、大脳からの命令によって運動を行う組織である。そして、筋肉細胞の破壊の程度というのは、傷み、疲労を感じることによって制御されているものである。外部的な刺激による破壊というのは、生体防御に作用する感覚からの情報とは別個のところで進む点に危うさを感じる。体組織の限度外の損傷が、いわゆる怪我、事故であり、酷い場合は回復不能で後遺障害を招くが、機械的かつ外部的な強制的な組織破壊が、個人の回復能力の限界を超えていたとしたら、何らかの後遺症を招くのでは?と思う。安全かつ確実に筋力を強化するには、個体にとっての筋力限界と回復限界を個体の感覚器を通して行うことが重要なのでは無いだろうか?つまり、筋トレを行いながら『疲労が溜まってきた』『力が出なくなってきた』『部分的に筋肉痛が出始めた』『ここで止めよう』というのを自覚すること。つまり、感覚情報を処理しながら行うことが安全かつ個体にとって理想的な筋強化ではないだろうか?ということである。

 筋肉という随意組織を強化するには、随意の意味と役割を理解して強化する。

 これが重要なような気がする。

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2006年3月28日 (火)

基礎代謝量の変化の実感

 先々週から先週に掛けて、家に蓄えてあった食材の内、賞味期限の関係上、餅を結構たくさん食べた。また、子供の幼稚園の準備のために街に出かけた際の、甘やかし親父の特性からか『ミスタードーナツ』を大量に買い込み、大量に食べたり、子供と嫁で作ったというクッキー、パウンドケーキ等も残すと勿体ないという考えのもとで食べたり、法事等での外出での弁当等々、本当に沢山食った。
 それに対して日常の運動行動といえば、月金の3000m水泳+毎日のウエートトレーニングという通常のパターンである。
 先々週以前迄の一ヶ月の間の体重の変化といえば、運動量は現在以上、食事量は先週に較べると少ないというカロリー収支で体重は不変であったのだから、本来は運動量が減って摂取カロリーが大幅に増大している分、体重は増えてないといけないような気がするが、結論から言うと、全く変化していない。腰のベルト穴の位置も変わっていない。むしろ体脂肪率的には減少傾向にある。
 これって、もしかして年始から始めた筋力強化目的のウエートトレーニングによる基礎代謝増大による効果なのかな?と考える今日この頃である。

 沢山食っても肥らないというのは、人間的に楽しく食を楽しむ生活を営むのに都合が良いなと思う。

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2006年3月21日 (火)

食生活

 最近、生活習慣病を予防するレシピとかも結構テレビでやっている。
 その反面、極上のグルメ番組なんかもある。
 あまり、健康、健康と神経質になり、粗食、或いは食事制限、栄養剤のみでの栄養補給とかに走りすぎるのも、一寸疑問に思う。実際、甘いモノ、脂っぽいモノは味覚を刺激するのは確かであり、これらから完全に離れるのも、正直寂しい。

 要は、偏った食生活と摂取カロリー過剰というのがNGなのであって、あまり神経質になることも無い。濃い味、薄味、肉から野菜、菓子等々、過剰にならぬように満遍なく摂取すれば良いだけのように思う。しっかり食べたいなら、しっかり運動する。これで、カロリー過剰で生活習慣病の元の肥満にはならないだろう。
 しっかり食べて、しっかり動く。これが全てだろう。食というのも人間界では文化であり、楽しむべきものである。食行動から満足を得ることを犠牲にすること自体、人間であることの利点をつぶしているような気がする。

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2006年3月20日 (月)

体重減少を止めるには?

