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2006年7月19日 (水)

歯周病と生活習慣病のニュース

 今朝のNHKニュースでの特集。
 何やら、歯周病になると、歯茎から生活習慣病を悪化させる活性物質が血液中に供給されるかもしれないとの事である。
 とある企業では、毎食後の歯磨きを推奨し、これが行えたら商品券等を配布し、食後の歯磨きを啓蒙しているそうだ。実施率としては15%程(前年比+1.5%)の事だが、これによる医療費削減として2億円以上に上るらしい。
 経済性はともかく歯医者での治療は、最も足が遠のく種類のモノ。歯磨きをしっかりおこなって歯周病、歯槽膿漏を予防するのは良いことである。

 同時に放送されていたのは、カロリー制限を食生活に与える云々・・・・。卵一つでコレステロールが多いので、減らした方が良いとか、、、、。
 食事制限による生活習慣病予防というのは、判らないでもないが、一般家庭の食生活では、あれもだめ、これもだめという方針で献立を考えると、栄養失調になりかねない。バランスが重要で、視聴者側が特定の必要栄養素を常に十分摂取するという献立を継続して立てれるとは思えない。
 カロリー制限に捕らわれるよりは、しっかり食べて、しっかり動くという方が健康的なような気がする。

 身近には、食事はカロリーメートのみとか、こんにゃくダイエットといえばこんにゃくしか食べないとか、一食抜くダイエットとかを一生懸命やる人が多いが、微妙である。

 そもそも、しっかり噛んでという食行為を実践すると満腹中枢が刺激されて、必要以上には食べれない。ならば、好きなモノをしっかり時間をかけて食べるという習慣を身につける方が自然なような気がする。

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