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2006年5月31日 (水)

ザ・世界仰天ニュース

 今日のダイエット関連で気になったのは、表題の番組。興味深い話は二つあり、一つは有り得ない感じ、もう一つが納得できる感じのモノ。テレビプログラムで納得できるものに出くわしたのは初めてかも知れない。
 有り得ない話は、上下奥歯同士を歯形を介在させて固定するもので、要するに口が開かないことで、半ば強制的に摂取制限を行うというもの。確かに効きそうだが、なんか、人に噛みつく犬の口に装着するカバーみたいで、情けないというのが正直な感想。
 納得できる話は、130kgの女性が指導により75kg迄減量した後に230kg迄リバウンドして、それから再度ダイエットに挑む話で、その再挑戦において行った内容というのは或る意味共感を覚えるものであった。それは、ダイエットの決意から実践開始において1年もの期間を要して自分にあったダイエット方法を調べ、自分の意志で出来る方法とそうでない方法の取捨選択を行うというもの。自分の性格、決意の強さは自分にしか判らないので、その自分を納得させるために1年をかけて知識を習得するというのは、相当な意志の強さが無いと出来ない。ダイエットに憧れる人は、まず選ばない方法だろうけど、この方法が一番確実だと思う。因みに、その人は、1年の学習の後に、急激にではなく、その時点の自分の状態に無理が来ないように、徐々に食生活を改善し、運動も出来る範囲で少しずつ増やすというもので、本人にとって無理をしている意識が作用しないようにメニュー作りをして、最軽量時の75kgに戻したそうだ。実に素晴らしい。
 自分と比べると、食事量も満足できる量しっかり食べて、自分の身体に無理が来ない運動を行うという点で、或る意味全く同じである。勿論、行う運動種別の経験や自分の状態が違うために運動強度、食事量が異なるのは当然だが、なによりも、その程度というものを自分で決めるという点では全く同じである。

 なお、やや社会問題になりかけた『白インゲン豆ダイエット』は、不調を訴える人が1000人、入院患者数が100人になったそうだ。ニュース解説では、豆を煎るのが不十分で食中毒になったとかの解説。元ネタの放送で、リスクを説明していないのも問題だが、そのネタのダイエットの安直性に飛び付く人の方にも問題がある。恐らく、深い思慮をせず、短期間で効果が得られるという点にのみ着目して飛び付いたのではないだろうか?

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2006年5月30日 (火)

高尿酸血症対策

 メタボリックシンドロームの定義に直接的に入っていないが、高尿酸血症というのも気になる症状である。元々、自分はメタボリックシンドロームの兆候要素として、コレステロール、中性脂肪とういのが数値的に危なかったが、それ以前に尿酸値が、ここ二三年高めに推移している。高尿酸状態が長く続くと、痛風発作を起こし、関節の痛み、変形を来すというのを知ったのは、実は昨年のことである。それまでは、自覚症状が無いこと、昔で言う贅沢病、関節等が痛む程度の認識しか無かったが、昨年のメタボリックシンドロームとは?を調べてからは、尿酸値が高い状態で放置すると、腎臓に負担を掛ける等々と、尿酸値が高い原因はアルコール類、栄養過剰摂取による内臓脂肪蓄積によるものとの認識を得て、対策としては、水分を大量に摂取し、アルコールを断ち、プリン体の多い食物を避けることが重要との知識を得た。
 ダイエットの開始時においては、体型を元に戻すこと。自覚症状の薄いメタボリックシンドローム、高尿酸を示す数値を戻すことをターゲットに定めた。そして、ダイエットと内臓脂肪の除去については、野菜中心、植物性蛋白質中心の食生活に変更し、動物性蛋白質は鶏肉を中心に変更し、毎日の運動を欠かさないことにしたが、実は尿酸値に対する生活改善としては、スナック菓子を断つ、毎日2リットルの水分を無糖で摂取(ブラックコーヒー、プーアール茶、麦茶、緑茶)、毎日最低1パックの納豆を良く噛んで食べるという3点を続けている。納豆自体はプリン体は多いが、高脂血症、コレステロールを下げること、筋トレの効果を得るに不可欠な蛋白質の摂取を目的に摂取している。
 活動を初めて半年が経つが、次の健康診断迄は半年ある。途中、実費を払って健康診断を受けに行くのも有りかもしれないが、実は、健康診断自体が少し怖かったりする。生活改善(食習慣、運動習慣)をワンシーズン行って、どのような結果になるか?楽しみのようでもあり、怖いという気持ちもある。
 これから、梅雨時を経て暑い夏を迎えるが、今の決意としては過剰に甘いアイスクリーム、炭酸飲料等を意識して避けて過ごしていこうと思う。

 こんな事を書くのは、今日は結構暑く、15時頃の喉の渇きを癒すために自動販売機の前に立ったが、炭酸か?コーヒーか?ポカリか?迷った末に、緑茶を選んだ訳だが、緑茶を決断する際に頭を過ぎったことが、上記の高尿酸に対する意識だったりする。
 一説には、高尿酸血症はメタボリックシンドロームへのバイオマーカーと言われたりしているので、諸悪の根元である内蔵脂肪を除去することが、これらの重大疾病予備状態からの生還に効いてくるものと思う。