 運動のメニューを変更して1週間過ぎた。
 しかし、体重の変化が減少傾向であるようだ。有酸素運動は半分以下にして、無酸素運動を二倍以上にしている。食事量は以前より若干多めである。身体全体の皮下脂肪は日に日に減少しているような感じ。ふくらはぎ、太股、腰回り、お尻、背中から腕、顔に至るまで、摘める量がエライ減ったような感じである。一番、自覚するのは頬骨の辺りで、普通に過ごしているだけで肉が落ちているのが自覚できる。

 ダイエット開始直後は、日々の食生活で敏感に体重増減していたのだが、最近は着実に体重が減少しつづけているように感じる。別に過食、拒食という訳でも無いと思う。朝は納豆御飯、牛乳、ヨーグルト+もう一品、昼は従来通りに御飯で弁当、夜は、動物性蛋白質+大量の野菜+納豆御飯という形で、炭水化物、蛋白質、食物繊維は毎日欠かさず摂取しているし、週末には、普通通りにデザート(ケーキ、菓子等)、果物をしっかり食べている。食事制限、サプリ系は一切用いず、普通の人以上の食事量は確保している。最近では、子供の食べ残しも綺麗さっぱり食べてるし、、、、。このように、一日三食しっかり噛んで、一定量以上を着実に摂取している筈だが、寧ろ、無酸素運動重視に切り換えてからの方が皮下脂肪が落ちる速度が速いような気がする。

 理想は、皮下脂肪は維持か少しプラス、筋力強化メインで体重増加、体脂肪率ダウンを目指しているのだが、体重、体脂肪率の両方が減っているのが困りものである。
 前向きに考えると、年始以来、量を増やした筋トレの継続で基礎代謝が増えたためと考えられ、摂取カロリーが常に一定な分だけ筋肉の増加量より脂肪の減少量が上回っているためと考えられなくもないが、どうなんだろうか?

 ダイエット経験者の成功後の体組成の変動状況に興味が在るこの頃である。まぁ、運動を激減させれば良いのかも知れないが、精神構造上、それが出来ない。食べる量を増やすにしても限度がある。効果的に筋肉を付ける栄養配分と運動メニューを探らないといけないが、難しいな。

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2006年3月17日 (金)

野性の覚醒

 人間の機能の健全性を確保するには、何が最も有効なのであろうか?
 これをテーマに考えると、ダイエットというのは、大きなテーマの一つにしか過ぎない。そして、人間の機能の健全性とは、人という種に本来備わっている機能を運用することでは無いだろうか?生物とは、全ての種類において、誕生から成長を経て老衰の後に死滅するという過程を辿っており、そのライフサイクルにおいては、身体は確実に変化を遂げている。このような大原則において昨今、巷で溢れるダイエット法について考えてみた。

 ダイエットには、サプリメントを併用した方法、摂取エネルギーを絞る方法、消費エネルギーを増やす方法等々様々な手法が見受けられる。そして数多くのブログ、サイトで言われているように、過度な食事制限による摂取エネルギーのカットはダイエットではなくやつれであるというのは、その通りだと思う。しかし、サプリメントを効果的に併用・・・・というのは、有る特定の物質については、厚生労働省等公的機関により上限値が与えられているのも少なくないが、多くは肯定的、好意的に紹介されているものが多い。

 先の記事にも書いたが、特定のアミノ酸等の物質を純度の高い状態で外部から摂取するという行為というのは、本当に危険性が無いのであろうか?目的物質の体内生産量が加齢と共に減少するというのは、本当に身体の衰えによるものなのだろうか?というのが純粋な疑問である。本質的に生物の進化の過程で辿り着いた生命体及び、その機能というのは、進化の過程における取捨選択によって形作られたものと考えれば、加齢とともに生産量が減るというのは、そういう機能というのが生命体にとって都合の良い機能のように考えてしまう。
 或いは、特定の物質を生成するという機能は、何らかの生体反応の結果であり、生命体で行われている化学反応というのは複雑な反応系の平衡状態によって決められている筈であり、その中で特定物質の身体中濃度を上げる強制摂取という行為は、生体反応における平衡性を崩してしまう危険性は無いのだろうか?特に平衡性を失わせた状態を長期間続けたとすれば、目的物質を外部からの強制摂取するという行為自体を身体機能が通常状態と見なせば、強制摂取を永遠に続けなければ、本来の体内物質の平衡組成を維持出来なくならないのであろうか?

