サラリーマン川柳
表題の第一生命のサラリーマン川柳での入選作が発表されていた。
笑えたのが、
・『脳トレを やるなら先に 脂肪トレ』
・『俺だって 診断結果は チョイ悪だ』
この2作である。後者の診断結果がチョット悪く、メタボリックシンドローム間近ってのは、危険な意識でもある。チョイ悪では無く、極めて悪いという意識でも無ければ、脂肪は取れないだろうし、『チョット』という言葉の意味には、『取り敢えず、今の段階では大丈夫』という意味が潜んでいる。
実際、健康診断結果の※印が付いていても、多くの人(過去の自分も含めて)は、周りの人も少なからず付いているんで、まぁ良いかという判断で、どちらかというと笑い話的に捉えている場合が多い。
メタボリックシンドロームの怖い所は、それ自体が大したこと無いと思ってしまう所であり、予備軍に該当する人の意識の中での重要度が低い事が一番怖いんでは無いだろうか?
生活習慣病の事を昔は成人病という言葉で表していた時期もあり、加齢と共に現れる症状という認識が大きければ、仕方ないと捉える場合も少なくないかもしれない。
サラリーマン川柳自体が笑いを取る要素が大きいかもしれないが、もっと危機感を募らせるような表現が多く出る程に、メタボリックシンドロームの怖さが社会に浸透してきたと言えるのかもしれない。怖さの浸透度のバロメータとして捉えれば、その怖さは、情報媒体で叫ばれる程の危機感自体を該当する世代が感じていないように思うところ。
脂肪トレを、ゲーム感覚で行えるように出来る可能性としては、Wiiで案外、『脂肪トレ』ってソフトが生まれるかも知れない。
そんなのが出れば、多分、買うかも、、、、。
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