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2006年5月28日 (日)

最近のアクセス数

 このブログは、昨年末に立ち上げて総アクセス数が5339件となっている。6ヶ月で5300アクセスで、平均すると850アクセス/月くらいである。まぁ、カウンタの設定を色々変えたりしたので、実質は500アクセス/月くらいか、、、。これは、オートバイのメインサイトの1200アクセス/月に比べると少ないが、昨日は1日で89アクセスとなった。これは、過去最高である。このペースでいくと2500アクセス/月くらいになる。
 内容的には、ブログは自分の日記故に、更に役立つ情報は少ないがアクセス増加率は多い。これも、健康に留意する人が多いことを示しているのかもしれない。

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今日の運勢欄、新聞にて

 今日の朝刊の運勢欄をぼんやり見ていたら、『生活習慣病による発作に注意、循環器系統が弱い人・・・』と自分の誕生月のところに書いてあった。これには、少々ビックリである。別にその月に生まれた人が全て中高年という訳ではないだろうに、、、、。運勢に書くネタが尽きたにしても、そんなところに迄、生活習慣病という文言が載る事自体に驚きである。因みに、地方紙の中国新聞の朝刊である。

 勿論、日曜であるから『あるある大事典』でも、DHAの効能で、血液サラサラ、高脂血症予防・・・というネタを今日も放送していた。ホントに、色んなメディアで生活習慣病、メタボリックシンドロームネタが露出していると思う。

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2006年5月27日 (土)

臍周り測定が健康診断項目に

 なにやら、臍周りの測定が健康診断項目に入れられるらしい。
 時期的には2008年度からで、対象は40歳以上がそうらしい。
一般健康診断は、社会人の場合は全年齢が対象で、今は35歳以上が成人病検診で、バリウム飲んで、血液検査というのが追加されているが、40歳以上では更に臍周り周長というのが入るということだ。
 今から20年前は、成人病という言葉に気を留めることは無かったし、数年前の生活習慣病というのも意識の外であった。生活習慣病、糖尿病、高脂血症、高血圧症という言葉は知っていたが、何れも歳を重ねると自然となるという程度の認識であった。しかし、健康診断による判定項目で※印が増えてくると人ごとでは無くなる。糖尿病、高脂血症、高血圧症というだけでは、自覚症状が乏しいために危機感を抱かないが、これらが原因で、脳梗塞、心筋梗塞という重大疾病に繋がるという認識を持ったのは、成人病に該当しつつある健康状態を自覚してからであり、成人病=生活習慣病が内臓脂肪増加による代謝異常症候群によるものと認識したのは、健康診断結果による危機感を感じたからだ。
 危機感を感じると、人間は結構粘り強く物事に取り組めるものである。今は、ここ半年の生活習慣の大幅な変更で内臓脂肪とは縁が切れているし、血圧等も正常値に戻っているが、健康状態の異常が内臓脂肪に起因するという説を理解し、これを除去するのが健康状態を回復させるに最も有効であると自分で納得したから行動できたのだが、その内臓脂肪が死を招くという因果関係の恐怖というのは、健康に対する意識によっては他人事のように思う人も少なくないように思う。特に、自分で健康だと錯覚する人にとっては、自覚症状の薄い疾病状態であっても気に留めない人の方が殆どだと思う。案外、臍周りの周長を測定しても、当事者同士では笑い話的にサラッと流す人も多いんでは無いだろうか?
 まぁ、昨今の内臓脂肪、メタボリックシンドロームという言葉の露出度合いから考えると、案外、該当年齢層には定着するかもしれないが、内臓脂肪=死の前兆と紹介するTVプログラムよりも、内臓脂肪=肥満=ダイエット、ダイエット=安直ダイエットという関連づけでバラエティー的に扱う番組の方が多く、内臓脂肪除去と代謝活性化に有効な継続した運動というのは、継続実行する前に、しんどい、キツイという印象を与えないかが心配である。昨今のダイエットブームとメタボリックシンドローム改善ネタの露出ブームというのは、同時に語られることで、最も効果的な内臓脂肪除去法である継続性を持った運動というものを逆に遠ざけているのでは?と思う。
 ダイエットという言葉は体重減、見た目のスリム化に偏重し女性のテーマ的に扱われており、ネット等でも見かける栄養の過度の摂取制限、サプリ依存、器具による筋肉刺激等に依存しすぎると、内臓脂肪の燃焼に不可欠な筋肉の減少に繋がるのでは?と思う。筋肉を動かすことが脂肪燃焼に最も有効なのだから、随意組織である筋肉を随意的に動かすのが必須であり、負荷を掛けて意識して動かす事を継続するという根気と執念を維持し続ける事が最も重要だ。特に、立場的に多忙な世代である40歳以上のお父さんは、楽して胴回りだけ落とすとかに走りそうで、今度は隠れ糖尿病なんかになったりするんでは?

