人体の不思議機能を体感する故にサプリは嫌だ。
ここ1年半のダイエット生活で不思議な現象に遭遇している。
一つは、ここ1年半の運動量、食事量は全く不変な状態を保っているのだが、肥満状態から正常状態には急激に減量したが、正常状態になってからは体重が全くといって良い程変化していないことだ。この現象は丁度1年前に感じた事で、当初は停滞期か?とも思っていたが、それも停滞期の定義とは異なる状態であり、ネットや図書を調べても、納得できる説明が見つからなかった。どう考えても、摂取エネルギー<<消費エネルギーの状態であり、急激な減量中においてはエネルギー収支に従って減量していたのが、急激に減量がストップするという状況が納得できなかったが、以前('06/6/16)記事にしたが、最近判明した脂肪肝の持つ機能を当て嵌めることで納得の出来たことがある。
その機能とは、脂肪肝状態になると内臓脂肪量を感知する脂肪センサーの機能を肝臓が持っているらしく、脂肪肝になると基礎代謝を上げるような神経信号は発するということだ。つまり、当初の急激な減量中においては代謝効率が高まった状態故に減量し、脂肪センサーで過剰脂肪が無くなったと判断したために減量が停まったということ。そして、当初考えていた摂取エネルギー<<消費エネルギーという式は成り立っておらず、摂取エネルギー=消費エネルギーという状態が成り立っており、脂肪肝状態の時に限り、代謝効率が高まっていたので消費エネルギーがその時だけ上回っていたと考えれば納得できるのである。
もう一つの不思議な事とは、筋肉痛や疲労についてである。これらは運動後の疲労が当日夜から翌日に掛けて現れる症状だが、運動量を一定以上に増量しているにも拘わらず、この筋肉痛が滅多に現れなくなったことだ。
例えば水泳は1970年代から1987年迄定期的に続けていて、1987年から1993年迄ブランクがあった。そして1993年以降今迄欠かさず定期的に続けている。この中で1993年に久しぶりに泳いだ日の翌日は全身が疲労一杯だったのだが、その次からは同じ距離以上の距離を泳いでも全く疲労を感じる事がない。今でも、一回の水泳で3~5kmをノンストップで泳いでも疲労感は皆無である。
ベンチプレスにしてもそうである。これも1993年以降継続して行っているが、初めてやった時以外、翌日迄筋肉痛を残した事は無い。
最近行っている、レッグカール、スクワットにしてもそうだ。開始初日は300回程度で脹ら脛、太股の筋肉痛が2日程度残ったが、今は1000回以上を行っても全く感じないのである。
1回の運動で筋肉が強化される筈など有り得ないのだが、初回に筋肉痛を残しても、2回目には当日だけの筋肉の張りを感じる程度となり、それ以降は疲れさえ感じない。これは、神経系に不思議な機能が潜んでいるためなのだろうか?実に不思議である。
きっと、脂肪肝が脂肪センサーによって代謝を高める物質を分泌するように神経系が働くように、筋肉も定期的な負荷を与える事で、筋肉痛を感じさせる状態を検知させる何らかの物質が、私の知らない機能を与えているのかもしれない。常識的には筋肉に過負荷で破壊させ筋肉痛を起こしながら超再生で筋肉が増量されるという話があるが、現状は筋肉痛は感じないが、確かに体脂肪率は減少し、胸囲、太股、脹ら脛等は太くなっておりパワー自体も強化されている。
このような調べても納得できる説明が見つからない事が多々有るために、限定的な機能を薬物、サプリで獲得しようとする体調管理というのは、どうも好きになれない。
| 固定リンク
コメント