« 最近の自転車流行からバイク界に期待 | トップページ | 自転車から見た四輪のマナー »

2007年1月14日 (日)

納豆ダイエット紹介の影響

 今日、買い出しに出掛けると、いつもの納豆コーナーに納豆が無い!
 先週のあるある大事典の影響のようだ。仕方なく、普段とは違う銘柄を買って帰ったが、、、。納豆に含まれるイソフラボン等が脂肪の代謝率を上げるという説明で、ダイエットしたい人が買い占めた模様。

 でも、納豆って食材は尿酸値を高く作用させるプリン体が大量に入っている食材であることも忘れてはならない。尿酸値が高い人ってのは、内臓脂肪が多い人に当て嵌まる。つまり、太めの人で内臓脂肪型肥満の人ってのは、デブ以前に痛風予備軍状態な筈だ。
 痛風ってのは、発症しなければ不具合に気付かない病だが、発症すると耐えられない痛みを伴うらしい。痛風になるか否かは尿酸値で判断するんだが、既に尿酸値が異常に高い状態を保っている人が納豆を大量に摂取すると、どうなるか?

 代謝率が上がるといっても、納豆を余分に食べる分、或る程度の運動をしなければ、残留エネルギー分は過剰になることを意味している。納豆食べれば安心というのではなく、納豆を食べて、増加した摂取エネルギー分を含んだ状態で運動をすれば代謝率向上の効果も併せて消費エネルギーが増えるだけであり、食っただけでは効果の程は微々たるものか、無いかも知れない。下手すれば、尿酸値が臨界状態の人の場合は、痛風発症という事態に陥るかもしれない。

 そんな事を思いながら、売り場を眺めていたんだが、買っていく人ってのは、どこまで自分の身体の状態、生活習慣の状態を理解しているんだろうか?

 それにしても、日本人ってのは、スペックやマスコミの宣伝に踊りやすい民族だこと、、、。

|

« 最近の自転車流行からバイク界に期待 | トップページ | 自転車から見た四輪のマナー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 納豆ダイエット紹介の影響:

« 最近の自転車流行からバイク界に期待 | トップページ | 自転車から見た四輪のマナー »