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2006年5月25日 (木)

隠れ糖尿病は隠れ脂肪から、、。

今日のNHKの『クローズアップ現代』でのテーマである。
糖尿病=生活習慣病=内臓肥満の方程式は、昨今のメタボリックシンドロームで良くしられているが、一見、痩せている人でも糖尿病に分類される疾病を有する人が居るそうだ。

普通、血糖値の測定は、空腹時血糖値で判断されているが、血糖値は生活のリズムで上昇、下降するらしい。そして、空腹時の血糖値が低くても、それ以外で血糖値が非常に高くなる人が多いのだそうだ。つまり、空腹時では血糖値異常がなくても、実は高血糖状態となる人が、通常診断で異常無しとされた人の内、40%以上が実は糖尿病になっているという。

原因は、血液中のインシュリンの働きと血糖値の低下が非常に緩慢なことが原因で、結果的に血管中が高血糖状態に曝されるそうだ。高血糖の血液は、血管を損傷させて、その損傷部位に白血球の一種であるマクロファージが集まり血管内径が狭まり、なんらかの拍子に、そのマクロファージの固まりが破けた時に、心筋梗塞等を引き起こすとのことである。そして、そもそも血糖値が上がりやすく下がりにくいのは、糖分を消費する筋肉の糖分消費能力が衰えていることが原因で、筋肉が糖分を消費しにくいのは、筋肉組織内に溜まった脂肪が原因であるとのこと。つまり、隠れ糖尿病っていうのは筋肉病の一種だそうで、この状態が長続きすると膵臓の機能低下が慢性化して真性の糖尿病になるらしい。このリスクを発生させやすい条件は、下記の通りで、

・40歳以上
・家族に糖尿病の人がいる
・20歳の頃より肥えている
・運動習慣が無い等々

だそうだ。これを改善するには、動物性蛋白質、脂肪を抑制し、食物繊維を摂取して運動し、結果的に体重を5%落とすことが有効とのこと。隠れ糖尿病、糖尿病から生還するには、特に運動が必須らしい。そして、運動には脂肪燃焼目的の有酸素運動に目が行きがちだが、有酸素運動によって糖分の消費を活発に行わせるに必要な筋肉を強化する無酸素運動も重要である。

 最近は毎日確実にメタボリックシンドローム、糖尿病、生活習慣病等のプログラムを目にする。そのため、運動を続けよう、体調と体型を維持しようというモチベーションを保つのに都合がよい。

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2006年5月24日 (水)

腰痛と内蔵脂肪

 会社の安全衛生週間でのポスターには、表題の腰痛に対する注意というものがある。
 一例を挙げると、VDT作業における着座姿勢への留意、重量物運搬時における姿勢への留意である。確かに、そのような要素は大きいと思う。
 自分自身、昨年は腰痛を感じることが度々あったのは事実である。勿論、就業中の姿勢の不具合により腰を痛める要素はあるが、腰痛を訴える世代というのは、概ね35歳以上の中年世代であることが多い。(自分も該当していた)そして、自宅にも腰痛を緩和する中山式指圧器等も融通して時折使用していたのである。

 ところが、昨年の暮れ以降、腰痛を感じることは全く無くなった。勤務時における作業形態は変化していない。結果、指圧器も今は何処にあるのか不明という状態だ。腰への負担は無理な姿勢による筋違いによるものもあるが、それ以上に腰回りの筋力不足と、日常的な腰への負担が支配的な要素では無いだろうか?

 今思うに、安全衛生のポスターへの留意である作業姿勢注意による腰痛予防だけでは、不十分では無いだろうか?腰痛を訴える世代が35歳以上である反面、VDT作業にしても現場作業にしても作業習熟度が未熟な若年世代の方が負担が大きい筈だが、逆に若年世代で腰痛を訴える者は極めて少ないというのは、姿勢以上に腰に与える影響の大きな因子が存在していることを暗示しているように思う。ここ数ヶ月の腰痛に対する意見としては、日常的に腰に負担を与えているかどうかが腰痛の主要因ではないかという事。

 具体的に言うと、腰に負担の掛かるような体型(腰回りへの余肉の負担)であり、正しく内蔵脂肪というのが腰痛の主要因のように思う。腰痛予防、治療に最も効果的なのは、対処療法ではなく、内蔵脂肪除去が第一であり、内蔵脂肪燃焼を促進させるための筋力増強では無いだろうか?ここ最近継続しているのは、内蔵脂肪燃焼と心肺機能強化のための1時間以上ノンストップで泳ぐ水泳(50[m/分]の速度で)、最近は更に1時間以上高負荷で走行するサイクリング(合わせて週に3日程度)と、有酸素運動時における燃焼効率増強のための筋力強化目的の毎日500回のベンチプレス(上体強化)と連続30分以上の腹筋運動(腹部強化)、連続20分のステッピング運動(下半身強化)、これらの運動が効率的に行える準備運動としての3分間アイソメトリックス運動を行っているが、このような運動を行うことが腰痛予防、解消に最も効果的だと思う。

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2006年5月23日 (火)

食習慣

 ダイエットは運動、食事の生活習慣改善が効果的と聞く。
 食生活において、摂取栄養バランス、補助栄養剤としてサプリメント、特殊加工した食材の利用が結構もてはやされている。面白いところでは、最近は白インゲン豆の加工品摂取により150人以上が不調を訴え30人以上が入院という記事が、朝刊に載っていた。これにしても、一応自然派食材ではあるが、結滞な事を行うと、自然を謳うものでも弊害がある。

