抗肥満物質、発見!
今度は、摂食やエネルギー代謝を制御する脳の視床下部に直接働きかけて食欲を抑制するたんぱく質を発見したそうだ。
普通の人は、脂肪細胞が分泌するたんぱく質「レプチン」の食欲抑制作用から肥満になりにくいそうだが、肥満の人は「レプチン」が効かないらしい。
このレプチンと同等の作用する物質で、脳細胞から分泌されるタンパク質を発見したそうだ。
これを投与することで、内臓脂肪、皮下脂肪肥満を解消できることをマウスで確認したとか、、、、。
これも、本来脳細胞から体内環境に応じて分泌されるものだろうから、外部供給すると本来の分泌機能が損なわれるようにも思う。
科学の進歩で、新しい発見が為されているようだが、本来備わった機能が科学の進歩で、その一端が垣間見れてるだけの話。一端しか見えないのに、これに飛び付くのは、その裏に潜んだ生命機能の本質にダメージを与えないのだろうか?
通常の肥満認識、美容における痩身意識の違いから、健康体の人が摂取すると栄養失調になったりするかも知れない。或いは、投与を続け本来の身体機能が機能不全になって、投与を止めた途端に食欲抑制が利かなくなり肥満化したりするようにも思う。
生活習慣病、メタボリックシンドロームという言葉=医療関連市場の活性化、ビジネスチャンスと捉えれば、このような技術の進歩も納得できるし、関連企業も儲かるかもしれないが、対処療法で対応するでなく、個人の意識改革主導で対策を講じる風潮の方が、健康的かつ無駄なコスト、弊害リスクも少ないように感じる。
| 固定リンク
コメント