筋肉痛
筋トレという言葉は聞き慣れているが、そこでは半ば当然のように筋肉痛がセットという認識を今まで持っていた。
ところで、筋肉痛を調べると原因では2種類に分別されるようである。
・一つは、筋疲労によるもので、激しい筋収縮によって、筋肉への酸素供給が間に合わなくなり、ブドウ糖の不完全燃焼での燃えかすとしての乳酸が残り、筋肉中に蓄積することで感じる痛みである。
・もう一つは、筋損傷によるもので、日常で使わない筋肉を使う事で筋繊維の損傷を招き炎症を起こして感じる痛みである。
筋肉痛とは異なり故障痛といって、漸進的に負荷を掛けずに、急激な負荷を掛け続けることで生じるものもあるが、普通に言われている筋トレ時に感じる筋肉痛とは別個のものらしい。急激な痛みの場合は、筋肉断裂を招いている場合もあるらしい。こういう痛みに喜びを感じては駄目なそうだ。
筋トレ等で感じる筋肉痛とは、数時間あるいは数日後におこる場合の事で、遅発性筋肉痛というものだそうだ。この原因自体は、微視的な結合組織の損傷や代謝の副産物の影響と言われており、その原因自体が前述の筋疲労原因、筋損傷原因に分類されている。どっちの筋肉痛が起こるか?は、トレーニングの違い(低回数 × 高重量のトレーニングを実施した場合と、高回数 × 低重量のトレーニングを実施した場合)によるものらしい。
注意するのは、超回復を狙いオーバーロードとなり故障痛に陥ることだ。筋肉強化には適度な筋肉痛も必要だとされるが、筋肉痛がなければ強化出来ない訳でもないそうだ。筋肉痛が起こらない程度の負荷を漸進的に増やして行く方が運動が長続きするという説もある。
まぁ、日常生活に支障が無い程度の疲労感のみで継続したトレーニングを続けるれる方が、オヤジ的ライフスタイルには都合が良いのかもしれない。特にダイエット目的の筋トレならば、継続性重視であり、疲労感の少ない軽負荷高回数のトレーニングを習慣付けることが良いのかもしれない。
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