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2007年1月25日 (木)

教育行政

 昨今、ゆとり教育の見直し、いじめ問題、多発する犯罪、モラル低下・・・といった話題を各種ニュースソースでよく聞くようになった。
 ニュースで聞く内容といえば、人間の自己確立の意識の平衡性が保てなくなった終末的な状態による現象が生じてから初めて記事にされるものであるが、終末的な状況(事故、事件等)一歩手前の予備軍状態というのは極めて多く存在しているのでは無いだろうか?
 意識の平衡性が維持出来ない事=自己管理が出来ない状態であり、何故、自己管理が出来ないか?を考えると、その本質は『恐れ(不安)』という感情では無いだろうか?

 人間、誰しも恐れという感情を有しているが、恐れる対象ってのは、先が読めない事、考えても判らない事ってのが根底の対象になっていると思う。仮に、日常生活において遭遇する様々な事が理解できなければ、全てに対し恐れと不安を抱き生きていかなければならないのでは無いだろうか?逆に、信念を持っていれば、恐れることは無いようにも思える。信念とは、自身の恐れへの対処への自信であり、信念を持ち続けるための必須事項は、知識と知識を組合せ問題を解く論法では無いだろうか?

 社会においては、各人が遭遇する事態に模範解答というのは殆ど無いし、誰も教えてくれるものでは無い。ただ、家庭における教育、学校教育課程において、好奇心、探求心を備え、各分野における事象の歴史や真実を理解し、問題を解決するための手法を身に付ける訓練をしていれば、社会において遭遇する様々な問題(対人関係、趣味、仕事・・)に対しても自己破綻することなく取り組めるんだと思う。

 しかし、今の社会においては、そういう事が出来る人ってのは極めて少ないと思う。自分の身の回りだけかもしれないが、言葉は悪いが、稚拙で、無知で、救いようの無い奴が多い。最近は善悪の判断さえも自分で判らない奴も居る。更には、自分の行為が社会のモラルに反するかどうか?も自分では判らない奴さえも居る。聴けば、仕方ないなと思わせる生い立ちではあるが、そんな人が増える程に、モラルが崩壊し、犯罪が増加していくんだと思う。

 政治における教育再生を旗印に掲げるのは良いことだと思うが、再生会議のメンバー、教育現場の指導員、企業における管理職以上の人間でさえ、教育=押し付け、詰め込みと考えているように思う。まぁ、それは或る意味優しいがためなのかも、、、自分なんかは、社会で遭遇する人を見たり話したりした上で、『こいつは終わってる・・・』と或る意味、自分の心の中で死刑宣告というか、死亡診断書を書いてしまう。

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ゆとり教育見直しという文言を、安陪首相直属の教育再生会議が、第一次報告書に織り込む方針を固めたそうです。以前にも書きましたが私は、いわゆる「ゆとり教育」には大反対です。 [続きを読む]

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