 仮に生命体の持つ本質的、共通な欠陥というものが存在するとすれば、それを医療技術、薬剤によって修正するという考えも判らないではない。しかし、そのような意図的な行為を施さなくとも健康状態が維持できている個体(人)は数多く存在するのは事実であり、そして彼らの生命機能の本質的な部分は、全ての人に備わっているものと考えてしまう。

 人という種族は、遠い昔、直立歩行を行い、狩猟、農耕といった方法による雑食で栄養分を摂取するのに都合が良いように進化してきたと思う。そして、狩猟、農耕をこなすために、必要な運動機能が備わった生命体だと思う。逆に言えば、本来備わった機能を活用することによって、身体のバランス、健康状態を維持することが出来るのでは無いだろうか?
 文明の進歩により、生活様式が大きく代わった現代においては、本来の機能を発揮しなければ生きていけないという場面というのは大きく減少している。そして、これらの機能を使わない頻度が高い程、体調維持が困難になっているのだろう。これは、もしかしたら種族淘汰の自然の法則なのかもしれない。人という種が、本来の機能を喪失したものを淘汰するという原理的な摂理のようにも思えてしまう。極論すれば、文明生活により変革した行動様式と医療技術の発達により増加する人口を間引くかの如く、最近でのメタボリックシンドロームによる死亡数の増加が現れているようにさえ思える。地球というシステムにおける平衡を維持させるために、そのような症状や、他の疾病というものが発生しているのでは無いだろうか?終末的に考えれば、系を保つために生体摂理とは異なる個体行動というのは、系から排除されるのでは?とも思える。科学、文明の発達は、自然界の歴史の長さに比較すれば微々たるものであり、解明されていない現象は幾らでもあるように思える。

 自分の考えとしては、体調を維持するためには本質的な機能に磨きを掛けること。つまり、太古の狩猟、農耕で必要とされた筋力、持久力を維持することが、生物としての機能を回復し生命体の自己防衛本能を高めることに最も効果的だと思う。

 案外、脂肪燃焼が加齢と共に失われるという特質は、人という生き物が成人し、次世代(子供)を育てる(野性的に言えば狩り、農作業を教える)のに、より多くの行動が求められるためにエネルギー保持能力を高めた結果じゃないか?とも思える。つまり、成人以降においては育児等にエネルギーを多く必要とするという掟の結果であり、これは世代を繋ぐ種の継続性のために与えられた特性ではないか?とも考えてしまう。そうであるならば、成長と共に変化する身体機能というのは、種族を繋ぐ定めであり、その機能に与えられた使命を全うするのが個体維持に最も効果的だと思う。

 そして、知能を有する人間では、経験によって得た感情を駆使し、加齢と共に食事を楽しむという特性を利用して、カロリー摂取とともに感情の平穏化が可能となり、必要エネルギーの低下を可能たらしめているように思う。つまり、感情があるがために、食事という行為で、エネルギーの摂取は勿論だが、小エネルギーでも満足できる知覚と、身体を維持できる機能というのが備わっているのだろう。そのように考えると、食という行為は、楽しむ行為であるべきであり、食生活というものも大切にしなければならないと思う。

 このような事を考えると、身体に眠る野性を覚醒し、機能をフルに活用するということが生命体にとって生命維持に最も効果的だと思う。特にデスクワークに従事する自分の場合は、ダイエット、ボディービルドを行うには、十分な食事と、有酸素運動、無酸素運動を継続的に行うことが必須だと思う。

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2006年3月16日 (木)

カルニチン?

 寝る前にCS放送を眺めていたら。結構、エクササイズ機器、サプリメントのダイレクトショッピングのCM、体験談をエンドレスで放送している。
 その中で、表題のカルニチンというサプリメントが効果が素晴らしいとの宣伝をしていた。
何でも、摂取すると2、3ヶ月で体重が20kg減、ウエストも-20cmとかの効果があるとか、、、。ネットで検索すると、医薬品扱いから健康食品扱いに代わって爆発的なヒットを得ているそうな、、、。ネットで得られる情報は、肯定的な宣伝しか見当たらない。
 理屈によると、脂肪燃焼を助ける物質で20代でピーク、40代で半分、80代では殆ど自発生産されない物質で、これを補うことにより脂肪燃焼を促進するそうな。これだけ聞くと、なるほど!良さそうと思えてしまうが、果たして本当だろうか?

