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2006年5月11日 (木)

ピーカンバディ!

 表題の番組、TBS系列で先週の土曜日に放映していた。これは、合間にチラチラと見ていたが、炭水化物をしっかり食べながらも炭水化物の分解酵素であるアミラーゼのはたらきを抑制しつつも、その他の栄養素は摂取できる方法を紹介していた。
 その手法としては、白インゲン豆をどうにかして粉末状にしたものを炭水化物と一緒に摂取するというものである。見た時の第一印象は、『へ~っ』って感じで真似をしようとも何とも思わなかったが、週が明けてニュースになっていた。なにやら、その方法を真似して嘔吐、下痢の症状が現れるそうだ。そして、その人数が数百人単位ということで、その人数単位に驚いたのが今日の出来事である。
 テレビっていうメディアの発信する情報の影響力の凄さに驚いたのが一番である。時代の寵児として祭り上げられていたホリエモンも、そのパワーが欲しかったんだろうな?と思った次第。そして、テレビというメディアには、最近のダイエットネタで取り扱う情報の及ぼす影響をしっかり考えて欲しいとも思った。
 当ブログのコンセプトはあくまでも自然派であり、偏った栄養摂取、薬剤、サプリ等は基本的に×志向で、あくまでも正攻法の運動によるカロリー消費と、それを続けるためのモチベーションの保ち方の工夫であるが、テレビ等で発信されるダイエットネタというのは、手軽に、気楽に、簡単にという安直ダイエットが極めて多い。安直ダイエットというのは、急激な効果を短期間に示すことを売りにしているが、それって身体状況を健全に保つという視点からみてリスクを伴うか否かを十分に認識して情報発信すべきであると思う。
 但し書きに、小さな字で『専門家の指導・・・・』『身体の不調・・・・』とのアナウンスも無くはないが、それを書いたからといって免罪されるものでは無いんじゃなかろうか?
 発信される情報を利用するか否かの判断は、視聴者に委ねられているが、その視聴者の判断によって生じたのが、今回のクレーム騒動である。判断を間違う方が可笑しいというのはナンセンスであり、最低でも紹介する手法の適性度が視聴者自身で判断できるような基準も伝え、適正で無い場合に発生する症状(負の情報)も発信すべきであろう。
 まぁ、視聴率志向の番組製作側にはそのような意識は無いだろうが、、、、。問題にならんかったらEverything OKというのが日本的だしな、、、。その結末が、某自動車メーカーのクレーム隠しとなったように、、、。

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コメント

バジルシード、確かピーカンバディでも取り上げていた食材だったような、、、。
天然素材で、満腹感を与え食べ過ぎ防止でダイエット効果を得るものだったような。

でも、こればっかり食って栄養失調にならんように注意が必要だと思う。

しっかり食べてカロリー摂取して、しっかり動いてカロリー消費する。新陳代謝を挙げて体内成分の出入りを活発にする方が良いようにも思うけど、、、、。
満腹感のみを望んで他の食を断つような使い方はお勧め出来ないかも知れませんね。

投稿: 管理人 | 2006年5月11日 (木) 12時51分

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