ダイエット、健康器具
昨日はダイエットと器具としての自転車について少し考えてみたんだが、日曜日2/18の地元地方新聞の記事で、フィットネス機器の記事が掲載されていた。
最近のトレンドでは、室内で手軽に運動できるタイプが人気を集めているらしい。乗馬運動で腰回りを鍛えたり、高速振動で体脂肪を燃焼させたり、、、、このようなタイプの機器は元々、フィットネスクラブ用に開発されたもの。市内の家電量販店などでは高齢者、若い女性等に支持されている。また、昔ながらのフィットネスバイクも走りながら心拍数等々がモニターできるタイプも相変わらず人気のようだ。
ケーブルテレビの深夜枠である通販番組でも、同じくダイエット、フィットネス機器類が紹介されており、世間の関心の高さが伺えるところ。
一方で、このような健康機器はブームによって売れ行きが変化しているのも確かである。実際、ゴミとして各家庭の前に並ぶ粗大ゴミを見ると、一時代を築いたような健康機器類を見掛けることも少なくないのも確か。
ブームとともに売れて、ブームが去ると廃棄されるという傾向か?
フィットネス機器は大きく分けて2種類ある。1種類は、自身が実際に運動を行うための機器であり、このタイプは室内という限られた空間で運動が出来るような環境を提供してくれるもの。残る1種類は、自身が意識的な運動をするでなく、運動を行うと同じ効果を実現してくれるタイプのものである。どちらが良いか?は判らないが、運動を行うことを目的とすれば前者のタイプの方が良いように思うところ。我が家にも何種類かの健康機器がある。腹筋台、フィットネスベンチ、ステッパーであるが、何れの機器も前者のタイプであり、自身が汗をかいて使わなければ何の効果も得る事が出来ない。
個人的な感想では、前者のタイプでなければ効果が無いと思う。但し、このタイプの欠点は実際に時間を掛けて器具を利用した運動を行わなければ効果は得られないために、これを続ける根気というものが大事である。(後者は手軽さ優先で根気は必要無いか?)
ところで、フィットネス機器類の捨てられ具合を見ると、前者、後者に限らず良く見られる。何故捨てられるか?と考えると、結局はユーザーの使い方で効果が得られなかったか、根気が続かなかったためだろう。効果が得られないのは、使いようが足らなかったため、元から胡散臭い機器だったため、使っても楽しくなかったためという事だろう。
この辺がフィットネス目的の機器類の抱える問題である。要は、楽しくないのが一番だ。普通に考えて、手軽に簡単にを謳い文句の機器ほど、消費カロリーは少ない筈であり、そういう機器程、ダイエット効果の体感は長い時間を要する。効果が出る前に飽きて辞めるというパターンが多そうだ。短期間で効果を得ようとすれば、消費カロリーを日常に較べて大幅に増やさなければ不可能である。
もし、ダイエット効果を運動によって短期間に得ようとすれば、消費カロリーが高められる負荷の高い運動を集中的にしなければ不可能であり、穏やかながらも長期的に効果を得ようとすれば、興味を失わないような楽しさが無ければ長続きできない。
短期的に効果がある運動といえば、何と言っても水泳に限るし、基礎代謝を高める筋肉増強のための筋トレを併用することが効果的である。
長期的に持続できる運動といえば、効果の実感が得られるまでも興味を失わないような楽しい運動でなければ続かない。そういう意味では、自転車なんかは、痩せる事を目的にしなければ楽しい趣味としてつきあえるし、自転車に乗って散歩するというのを目的とすれば、下手なダイエット機器よりも長続きしそうである。
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