 元々、カルニチンという物質を体内に取り入れるためには、肉類中心の食生活が必要だそうで、食物繊維等にはあまり含まれていないそうです。つまり、自然に摂取する状態は、高カロリーの肉食生活をしている状態であり、蛋白質を大量に必要とする成長期迄における筋肉増大過程において脂肪燃焼と筋力増大のために使われている物質だと思います。もし、蛋白質の摂取を抑えた低カロリー摂取状態において脂肪燃焼を促進する機能のみを加えたなら、身体は飢餓状態を迎えるように思います。飲むだけで痩せると勘違いするユーザーが筋力強化目的で高タンパク食品の摂取と無酸素運動を併行して行うとは思いにくいのが感想です。体型が完成される20代以降においては、それまでと同等の蛋白質補給は必要ないのは、人々の食の嗜好が加齢と共に菜食、薄味嗜好にシフトする傾向と照らし合わせれば、身体が元々欲していないことの現れでは無いでしょうか?仮に、摂取し続けて順調に脂肪燃焼が図れたとして、その終末期においても筋力強化が成されてない場合、どのように身体が反応するのでしょう。大変興味があります。カルチニンダイエットの成功者の1年後、二年後の状態がどうなっているか?サプリ無しで体型が維持できなくなっているのか?止めた途端に元に戻っているのか?どうなんでしょう。

 人間の身体で生成される物質は加齢と共に成分毎に量が変化しているのは判る。ただ、これらの分泌、生成量というのは身体の絶妙なバランスの上に生物の進化の過程で決められた値のように思う。仮に、人類全てが40代、80代と高齢程に全員肥満度が向上し、肥満度の上昇による疾病によって命を失うなら、これを使うことは医学的にOKなのかもしれないが、実際のところは、加齢してもサプリに頼らず、痩身で健康な人も居る。体内での物質生成、分泌は個体の状況によって定義されている筈であり、個体の状況次第で、分泌物の量は変化する筈である。どちらかというと、肥満というのは個体毎の本質的な活動欠陥からもたらされているのでは無いだろうか?足らないものを薬剤で補給したとしても、あくまでも特定物質の補給を外部から行うだけであり、気付いていない他の物質との量的平衡性は確保できないように思う。
 個人的には、薬剤による投与は、本来、身体が持つ生成能力等を失わせる気がする。一番良いのは身体の本来の能力を覚醒させることだと思う今日この頃である。

 ちなみに、私は殆ど薬を飲みません。風邪もめったにひきませんし、幼少時は、風邪をひいたら泳ぎに行かされてました。今でも、そんな感じで、怪我しても殆どはほったらかしですが、すぐ直ります。(入院といえば、粉砕骨折、複雑骨折時くらいでした。)アレルギーとも無縁です。やはり、生物としての野性を覚醒させるのが一番だとは思います。本質的な狙いは身体機能を自然な状態に維持し、その状態が健康であるということです。

 人間という種の発生から現在までの進化の長さを考えると、文明の発達した時間は極めて短いと思います。元々は、狩猟(無酸素運動)と農耕(有酸素運動)を行うのに適した身体構造であり、これらの生活行動下において身体機能は最適化されているものと思います。現代社会では、そのような能力は生きる上で使われる事は滅多にないと思います。自分自身、デスクワーク主体で日常の生活行動の殆どの時間、PCと接していますが、これでは、身体本来の機能を活かすことはありません。最適化された身体構造、身体機能を日常において活用するということが、身体の健全性を確保するに最も重要なことだと思います。広く世の中を見渡したり、データを観察すると、確かに先進国の平均寿命は延びていますが、多くは薬漬け、機械だよりで生かされている高齢者によるものでは無いでしょうか?寧ろ、チベットの山奥、或いは、国内でも田舎で農作業等に従事されている方の方が、年齢を感じさせない体力を維持しているように思います。

 平均寿命とは別に活動可能最高年齢の地域別データがあれば見てみたい今日この頃です。

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2006年3月14日 (火)

