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2007年2月16日 (金)

不老長寿

 最近は、メタボリックシンドロームの予防に効果的な生活、薬剤の研究が活発に行われている。そして、その研究の目的というのは、基本的に『長く健康に過ごす』ことにある。そのような医療技術の進歩があってか、例えば日本人の平均寿命も確実に延びている。
 一例を示すと、
 年度    男性平均寿命   女性平均寿命
1955年    63.60       67.75
1960年    65.32       70.19
1965年    67.74       72.92
1970年    69.31       74.66
1975年    71.73       76.89
1980年    73.35       78.76
1985年    74.78       80.48
1990年    75.92       81.90
1995年    76.38       82.85
2000年    77.72       84.60
2005年    78.53       85.49
 とのデータもある。概ね5年で1年強ずつ平均寿命が延びているようである。

 果たして、その寿命は何処まで延びるのであろうか?

 一般に脊椎動物においては、個体の成長(各器官の完成)に要する年数の5~6倍の寿命をもっているという話もあるが、その統計的な説を採用したならば、人間の器官で例を挙げると顎関節が24歳頃完成される例と当て嵌めたら、その寿命は24×5~6=120~144歳という事にもなる。
 各臓器毎の寿命についての話の例では、昨日の心臓の一生の総心拍数を関連づける説も在ったりして、寿命として適切なのは何か?を特定することは非常に難しくもある。

 色んな説を調べてみても、明らかに断定できる寿命ってのは様々な説があり、今の段階で何が正しいのか判らないのが正直な感想だ。

 身近な存在を見渡せば、自分の場合、祖母が109歳迄生きたし、勤務先の社長は88歳を過ぎてもなお現役で社長業をこなしている。そういう元気な高齢者を見ると、その限界は何処にあるのだろうか?元気の秘訣は何か?というのに感心を持ってしまうし、元気な高齢者と身近に接している範囲では、昨今の医療技術の進歩による様々な薬品、サプリ等々に依存している例は極めて少ないようにも思う。

 平均寿命自体は確実に伸びているが、その一方で、その平均寿命を遙かに超越した高齢者の方々ってのは概ね元気であり医療技術に大きな依存をしている様子は無い。

 もしかしたら、医療技術で効果を上げているのは、個人のライフスタイルの破綻により健康を失った人の延命による効果に過ぎず、そのような技術の進歩によって生かされている人が平均寿命以下の範囲で延命されているだけなのかもしれない。逆に、医療技術に依存しない状態で健康な人というのは、人間という生物の持つ限界寿命に近い状態に迫っているのかもしれない。医療行為に頼らない高齢者が世代別にどの程度の割合で居るのか?そういう人の寿命はいくらなのか?に大きな感心を持つ今日この頃だ。

 今後の記事は、そういう興味を明らかにする上で気になったネタを書く予定。

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