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2007年1月13日 (土)

愛車に選んだ自転車

 今日というか昨日か、、、いつもの自転車に熱い彼と、終業間際に話をした。内容はあんまり覚えてないけど、話の流れで、持っている自転車を選んだ訳?ってのを聞かれたんで、素直に答えた。勿論、逆に(今乗っていない)単車とか自転車で何がしたくて何を選んでるの?とも聞いてみた。

 彼の場合は、単車にしても自転車にしても、ひたすらに速さを追い求めているんだそうだが、自分の場合は全く違うんだが、この意識ってのは、言葉に出して改めて再認識したところだ。
 自分は、自転車でも単車でも、したことの無い事に強い興味を持つ。そして、乗った上で自分向きか否かを判断して、好きな場合はずっと付き合うというパターンである。
 単車の場合は、オフ車(デュアルパーパス、トライアル)、アメリカン、原付から軽二輪迄のスクーター、ネイキッド、ツアラー、レプリカ等々様々なモデルに乗って、その中で2ストレプリカと4ストツイン以下が最もグッとくる存在であることが判り、今もそれに乗っている。
 自転車の場合も殆ど同じで、趣味として復活した現在と過去を振り返ると、BTR、BMX、パスハンター、ロード、スポルティーフ、ランドナー、ピストと一通り乗った上で、今の状態に辿り着いている。今回の復活趣味で最初に選んだ自転車が小径折り畳みだが、実用上の制限もさることながら、何よりも、過去趣味時代で小径折り畳み車ってモノに乗った事が無かったというのが、選んだ最大の理由である。次に遊ぼうと目論むピストだが、ピストを街乗り専用で使ったことが無いのが今回街乗り車でピストを選んだ最大の理由でもある。

 このように、乗った事のないモノや、初めての使い方ってのが一番の関心事である。そして、このような未体験のモノ(使い方)での一番の関心事には速さなんて存在しておらず、それを、どのように使うと、どのように感じるか?を確認しては、装備、構造、操り方、身体能力を少しずつ変化させながら、感じ方がどのように変化するか?を見て楽しんでいる。

 言ってみれば、数値的な『速さ』の絶対値なんて、どうでも良いのである。彼は、私がピストバイクを発注した理由を、なにやら速さへの拘りとして選んだと勘違いしているようだったが、本当に市街地で速さを求めるなら違う選択肢になる。
 ピストバイクを街乗りで選んだ最大の理由は、小径の西DAHON、マイヨWWの反動のようなモノである。西DAHONもマイヨWWも、言ってみれば非常に複雑で、どんな状況でも自転車側が扱いやすい状況を作り出してくれるものであり、乗り手側の意識としては、自転車の機能を引き出す事=操っているという実感を得る事となっている。
 一方で今回の街乗りピストバイクでは、CRでの漕ぎでの楽しみもあるけど、自分自身の身体能力を駆使して様々な使い方を実現しようとするものである。速く走るに越した事は無いけど、その速さってのは、自分のイメージする程度の速さで良い訳で、別に西DAHONやマイヨWW以上の速さって訳ではないのである。自転車側の限られた条件の中で、自分が対応することで、何処までいけるか?を知りたいというのが一番だ。

 要は、車種にしても走る場面において考える事ってのは、速さに関心は無く、状況毎に機械を旨く使っている実感を得るには、どうすれば良いか?って事であり。自転車の種別、走行する周辺環境に拘わらず、その条件なり一番楽しいのは何か?を考えている。だから、速度を出す必要は全く無いのである。
 逆に言えば、だからこそ、何に乗っても、何処を走っても、一人で走ったとしても楽しいんである。SPEEDママは街乗り適性重視で仕上げ、街乗りで楽しんでいる。他の二台も同様である。もっと言えば、用法的に適性度を欠くような乗り物に拘って乗る気は全くない。チョイ乗り、街乗り~通勤、社用での移動ならSPEEDママが最高である。

 なかなか通じないようだが、こういう考えの人は他にもきっと居ると思う。

 それにしても、単車や自転車に(車も一緒だが、)速さを憧れても良いが、他人に危ないと思われるような暴走は辞めてもらいたいものだ。こういう奴らが、事故、転倒を多発させ、そういう乗り物が危険ってレッテルが貼られている(そんな乗り物が維持出来にくい世の中が出来ていく)んだが、、、。

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