筋力強化日記 Ver.2

 軽量化日記は、昨日で一応終了とすることとした。終了の理由は、

1.2006/2/1~3/13の間で体重が全く変化しなくなった。
2.運動量、食事量は不変である。
3.体脂肪率、BMI値から懸案であった血圧も正常値に戻った。
4.腹、脇腹、鎖骨上、肩胛骨上、二の腕、腕、脹ら脛、股、首に余肉皮下脂肪は殆ど無い。

 ということである。思うに、体脂肪率の低下、筋肉量の増加でバランスしているものの、運動量が不変でありながら、トータルとして体重低下が止まったということで、落ちやすい脂肪は無くなったと考えた方が自然であり、そうならば、摂取した栄養分を筋力強化に回す方向に切り替えた方が良いように考えたためである。
 そこで、本日より、ウエートトレーニングのメニューを増やし、有酸素運動を減らす方向で調整することとした。他の記事にも記載したが、週4日の水泳を週2日にして、毎日のウエートを倍増することで、暫く様子を見ようと思う。

 軽量化というライトウエイトスポーツのポテンシャルアップの目標は達成できた。これからは、スポーツライディングにへこたれない体力、筋力、持久力と、ライディングウェアである革ツナギ、Tシャツ姿が格好良い筋肉の鎧を纏うことを目指します。

 名付けて『ダイエット改めボディービルド』ということですね。

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ライフスタイル(生活習慣)のモディファイ

 ここ二ヶ月の間、体重は全くといって良い程、変わらなくなった。胴囲は減ったし、革靴も少し大きく感じるようになった。胸の筋肉量は落ちていないが、力を入れると筋肉の隆起する箇所にはシワがよるような感じである。他には、力を入れると鎖骨の上部のくぼみも豪快に出るようになり、肩、背中、頬等は骨格の上の脂肪を摘もうにも摘めない状態である。筋肉が少ない部位の骨と骨の間は全身に渡り、力を入れると豪快に凹んでいる。
 これまでは内臓脂肪、皮下脂肪の燃焼促進を目的に、日常運動の中では有酸素運動を重点的に行っていた。その結果として内臓脂肪は殆ど除去できているが、皮下脂肪自体は或る程度残しておきたいし、体型的に逞しくあった方が良いように思うので、筋力強化を目的とした無酸素運動を増やす取り組みを行いたいと思う。筋肉量を増やすためには、原料として蛋白質が十分に必要だと思うので、これまでの蛋白質の摂取量を増やす必要があるかもしれない。

 そこで、これまでは、運動で月水金(土)に各3000m以上の連続水泳+毎日ベンチプレスで20分程度、60kg×140回と食事で朝晩の納豆御飯+豪快な野菜、海藻+肉、野菜を適量というスタイルを続けてきたが、今週からは運動で月金に各2000m程度の水泳+毎日ベンチプレスを40分程度、60kg×140回+90~100kg×20回+40kg×200回という感じに変えて、食事では週に二回程度の鶏肉のメニューを従来メニューに加える形で食事量を増やしてみようと思う。運動では無酸素運動比率を上げて、蛋白質の摂取では植物性蛋白質に加え動物性蛋白質を追加してみようと思う。安直にはプロテイン等も有るんだろうけど、食事という行為を楽しみながら暮らすという意味では蛋白質を薬剤という形以外で摂取する方が幸せなような気がする。

 最終的には体脂肪総量を維持し、筋肉量増加による体重増加、体型の保持に合わせ、体脂肪率を下げるという形を目指す。体脂肪率として8%程度、体重として70kg辺りをターゲットにすることにした。現在は、体脂肪率9%、体重で65kgだから、計算上体脂肪量を現状のまま、筋肉を5kg増やせば目標達成となる。

 あまりに運動量過剰でカロリー支出状態となると、糖新生とかいった筋肉量の減少を招きかねないので、体重が底を打っている今の状態から体組成を変える方向で取り組むことが大事なような気がする。

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2006年3月13日 (月)

部分肥えの方法???

