超私的ダイエットの秘訣
最近は体重に関しては一段落している。一言でダイエットは完全に終了している。
ダイエットの経過の詳細は、ダイエット日記を参照頂くこととして、大雑把に言うと2ヶ月で20kgの減量に成功し、その後の一年以上の間、現状を維持しているところ。
以上の体験を踏まえ、効果があったのは何か?をまとめてみた。というのも、身近な所で、正直、ダイエットに効果があったのは何?との質問があったから振り返ってみることにした。
世間で言われる運動と食事制限というのは、たしかに重要で効果的な要素だが、自分の場合を振り返ると、運動と食事について考えると下記のようになる。
1.運動を増量したのは確かだが、ダイエット以前もそれなりの運動はしていた。
一時、運動量を増やしたのは確かだが、その後、運動量が増えようが減ろうが体重に大きな変動は見られない。また、一時の増加した運動量だけでは1ヶ月で10kg以上の減量の説明は付かない。
2.食事制限を意識して積極的には行っていない。
食べる量自体は殆ど変わっていないという意識。寧ろ、一日三食摂ることにより摂取カロリー自体が増えている筈。
にも関わらず、減量に成功したのが現実だ。勿論、今流行のサプリは使ってないし、一品食材によるダイエット(チョコレートダイエット、豆乳ダイエット、蒟蒻ダイエット、バジルシードダイエット・・・・)も一切行っていない。
ただ、ダイエットの決意の前後で改めた行動というのが存在する。それは、下記の3点である。
1.朝昼晩の三食を決まった時間に欠かさず食べること。
2.食事はしっかり噛んで食べる。
3.食事順序は、最初が野菜類、次が肉、魚等タンパク質類、最後が御飯等炭水化物
以上3点のみである。このスタイルは今も守っている。
にわかには信じがたいかもしれないが、本当にこれだけである。こういった生活がダイエットに及ぼす好影響を後から考えてみると、
1の効果の検証では、
決まった時間に食事を取るためには、最初の朝食時間帯が一定でなければならないので、結果的に就寝起床時間が一定になる。不摂生しないようになる。
2の効果の検証では、
しっかり噛む癖(一口30回)は慣れ次第であり、慣れてしまうと問題無く、良く噛むことで食事に要する時間が長くなり、実際の摂取カロリーに応じて正常に満腹感を得ることができる。結果、間食が減る。
3の効果の検証では、
血糖値が高くなりやすいものから先に食べると、栄養分が蓄積しやすいため。血糖値が高くなりにくい順に食べる事で、蓄積を回避しやすく、繊維質を先に摂る事で脂肪の吸収が抑制できるため。また、この順番に食べることは、総じて薄味の順に摂取しているので、必要以上のドレッシング等を食事の後半に摂取することが抑える事が出来る。
以上のような効果が得られたのでは?と個人的には考えている。今回のダイエット生活では、ホント思いの外、苦労せず楽に効果が得られたのだが、その効果を得た理由は、自分の生活様式の中で最も大きく変えたところが効果的だったのだと思う。
そして、自分の生活様式の中で最も大きく変えたのが上記の3点であり、
『1日三食、定刻にしっかり噛んで、野菜、肉、御飯の順に食べる』
という事に集約することが出来る。
今では、身体が軽くなる事で、時折感じていた腰痛とも無縁になり、体内数値も健全化した。さらには、気持ちも軽くなる事で、身体を動かす事自体が楽しくなっている。身体を動かす事で、元気に運動するという事自体が楽しくなり、今では、運動する事で体力を強化し、強化した体力によって更に生活が楽しくなっている。
たったこれだけの気遣いである。誰か信じてやってはみないだろうか?
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