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2006年6月 4日 (日)

小さな食卓、大きな変化

 表題のタイトルで、NHKスペシャルが放送された。
 若年層における生活習慣病の増加を、子供達の食生活に原因を探る内容である。この食生活において、特に朝食の摂取可否、摂取内容と、子供達の生活習慣病の潜在的リスクの変化、体型の変化を関連づけていた。
 結論として、食生活において好きなモノだけ食べ、朝食を抜くというライフスタイルが栄養バランスを破壊し、代謝機能が低くなった老人のような身体への変化を促進し、過剰栄養と運動不足による肥満傾向、栄養失調状態による痩せ傾向、骨粗鬆症傾向を説明している。
 番組の結論としては、三食しっかり食べて、偏りの無い食生活を習慣づけることが、将来の健康維持には必要という流れである。

 特に、成長期における子供の食習慣の与える影響は、大人以上に大きなものだと思うが、ここに放送された内容は、大人達のダイエットの手法の正誤を評価するにも役立つものだと思う。単品ダイエット、栄養補助剤を主剤に置き換えたダイエット、過剰な摂取制限によるダイエットというのは、健康的な体型維持とは異なる、摂取障害、代謝機能低下による「やつれ」にしか繋がらないのでは無いだろうか?
 好きなモノを食べるのなら、それに見合ったバランスの他の食材も食べて、食べた量だけしっかり運動する。これが代謝促進にも繋がりストレスも感じずに健康的な身体を手に入れる唯一の方法だと思う。

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