ダイエットの基本
あるある大事典の捏造問題は、世間の関心の高いダイエットと分野だったがために注目が多く、批判の度合いも大きいように思うところ。あるある大事典に限らず、以前のピーカンバディ、今放送されている番組のダイエットコーナー等々からネット上に氾濫するダイエット情報を見ると、その数は膨大である。
今の世間の関心事といえば、ダイエットや健康に関連する事が一番なのかもしれない。それ故にダイエット産業は競争が熾烈であり、怪しいサプリ、番組情報、ネット情報が非常に沢山まみれている。
でも、ダイエットっていうのは、金を掛けないと手に入れることが出来ないものではない。ダイエットの基本は、何時も言っているが、摂取エネルギー<消費エネルギーの状態を作り出すだけで得られるものである。
人間の身体ってのは、長い年月を掛けて進化した機能の集合体であり、ダイエットの必要の無い身体ってのが、健康な身体であるのは間違い無い。
この生物進化の原則と健康な身体の関係から、真実としてはっきり言える事は、人間という生物の持つ機能をしっかり使えば、健康な身体が手に入れられるという事であり、機能をしっかり使うということ自体は、煩わしいものではない。大体、機能というのは必要だから備わっているものであり、機能は個体を維持する上で使うのが必須である。必要の無い機能は無いのが進化した生物における大原則。逆説的に言えば、儲け主義でダイエット商売している人にとって、効果のあるダイエット法は提供したら商売が成り立たない訳であり、ダイエット商品自体が何のために存在するか?と考えると、全ての情報が真実とは限らないのが道理だ。
そういう訳で、ダイエットを安く確実に行う事とは、身体機能をしっかり活用するということだ。和風カリスマダイエットオヤジ的に、身体機能をしっかり使うために心掛けた秘訣は、ただ一つであり、
食事は三食決まった時間に、良く噛んで味わいながら食べる。
(注:食材は栄養濃縮系補助食品ではNGで、普通の米、野菜、肉、魚といったものに限る。なぜなら、スナック、ゲル系食材は噛むという行為が疎かになるため。噛むという行為で、体内の栄養吸収の準備(ホルモン、酵素の分泌等々)が整う。)
→これによって、食べ過ぎる事が無くなった。その範囲で間食が欲しければ食べても、必要以上には欲しくなくなる。おやつを我慢しすぎるでなく、一日三食を良く噛んでしっかり食べる事さえ守れば、仮に間食するにしても量的に沢山食べられなくなる筈。
と言う事だ。なによりも肥満という状態は摂取過剰によってもたらされるものであり、摂取行為である食事という行為を人体機能を活用する事に留意して行うことが最初の第一歩である。それ以外の筋トレ、有酸素運動・・・・というのも効果を早めるには効果的だが、何よりも、大事なのは良く噛んで味わいながら食べるという事だ。一度に沢山の事が提案されたり、サプリの奨めがあったりするが、生活の基本である食生活のスタイルをまずは変化させてから、次のステップに進むというのが良いのでは無いだろうか?
本来の身体機能を活用せず、偏った手法に頼る方法では、身体機能の平衡性は絶対維持出来ないし、最終的な効果を得る事は不可能である。そういう意味で、摂取行為の食行動から良く噛んでゆっくり食べるという事だけなら、誰でも簡単に始められるのでは無いだろうか?
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