 サプリ類を否定する自分ではあるが、一応食生活も昨年以前に比較すると注意している点がある。それは、

・一口40回以上噛んで食べること。
・摂取順位としては野菜、魚、肉類、納豆御飯という順番を守ること。
・一日三食を確実に摂取すること。
・朝昼の食事においてはヨーグルトを摂取、朝は牛乳、昼はヤクルトを摂取すること。
・朝晩の御飯では納豆を併せて食べること。
・夕食では確実に大量の野菜を摂取すること。
・飲料品はブラックコーヒー、お茶に限ること。
・ケーキ等デザートは月4回以下に限ること。

以上を厳守している。因みに、摂取する食事量は、従来以上を摂取しているが、この状態でストレスも感じないし、空腹感も無い。リバウンドも今のところ発生していない。逆に言えば、この程度の制限で食事制限は十分なのだと思う。それ故、サプリ類に興味が持てないのかもしれない。

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2006年5月22日 (月)

ぽっこりおなか

 今日も、表題の表現で内臓脂肪を原因とする疾病への注意喚起の記事が掲載されている。明らかに、ネット、TVでの露出度合が高まっているのが判る。
しかし、TVでは半ばバラエティーのノリで紹介される場合も少なくなく、身近に迫った危険という認識は持ちにくいような気がする。

 一方で、生活習慣病という言葉が定着し、これの治療に保険が適用できるような病院も出来ている。この病院というのはスポーツクラブ風であり、各人に応じた運動メニューが処方箋として扱われるようで、生活習慣病該当者しか利用できないという点が、普通のスポーツクラブとは違う。現実的にこのような病院が成立するというのは、該当者が相当数存在するということで、近い将来、大きな社会問題になるような気もする。

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2006年5月21日 (日)

人事異動の季節で垣間見る組織の健全性とは?

 勤め先の会社でも表題の季節である。異動、昇進様々な憶測と思惑が交差し、嫉妬と落胆の思いが渦巻く。
 新入社員の人たちも配属先が決まり、本格的な社会人への一歩を踏み出す時期だ。そして、入社した人たちは、年数の経過と共に、会社生活に慣れて希望というか活力を維持する反面、各人の思いに確実に存在する諦めと意識の停滞、怠け心というものを持っている。その要素はどんな人にも有るだろうし、その人なりの行動には、意欲と減退が身体機能における交感神経、副交感神経のような形で絡み合い影響しているのだろう。

 人間の欲望には、食欲、性欲、睡眠欲と有るらしいが、人間には社会組織で生きるという習性から名誉欲というものもある。会社組織におけるそれは昇進人事による階級の違いに対する各人の思いから感じ取ることが出来る。この人事制度というのは、組織側からみると過残業者の人的経費削減から管理職に任命するという場合もあるが、本来の管理職とは、上部組織と下部組織間の意見の中継役であり組織の業務に精通すること以上に、組織を円滑に運営する能力が必要である。そして、最下位中間管理職は上役に比べると若年である場合が多いが、そのような者に人選はどのように選ばれるのが良いのだろうか?個人的な見解としては、実働組織の中で、『この人の意見に従って仕事をしたい』という慕われる存在を選ぶべきだと思う。慕われる存在というのは、実働部隊の意見を集約し取捨選択を行い代弁者として組織に情報、意見を上げることが出来る存在である。
 しかし、現実には上役が人選する手前、『上からみて使いやすい奴、難しいことを言わない奴』を選ぶことが少なくなく、これでは、経営者と雇用者間での信頼関係は成り立たないのでは無いだろうか?人選において上から見た扱いやすさが重視されると、その前後世代からは懐疑心と諦めの声が上がることもあるだろうし、そうすれば、本来高いモチベーションを維持し職務をこなす人間が貧乏くじを引くことだってある。過去から現在に至る早期退職希望者には、信念を持って仕事を取り組んでいた人が少なくないのが、このような推測を行わせる理由だったりする。少なくとも、対象人材世代に不公平感という懐疑心を起こさせない平衡性を与えるような気配りはすべきだろう。

 組織の活力を維持するというのは、管理職がストレスを感じない組織を作ることが第一であり、上下からの意見の板挟みで中間管理職が病に冒されるようでは未来は暗い。雇用者と経営者が意識を共有できるような体制が必要である。ここ十数年、中間管理職の多くは病に冒される場合が多く、同じ考えで扱いやすさ基準で選考を進めれば、彼らもきっと病に冒されていくだろう。

 因みに、私はなるべく職制の流れに乗ることは好まない。自分自身、管理職としての価値は、上役からでなく部下から存在意義を否定されたときに失うものだと思う。
 自分的には唯我独尊が好みである。課長も部長も役員も糞食らえだ。敢えて望むなら、将軍とか王様みたいな訳のわからない方がやりやすい。なぜならば、現体制は意見の一方通行に都合が良い組織体系であり、その序列に属するだけで寒気がするし、自分のモチベーションを維持するのに不要な労力が費やされるからだ、、。

 心身の健康を保ち、若さと活力を維持するというのは、運動が第一で、神経系を活発に活用するのがベストである。同様に企業組織においても情報、意見の交換が活発に行わなけれ、目まぐるしく変化する市場情勢に合わせて企業の目的を定め、それを最短で実現すべく新陳代謝が活発な如く各世代の利点を活かせる組織を作れる柔軟さが無ければ、組織としては代謝不良、機能不全等の疾病を併発し、最終的には心筋梗塞、脳梗塞のような致死的な病で死すのみである。

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2006年5月20日 (土)

健康ショップ?