部分痩せというのは原理的には不可能で、目的箇所近辺のエクササイズで筋力強化に伴う弛み解消なら可能というのは聞いたことがある。
痩せる場合は、内蔵脂肪→皮下脂肪の順に脂肪が落ちるというのも聞いたことがある。

さて、逆に太る場合、部分的に肥える場合の方法が有るのだろうか?というのが最近の疑問である。
最近の皮下脂肪状態はというと、腹部、脇腹~殆ど全身に至るまで減少しているのが判るが、ここ最近、会う人全員から、頬が痩けた。病気?やつれた?とか言われる。毎日、鏡を見ている範囲では判らないが、ふとしたときに写った写真を見ると、確かに自分でもその様に見えるのがいけない。
そこで、もう少し頬に膨らみを持たせたいと思うのだが、効果的に頬のみに肉を付けるのにはどうすれば良いのだろうか?ネット上では、そのような回答は見つけることが出来ない。何か良い手が無いだろうか?

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2006年3月10日 (金)

ココログ障害

昨日3/9は、ココログメンテナンスの日みたいだった。予定は10:00~15:00だったみたい。当初は何も気に留めなかったが、その後メンテナンスが18:00迄延長されて、21:00迄延長された。まぁ、それでも見通しが出されていたので、大変だなぁ~ってくらいにしか思わなかった。

まぁ、自分の場合、ブログは日記替わりなんで、どういうことも無いけど、、、、。昨日の21:00以降の状態は、確かに首を傾げたくなるものだった。ログイン、コメント等々が不可能であり、ログインしようにもエライ時間が掛かり、最終的には、混雑云々、メンテナンス云々というメッセージが為されるだけである。恐らく、ユーザーは何が起こっているかが全く判らなかったためにストレスが相当溜まっていったんでは無いだろうか?

昨日の深夜の段階でも状況は変わっていなかった。更に、3/10の朝起きてみても変化無し、昼過ぎても変化無しというもの。niftyからなんのメッセージも無かったのでユーザーの不安、ストレスは極度に増大していたんだろうと思う。自分も、niftyのこの対応は宜しくないと思った。

その後、ココログトップに漸く、原因不明の障害が発生している旨のメッセージとブログが立ち上がり、夕方になって復旧した。この障害ブログのコメントからユーザーのストレスは相当なものだったのが伺える。

ブログという随時性、簡易性を売りにしたサービスの手前、予定の5時間メンテナンスを大幅に越えて30時間を超える障害を起こしてしまったというのは関心出来るモノではない。

まぁ、30時間の障害でも、見通しを告知くらいしとけば良いのでは?と思ってしまう。システム改変における障害時のエラー回避マニュアルが無く右往左往してユーザーの反感を買ったのが今回の騒動のようである。どちらかというと、回避マニュアルの準備不足というのは人災的な側面が強いような気がする。契約上、ユーザーの訴えは棄却されるだろうが、nifty側の対応の悪さと、異常時対応の甘さは、このようなサービスを提供する側としては未熟では無いだろうか?有形の工業製品ならばクレームに相当するだろうし、対応は○菱のクレーム隠蔽に近い行為のようにも見える。特にネットという時間の流れの速い世界では、障害が発生した瞬間に、障害が発生している旨を告知すべきだったように思う。

自分自身、niftyの不評は聞いても体験したことがなかったので、これまでは何とも思わなかったけど、今回の対応のまずさのようなモノが以前にもあったのかなぁ?と思ってしまった。

まぁ、規模の大きなシステム故に、このような障害が生じるのは判らないではない。どこのブログサービスでも五十歩百歩だろう。障害は発生するモノと思うが、評判の差異は、障害時の対応の差によって生まれるんだと思う。

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2006年3月 3日 (金)

ダイエット成功の秘訣?

自分自身、世間一般では完全に中年オヤジ領域である。

同世代の同僚の風貌を眺めてみると、かなりのビール腹、あんこ腹、なで肩で四肢は細いという人が多い。でも体重は70kg前後という人が多い。

さて、自分の場合は身長172cmで体重は彼らを大きく上回るもので、最高時で86kg、ダイエット決意時でも83kg程度あった。ただ、それでも人からデブと言われた事なんて無かったし、本人もデブの自覚は無かった。勿論、相応の体脂肪もあったが、それ以上に筋肉量の違いによる重量分が周りとの体重差に現れていたのだろう。現実に腹周りに脂肪を蓄えて胴囲が大きくても、それ以上に大きい胸囲等のせいで、相対的にお腹がぽっこり出ているようには見えなかったんだと思う。

