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2007年2月22日 (木)

睡魔来襲

 生活習慣を変えて1年半が経つ。生活習慣を変えた理由は、前にも述べたが単車でキレの良い走りをするためだ。勿論、健康診断での異常値改善も目的ではあったが、キレの良い走り=思い通りに動く体とパワーが必要であり、贅肉除去と筋力強化が目的で、食生活、運動習慣を変える事により実践した。

 食事量、運動量は毎日の変動量を最小にして、規則的に行うというのが最大の変更点であり、食事の絶対量は変えていない。運動量は当初こそ大幅に増やしたが、今は肥満状態時の運動量と絶対量自体に差異は無いところ。但し、運動する時間帯を変えた点(以前は、食前運動だが、今は食後運動)が大きいところだ。

 そのような生活内行動の順序を変えて、身体コンディションが変化させていった訳だが、その変化に伴い、単車や自転車への関心が更に高まり、いろんな事を考えて日常を過ごしている。

 このようなライフスタイルの変化に伴い、更に変わった事がある。それは、身体の状態が変わって以降の話なんだが、ここ半年は夜更かしが出来なくなってきたことだ。いろんな事を考えたいのだが、それより先に睡魔がやってくる。夜中の0時になると、もう睡魔との闘いとなり、大抵は0時30分には爆睡状態だ。
 自転車改造、単車改造を激しく考える時間が増えてから以降は、特に顕著である。まぁ、速く寝る分、朝も少し早めに目が覚めるが、、、、。
 それにしても、単車好きながらも、カスタムや走り方に対する関心が今より低かった頃(肥満気味の頃)は、午前2時、3時迄はしっかり起きれていたのだが、今のライフスタイルになってからは、ホントに夜は起きれなくなってしまった。

 これは加齢によるものか?それとも健康の証なのか?チョット調べてみようと思う。

 サッと調べた限りでは、身体を動かす事だけでなく、頭を動かすことでも疲労物質が作られ、疲労物質に含まれる睡眠物質も作られて眠たくなるという。趣味に対する関心が増えて、日常生活では頭の中を自転車や単車が走り回っているのは確かであり、そのために睡魔が訪れやすくなったのだろうか?
 勤務に関しては、考える量は殆ど変わっていないし、寧ろ頭を使う事は減って、直感のみで対処できるんで楽なんだが、自転車や単車については直感だけでは答えが見つからないんで、書物を調べたり、色んな計算をしたりはしている。この時間が増えた事が睡魔来襲の理由の一つかも?とも思うところ。

 ところで、人間は体内に生体時計を持っているらしい。そして、その周期は約25時間なんだそうだ。そして、一日は24時間ということ。このズレを吸収させる事が毎日の規則正しい生活をする上で大事であり、このズレをリセットさせる因子というのが、同調因子というものだそうだ。この同調因子というのは、食事、運動、明暗といった日常生活における事象が相当する。つまり、規則正しい食生活、決まった時間とタイミングで行う運動習慣というのが生体時計を24時間周期に合わせる上で重要ということ。
 振り返ってみれば、今のライフスタイルの運動するタイミング、量、食事の順序、量というのを、ほぼ一定に揃えているために、起床時刻が決まっているんだろう。

 因みに、睡眠というのは1.5時間周期で成立しており、一眠りで3~5周期の睡眠が行われているそうだ。今の状況を振り返ると、0時30分には眠っており朝6時30分頃起床となっているので、4周期の睡眠を取っている事になる。睡眠の周期が何セットあれば良いのか?という疑問はこれから調べるとして、人が欲する睡眠時間というのは、日常行動で脳内に蓄積する睡眠物質(疲労物質に含まれる一つ)の量に関連があるらしく、少なくとも現状の4サイクル睡眠が必要と身体と脳が欲している結果、夜の0時半には強烈な睡魔が襲ってくるんだろう。逆に、生活習慣改善前の普通の社会人生活での疲労度では、睡眠物質が蓄積されていないために、夜中の午前2時になっても眠たくならなかったのかもしれない。

 因みに、仕事、勉強に限らず好きな事でも頭をよく使うと、脳細胞の修復が活発に行われボケの防止にもなるという。色んな事を考える。考える事が楽しくなるような対象を見つける事は、人生の後半戦を有意義に過ごすには必須事項かもしれない。

 以上のように、自分の選んだライフスタイルが少なくとも自分の信じる健康という状態を作り出していると思っているが、健康、ダイエットに関する様々な説、体験例がネットには溢れている。しかし、溢れる情報の何を信じるか?選ぶか?というと人によって様々である。そんな、情報、或いは健康食品や健康器具の宣伝を盲目的に信じるのも悪くはないかもしれないが、人が健康を維持し、適切な体型を得るためには何が必要か?を考えれば、その答えは一つしか無いように思うところ。そして、自分の場合に選んだ答えというのは、利益誘導型の溢れる情報とは全く異なるものであり、自分で選んだ答えで得たモノを振り返ると、選ぶ際の基本的な考え方と回帰的に一致していると思う。
 健康にしろ、スポーツにしろ、カスタムにしろ、今の時代、溢れる情報に翻弄されている様子が色んな場面において伺えるが、どんな分野であれ、個人の好み=好き勝手にやることではなく、個人の好み=何通りか存在する正しい論法からの選択と捉えれば、その論法を満たす原則というのは、只一つしか存在しないのでは無いだろうか?
 何事に関しても、外界の情報、他人の言動ばかり気にしても、そういう精神構造自体が自身の中で真理を見抜く力が欠如している状態の裏返しであり、自身で真理を見抜く力が無ければダイエットにしろ、健康にしろ、趣味にしろ満足する結果が得られないように思う今日この頃だ。

 記事の書き始めでは、睡魔について考えていたのだが、最終的には違う結論付けに帰着してしまったのは別として、一つの発想から様々な事が連動して考えれるようにはなっておきたいところだ。そして、そのような思考の展開が早い時刻に睡魔を呼ぶ理由の一つになっているのかもしれない。

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