 最近は、景気が良いのか悪いのかよく判らない。新聞、ニュースでは景気拡大、景気回復という言葉は良く聞くが、身近の商店街を見ると決して客が多そうではないし、閉店する店も少なくない。閉店するのは、小さな銀行出張所、支点~老舗の商店迄様々だが、店舗規模の大きくないものが店じまいをしているように感じる。

 そんな閉店店舗に突如現れるのが、表題のような店舗である。そして、その開店時には御老人が朝早くから長蛇の列を作って開店を待っている。なにやら、無料で配られるらしいが、詳細は定かではない。このような風景は、開店から二三日間の間は見られるが、すぐさまショップ自体も消滅している。扱っている商品は、無添加、健康等々の食品、飲料品目等が多いようである。そして、長蛇の列を作る客は殆どが70代以上のように見える。客の整理、中に覗けるスタッフはスーツ姿の30~50代の人というパターン。このような光景は、ここ数年特によく見かける。無料で商品を配るだけでは店側は儲からないので、そのリターンというのは確実に有るはず。そして、営業店舗が極めて短期間で消滅するのは、特定地域に営業活動を継続することで店側にメリットが無いということ。それでも、隣接地域のどこかには似たような店舗がオープンしては長蛇の列を作っているのだろう、、、。
 健康長寿への憧れが強いからなのか?無料という言葉に弱い人が多いからなのか?あるいは、別の意味があるのか?不思議な気がする。

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2006年5月18日 (木)

NHKでも扱う『メタボリックシンドローム』ネタ

 今日、午後9時のNHKニュースの特集でもやってた。
 『メタボリックシンドロームへの各地での取り組み』ってやつ。
 地元、広島でも自動車メーカーのマツダの社員が紹介されてた。なんと、徒歩通勤片道2km以上で、特別手当1500円支給だそうだ。放送内容的には、昨年メタボリックシンドロームの定義が確立して、男性で臍上の胴回り85cm以上で、高血圧、高脂血症、血糖値の内で何か二つ以上の問題を抱えている状態をメタボリックシンドロームと言い、その根元が内臓脂肪にあるという解説。疾病状態からの改善には、運動習慣と食習慣の見直しが必須・・・といった内容。

 自分がその対象に当て嵌まっていたせいか、意識しているためか、昨年から『メタボリックシンドローム』という文言を良く聞く。今は、内臓脂肪等肥満状態を脱しているから冷静に聞けるけど、当事者意識を持って聞くと怖いモノである。明日も泳ぐぞ、明後日はチャリ漕ぐぞと決心を固める今日この頃である。

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2006年5月14日 (日)

日曜、祝日メニュー

自転車を購入したが、平日は乗る機会というものが少ない。
よく、通勤に使う等々というのがあるけど、通勤経路におけるストップアンドゴーの走行、渋滞時間帯での走行というのは、あまり負荷も掛からないし、混雑しており楽しくない。自転車の目的というのは、爽快に気持ちよく走ることであり、出社に必要な荷物の装備ということ自体が気にくわない。必要なモノは財布のみって感じが希望だ。
自動車が通勤、単車は攻める、では、自転車は?ということになるが、自転車はずっと続けてきた身体作りの成果は、自転車に乗ることによって身体機能の変化を確認することである。勿論、自転車に乗ることで健康を維持するという要素もあるけど、身体機能の強化は、基本としてウエートトレーニングと水泳の二本立てであり、これらの継続によって10代の頃の身体能力に何処まで近づけたか?を確認することである。
 そこで、選んだのが自転車だ。過去の自転車歴に覚えた筈の自転車の扱いを自分の中で覚醒させ、高速巡航、峠登り、瞬間最高速を確かめれるメニューを作り、そこで表示される速度、時間をログとして残し当時と比較するためのモノである。

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2006年5月12日 (金)

加齢による代謝低下とは真実か?

 昨今のダイエットブームでは、安直、簡単、速攻を売りにしていることが多い。そして、そのターゲット客層としては30代以上の中年以上の世代であることが多い。そこで取り上げられる商品群の説明は、30代以上になると代謝が衰え、脂肪燃焼能力が衰えるという現象を説明し、脂肪燃焼を助けたり、摂取制限を与えたりするサプリメント等を提示して、20代以前の体型を取り戻せることを最もらしく説明している。

 確かに、このような説明を延々と流されて、半ば強制的な習慣化というか暗示に掛かるとそのように思えてくる。果たして、この説明は真実なのであろうか?