経緯は省略するとして、この状態から3ヶ月程度で18kgの減量が簡単に実現できたのは何故だろうか?それも、大した食事制限等は行っていないのにである。食事制限というならば、就寝前の御菓子をやめたこと。子供の食べ残しに手を付けなくしたことくらいである。

速攻ダイエット成功の秘訣は、同世代の同僚に比較して基礎代謝が多かったということだと思う。思い起こせば、スポーツジムにおけるウエートトレーニング(ベンチプレス、腹筋、背筋、スクワット・・・)を既に10年以上続けており、筋力自体は同僚に比較すると圧倒的に強い状態を維持していたからだと言える。更には、7歳の頃からほぼ途切れなく続けてきた水泳による持久力を有していたためと思われる。

そのために、ウエートトレーニング増量による更なる筋力強化による向上した基礎代謝能力と、ダイエットに有効と言われる水泳を3~5kmもの距離をノンストップで泳ぎ切る持久力の相乗効果により、多くの筋肉の長時間の運動という非常に大きなカロリー消費が実践出来たということに尽きるのだと思う。

今後は体脂肪率一桁%の維持と体重増加を目標に活動をする。

いってみれば、「目指せマッチョ」って感じかも知れない。

でも、最近はベンチプレス等を過負荷でやっても筋肉痛は翌日には取れるし、疲れも殆ど感じない。筋力強化を行ってる実感には乏しいのがいけない。

これからダイエットを行う人が効果的に行うには、どうすれば良いのだろうか?一般的には有酸素運動を行うとあるが、もしかしたら、有酸素運動を行うにしても、動かす筋肉量が少なければ有酸素運動で消費できるカロリーも少ないのは確かであり、有酸素運動をターゲットに行おうとすれば、一定以上の時間を行う必要もあるので、案外、短時間で行える無酸素運動による筋力強化、筋肉量増加を最初にやってからの方が良いように思う。筋肉量を増やした後に、有酸素運動をすれば、同じ時間の運動でも消費できるカロリーが大きくなるような気がする。

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2006年3月 2日 (木)

ダイエットの終着点の判断は?

ダイエットを意識して6ヶ月、実行を始めて4ヶ月が経過した。

ダイエットには、始めると最初は順調に体重が落ちて、暫くの停滞期を経て、再び減量期に入るという繰り返しというのは、ネット上の色んなサイトに書いてある。

ところで、ダイエットを継続すべきか否かの判断を、体組成的に判断する情報というのは極めて少ないように思う。ダイエットの開始から終了において、各人が定める目標値というのは判らないではない。勿論、当初は自分もそのつもりで行ってきた。しかし、その目標値が何らかの根拠に基づいているか?というと微妙であるし、多くのダイエットサイトに目を通しても然りである。

ダイエットの開始頃は停滞期という身体の飢餓状態回避動作が現れるとのことだが、ダイエットのための運動を続けた結果、最終的には体重、体脂肪はどのような変化を発するのだろうか?

自分の場合、開始から3ヶ月で17kgを減量し、体脂肪率も一桁%迄到達できたが、その後の一ヶ月は殆ど変化していない。体脂肪率は微減し、筋力強化の実感はあるが、現在の食事、運動の生活でのエネルギー収支はどうなっているのだろうか?よく判らないのが本音である。日常の運動量は、自分でも思うが半端ではない量をこなしており、食事量も大体、2000~2500kcal/dayを定常的に摂取しており、このペースで当初3ヶ月は順調に減量できたのが、ここ1ヶ月は全く変化無いのが不思議である。

勝手な想像だが、この状態を続ければ、脂肪は減少、筋肉量は増加、結果として体重は増加を始めるような気がしないでもないが、どうなのだろうか?或いは、脂肪は減少するものの、消費するエネルギー不足により筋肉量も減少するのだろうか?

自分で決めた目標値の如何によらず生活習慣(食事、運動)の改善をずっと続けている人の経験談が知りたい今日この頃である。

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