睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病
「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気で、「無呼吸」とは10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群と診断される。無呼吸がつづくことで体に負荷がかかり生活習慣病(高血圧や心疾患など)になりやすいとのこと。症状的には不整脈、高血圧、心不全、糖尿病等の疾病の他に、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返されるために睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、活力に欠ける、居眠りがちになる、居眠り運転で事故を起こしかねないという。
この対策には、減量、飲酒制限、禁煙が有効ということで、生活習慣病の対策と極めて似通っている。
睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病のどっちが先か?は判らないが、関連性が在るようにも思えるし、個人的な感想としてもは生活習慣病の方が先のように感じられる。人間という生物個体であっても、メカニズムの健全性とは物質収支、熱収支といったエネルギーバランスが整っているのが必須であるのは、他の機械と同様である。個人の感想だが、エネルギー収支を整えることが、万病の予防にも繋がっていると思う。
このような、忍び寄る重大疾病、突然の事故を未然に防ぐには、エネルギー収支を整えるべく、身体のコンディションを保つダイエットというのが一番イイ。ダイエットにしても小入力小出力というガリガリヤセヤセ系よりも、大入力大出力というパワフル系の方が代謝の活性化という面で良いと思う。
となると、疾病予防の言葉には世間一般で用いられる減量を意味するダイエットという言葉よりも、フィットネス、エクササイズといった言葉こそが一番だ。
フィットネス、エクササイズの副産物としてダイエット効果も現れるという認識で身体のエネルギー収支を整える生活習慣を作ることがベストかも。
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