 日本国内に限らずアメリカにおいても若年世代の肥満は社会問題となりつつある。そして、10代、20代であってもやはり肥満体型の人は存在している。そして、別段、筋肉質でも無いのにスマートな中高年世代も数多く存在している。

 カルニチンというものを例に挙げると、40代以上になるとカルニチン分泌量が減少し、脂肪燃焼が行われにくく・・・とある。確かに、カルニチンによるダイエットで一定の効果が在るらしいのは判らないではないが、果たして、カルニチンの分泌量というのは年齢によって直結的に左右されるものなのであろうか?年齢によって一意的な関係を持つのであれば、中高年世代というのはデブしかいなくなるのでは無いだろうか?最近、そのような疑問を持つことが多い。

 というのも、自分自身、既に40を越えた年齢であるが、食事制限を全く行わず、いや寧ろ以前以上に沢山の食事を摂っているにも関わらず、運動のみによって比較的短期間に脂肪燃焼が行えて、現在のところ他の不具合、リバウンドという状態にはなっていないし、悩んでもいない。そして、行う運動量と得られるダイエット効果というのは、40代の現在でも30代、20代の頃に行った健康管理と同等、或いは同等以上の効果を得ている。つまり、メディアで言われている理屈と自分の実体験に非常に大きな違和感を感じているからである。

 人体における脂肪燃焼、栄養分摂取、分解等の化学反応には、反応、吸収、消費を助けるホルモン、酵素等々様々な分泌物質によって行われている。そして、その分泌性能というのは確かに年齢とともに変化するのかもしれないが、その変化量に与える影響の内、年齢の与えるインパクトというのは案外小さいのでは無いだろうか?体内器官における生分泌物質の供給量とは、供給器官の活性度によって決まり、その活性度は器官を刺激する神経系の活発さによって決まるように思ってしまう。人体組織において神経系というのは、内臓、筋肉、中枢の全てに渡り存在しており、神経系の働きを高めることが末端組織の機能を活性するのではないだろうか?

 私自身、医学的な知識は全く有しておらず、根拠を持ったものではないが、体験上そのように考えてしまう。神経系の情報伝達を活性化するということは、例えば、運動することで、その筋肉組織を動かしたり、疲労を感じることによって神経系は利用されている。或いは、考えることによっても、大脳を内部における情報伝達量の増大によって神経系は利用されている。一般にアスリート、運動習慣を有する人はスマートであるが、運動とは異なる分野、文化的な分野においても取り組みを継続している人というのはスマートな人が多い。更には、好奇心旺盛な幼児、未就学児童にも肥満体は少なくスマートな人が多いように思う。

 思うに、加齢によって社会的制約、物理的制約によって肉体的、論理的に活動の自由度を失い神経系を働かせる頻度が減少するというのが、加齢によってということに繋がっているのではないか?と思う今日この頃である。幾つになっても若くというのは、年を取っても若い頃と同じ活発さを持って物事に望めるということでは無いだろうか?

 そのように考えると、芸能人で言うと所ジョージさん、岩城晃一さんとかは趣味に非常に凝られており見た目も若い。どのような健康管理を為されているかは知らないが、御多忙故に過激な運動は行われていないように思う。あの若さというのは、好きなものに拘り、常に好奇心が旺盛で新しいことに物怖じしないというライフスタイルから来ているように感じる今日この頃である。

 逆に、若年肥満の方というのは、食行為以外の社会生活の中で興味を持つものが少なく、社会で触れられる様々な物事に対する好奇心が生まれていないのでは無いだろうか?

 そんな事を考える今日この頃である。何時までも、少年の心を持って好きなことを好きなように行い、仕事にしても、その中で興味を持ち楽しみを創り出す精神を大事にしたいものである。思えば、自分でも最近の体重増加時期というのは、住宅資金の調達、結婚~育児という人生の節目の前後の時期に相当しており、確かに、この間は大好きな単車も控えめであり、仕事的にも公的な仕事を行っていた時期で結構型に嵌った仕事をしていたので、過去の人生の中では、物理的、精神的な制約条件が多かった方ではないかと思う。
 今は生活にも慣れ、時間的、精神的、物理的な制約も減り、好きなことを好きなだけできるし、仕事でも好きなように勝手に進めることが出来る。このような人を取り巻く環境と、その中でのモチベーションによって生体機能は変化するのでは無いだろうか?

 この意見に賛同できる方でダイエットに成功しない人は、是非、自分の好きなことを見つけ、その道に求道し続けるという好奇心、探求心を持って生活に挑んでみては如何だろうか?

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2006年5月11日 (木)

自然派志向って、、、

 最近、ダイエットネタで多く見掛けるのが「自然派」って言葉。
 そして、自然派が指し示すのは、化学的な手法で用いていないものを利用するのがそれを示しているようである。確かに、自然、天然モノで出来ていれば自然派を名乗るのも理解できないではない。

 ところで、何をもって自然というのだろうか?食材にしても天然食材=安全と言い切れるのだろうか?確かに、純度の高い化学合成系サプリメントや、化学反応故に反応平衡によって付随する目的外物質を含むモノに比較すれば人体に与える悪影響は少ないのかもしれないが、どうであろうか?

