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2007年1月19日 (金)

三宅島TT その2

 以前にも三宅島TT開催についての記事を上げたが、既に開催決定というのも古いニュースであるが、その開催内容を見て良いなと思う点がある。

レースの詳細は、11/9~11に開催されるようで、レースとしてはエキジビションレースと一般レースがあり、前者が今をときめくスーパースポーツモデルを用いた著名人による走行で、後者が125cc以下のレースということだ。

 この125cc以下という縛りが良い具合である。エコに本当に効果のある交通手段としての原付二種以下のクラスの市場は、ここ暫く停滞気味であり、見直される兆しさえも無かったけど、このクラスというのは案外便利だし、走っても結構面白いクラスである。自分も原付二種以下のバイクを結構所有しているが、実用車としては過不足無い性能を兼ね備えているし、スポーツ車としても速度の絶対値こそ小さいけれど、軽二輪以上でのオーバースペック感は皆無であり、機能を使いこなすことで身に付く要素は一番多いように感じるものだ。一般公道の日帰り程度のツーリングならば重量車と同行するのも可能である。

 そういう意味で、この催しが定着し、広がりを見せるようになれば、125ccクラスが見直されるかも知れない。このクラスはスポーツバイクの基礎とも言えるクラスだと思うし、過去を遡ると、CB92なんかは生粋のスポーツバイクで人気を集めていた時代もある。
 免許をとっていきなりリッターバイクの世界に行くよりも、小さい事からコツコツと進める方が、乗り手は多くの経験と技量を身に付けるように思う。そうすれば、それより上の250なり400なりの中間排気量クラスも充実するかもしれない。

 今回のレースが成功裏に終わり、市場の形態が変わることを密かに期待したりしている。ただ心配なのは、今の世の中でレースに出場できる車両を準備すること自体が難しい感じだ。細かなレギュレーションが判らないが、125ccという括りだけならば2サイクルが有利だが、そんなベースが存在しないのが現実だからだ。(思い付くのは80年代~90年代にかけてのスポーツ2サイクルか、4サイクルのビジネスバイクくらい、、、でもCB125T辺りをベースにDREAM50風のレーサーなら格好いいか?他が思い浮かばない。オフ車+ロードタイヤというのも似つかわしいかなぁ、、、)

 そんな心配はおいておいて、可能ならば是非観戦してみたいし、将来的には参加もしてみたいと思うところだ。

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