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2007年2月 7日 (水)

柳沢厚生労働大臣 その2

 今日も大臣が波紋を呼ぶ発言をしたそうだ。安部首相の『文脈から読めば問題ない』とのコメントを理解できないでは無いが、当事者が自身の発言が波紋を引き起こしている最中だけに、コメントを発するに際しては、どんな発言が波紋を呼ぶか?くらいは考えてないと大臣なんか務まらないのでは?というのが素直な感想。

 コメント自体は『若い人たちは結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる』という事らしいが、健全が何処に掛かり、その意味は?という部分が議論を呼んでいるそうだ。
 自分もコメント全部を聞いた訳でないので良く判らないが、少なくとも、この大臣は考えてから発言するという事をしない人のようである。

 安部内閣の大臣の意思統一が図れていないとの論評もあるが、意思統一は為されて居るんだろうと思うところ。ただ、大臣が職務の自覚を持ち、自身の言葉の影響を考えて発言するという注意深さというか、常識的な思考手順を持ってないように見えるところ。
 そういう意味で、任命責任というのは在るかもしれない。

 つらい内閣だなぁ。大体、キャッチフレーズの『美しい国』ってのも、あまりにも抽象的で何がしたいのか判らないというのが多くの人の意見のようにも見える。
 考えてみたら、教育再生会議の活動も、どうもピンと来ないし、、、、評価するには、あまりにも早いが、政権的には期待できそうにないなぁ、、、。

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