 トラックバックでも「バジルシード」ネタが付いたが、その他、寒天系、或いはプロテイン、カルニチン等々色んなモノが安全を名乗り市場に出回っている。そして、これらは栄養分の摂取制限、或いは脂肪燃焼を本来の人体機能以上に作用させることを目標にしているようである。人間という文明生活を営む生物において、食というのは文化であり他の生物には無い特徴であるが、サプリメント、或いは満腹感を得るためだけの食材というのは、食文化を堪能する機会を失わせている点において、人生の楽しみを奪っているのではないだろうか?これらを利用することは果たして自然なのだろうか?という疑問を持つ今日この頃である。

 弊害が無ければ全てOKなのか?或いは、弊害が明らかになっていない=安全と言えるのか?或いは、過剰摂取による本来の必要量が確保出来なくなる栄養失調等の問題は?等々考える程に微妙な存在に思えるものだ。

 人体の健全性を確保する上で最も重要なのは、新陳代謝である。そして、人体の生化学反応の多くにはサイクル反応が在り、人体を巡る物質は常に循環し代謝するというのが大前提であり、循環代謝を促進するには、十分な摂取と十分な消費によって成立する。この代謝量を高め、物質収支を保つことが健康を保つことに繋がるというのが持論である。そして、体内の物質循環に伴う反応促進には各種酵素、ホルモンが密接な役割を持っており、これらの分泌調整は未だ明らかになっていない生体機能によって賄われている。判りやすい例として、でんぷんの分解に必須の唾液(アミラーゼ、マルターゼ)の分泌は噛むという行為によって量が調整されているが、消化酵素にしても様々な種類の物質が様々な器官において分泌調整されている。

 本質的に自然派を名乗るには、本質的な生体機能を活かすことが重要である。

 というのが持論である。

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ピーカンバディ!

 表題の番組、TBS系列で先週の土曜日に放映していた。これは、合間にチラチラと見ていたが、炭水化物をしっかり食べながらも炭水化物の分解酵素であるアミラーゼのはたらきを抑制しつつも、その他の栄養素は摂取できる方法を紹介していた。
 その手法としては、白インゲン豆をどうにかして粉末状にしたものを炭水化物と一緒に摂取するというものである。見た時の第一印象は、『へ~っ』って感じで真似をしようとも何とも思わなかったが、週が明けてニュースになっていた。なにやら、その方法を真似して嘔吐、下痢の症状が現れるそうだ。そして、その人数が数百人単位ということで、その人数単位に驚いたのが今日の出来事である。
 テレビっていうメディアの発信する情報の影響力の凄さに驚いたのが一番である。時代の寵児として祭り上げられていたホリエモンも、そのパワーが欲しかったんだろうな?と思った次第。そして、テレビというメディアには、最近のダイエットネタで取り扱う情報の及ぼす影響をしっかり考えて欲しいとも思った。
 当ブログのコンセプトはあくまでも自然派であり、偏った栄養摂取、薬剤、サプリ等は基本的に×志向で、あくまでも正攻法の運動によるカロリー消費と、それを続けるためのモチベーションの保ち方の工夫であるが、テレビ等で発信されるダイエットネタというのは、手軽に、気楽に、簡単にという安直ダイエットが極めて多い。安直ダイエットというのは、急激な効果を短期間に示すことを売りにしているが、それって身体状況を健全に保つという視点からみてリスクを伴うか否かを十分に認識して情報発信すべきであると思う。
 但し書きに、小さな字で『専門家の指導・・・・』『身体の不調・・・・』とのアナウンスも無くはないが、それを書いたからといって免罪されるものでは無いんじゃなかろうか?
 発信される情報を利用するか否かの判断は、視聴者に委ねられているが、その視聴者の判断によって生じたのが、今回のクレーム騒動である。判断を間違う方が可笑しいというのはナンセンスであり、最低でも紹介する手法の適性度が視聴者自身で判断できるような基準も伝え、適正で無い場合に発生する症状(負の情報)も発信すべきであろう。
 まぁ、視聴率志向の番組製作側にはそのような意識は無いだろうが、、、、。問題にならんかったらEverything OKというのが日本的だしな、、、。その結末が、某自動車メーカーのクレーム隠しとなったように、、、。

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2006年5月 9日 (火)

メタボリックライダー?

 2004年の厚生労働省による国民健康・栄養調査でメタボリックシンドローム有病者、予備軍の実体が明らかになったそうである。
 関係あるところで、成人男性で有病者が1300万人、予備軍が1400万人、特にに40代以上に限定すると、各々940万人と1020万人で、二人に一人がそうだそうだ。
 メタボリックシンドロームは内蔵脂肪によってもたらされる重大疾病発病リスクが高まる状態だそうで、男性の場合、臍位置での胴回りが85cmで、尚かつ高脂血症、高血糖、高血圧の内、同時に二つを患っている状態がこれに該当する。因みに、ウエストが85cmといっても背格好によっては判断しづらいモノである。簡単な確認方法としては、テレビでも紹介されていたが、腸間膜に付いているか否かを判断するには、呼吸によってお腹を凹ます動作を行ったときに通常状態と凹んだ状態で臍周りの周長が10%以上変化するかで判断するのが良いらしい。腸間膜に脂肪が付いているとお腹を凹ましても腸が移動できないために、お腹は凹まないという理屈だそうだ。
 対策としては、この三疾病状態の根元である内蔵脂肪を減量する必要があるということで、三疾病が原因で発生する脳卒中、心筋梗塞等の発症後での対症療法よりも原因である内蔵脂肪を減らすことが最も重要とのこと。内蔵脂肪とは腸間膜に付着する脂肪であり、溜まりやすく減りやすい脂肪であり、減りやすいという意味からダイエット、生活習慣の改善で割と簡単に無くしてしまえるものである。内蔵脂肪の対局としては皮下脂肪というのがあるが、これは、体温保持、内臓保護等の役割があり、これが原因となる重大疾病はあまり聞かない。敢えて言えば、体重増による腰痛くらいであろうか?

 話は変わるけど、今40代のライダーにおける思春期における単車とはレプリカバイクである。そして、昨今の健康ブームで本来の健康増進に最も機能するバイクはロードである。しかし、現在単車といえばビッグスクーター、アメリカン、ハーレーであり、自転車といえばMTB、シティサイクルというもの。これって、もしかしたら国民の健康状態を色濃く反映しているのかもしれない。内蔵脂肪で腰回りに肉が余っていたらレプリカどころではないし、腰痛持ちになっていたらレプリカのような前傾、ロードバイクのような超前傾姿勢なんて有り得ない選択だろう。元レプリカ乗りでレプリカ好き、峠好きでありながら、アメリカンを選ぶのではなく、アメリカンしか乗れなかったりして。そんな気がする。色んなサイトでは、レプリカを操るに40代を越えたら反射神経云々という意見も耳にするが、実は重量増によって反応速度が遅くなっているだけじゃないだろうか?
 レプリカバイク、ロードバイクの何れも乗り手の運動能力が結構重要なポイントである。これらに乗るということは、即ちスポーツである。スポーツには基礎体力と、機械を使うスポーツ故に機械の理屈と操作技術の二点が必要である。そして、去年よりは確実に一つ歳を重ねていながら、走りは軽くなったのを実感している。そう思いながら、最近のダイエットを振り返り、ダイエットを行ってきて良かったと思う今日この頃。そして、基礎体力の維持増進と道具の操作、習熟には近道は存在せず、地道にコツコツと継続するしか手はないのである。
 基礎体力、健康の維持増進とは、20代の頃の生活を取り戻すだけで十分であり、40代の生活のまま、サプリ、食事制限で体重を落とそうというのは、如何にも安直で、マイナス思考のように見える。若い時代に戻るためには、多感な時期と同じような好奇心と活発さを生活にアレンジするだけで良いのだから、、、、。

 因みに、メタボリックシンドロームは低年齢化が進んでいるそうだが、これは若年世代のスクーター、アメリカン、ストリート系への志向と暗にシンクロしているのかもとも思う。アメリカでは国民の40%が肥満対象であり、大統領さえも深刻に悩んでいるそうだ。日本も同じで、栄養過多の運動不足が全年齢に該当しているのかもしれない。栄養過多の運動不足のライフスタイルといえば、所謂、屋内系オタク的ライフ、バーチャルプレイといったことに時間を費やしたがために生まれるものかもしれない。結果、GT3とかTTとかといったバーチャルレーシングゲームが流行っても、現実世界で乗るのはスクーターのような人もいるかもしれない。

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2006年5月 7日 (日)

サイクルフィットネス

 先月、悩んだ末に自転車を購入した。'05 DAHON BOARDWALK D7(以後BW)である。当初は、嫁の自転車と併走目的だったが、今は新たなるスピードバイクを作るためのテストマシーンと化している。まぁ、スピードバイクといっても、保管場所は室内のロッカーということで、相変わらず折り畳み自転車だが、、、。
 それで、ニューバイクのギア比選定のためにBWで走り回っているのだが、これが結構楽しいのである。コースとしては、

自宅→白島→太田川沿い遊歩道登り→牛田新町→大芝水門→太田川沿い遊歩道下り→楠町で川沿い周回を数周して、祇園新道から牛田山の最頂部を上り、一端降りて二葉山越え→歴史の散歩道を経由して帰宅する。距離にして15~25km位である。

というパターンである。遊歩道ではケイデンス75(最高で90)で52/11T(75rpm)~13T(90rpm)を回し続け、町内平坦路はケイデンス70で52/15T、牛田山(標高150m)、二葉山(標高100m)登頂はケイデンス50で52/24Tというパターンである。遊歩道には殆ど人が居ないので、思いっきり踏めるし、登頂でも交通量が少ないので気兼ねなく行ける。時間にして40分から一時間くらい。良い運動になる。スピードバイクが完成するまでは、自転車乗りとしてのリハビリを兼ねてBWでポタリング?だ。ニューバイクが出来れば、日記に遊歩道における最高速度を表記してみようかな?
 連休等で、スポーツセンターに通えない時は、合間を縫ってチャリダーに変身する生活というのも良いかもしれない。久々に乗ると、ケイデンス90というのは結構堪える。75位が疲れずに楽ちんだ。昔は90回しで続けれていたので、衰えというか老化を感じるところ。

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