最近流行っているのは、安近短ではないがお手軽ダイエットである。
でも、個人的には脂肪燃焼、筋力増強を目的とすれば、力×時間≒運動量であり、運動量が最大となるようにするのが一番だと思う。負荷が小さければ時間は長く無いとNGだし、負荷が大きいとと時間は短くなる。脂肪燃焼目的であれば時間を増やす運動形態だろうし、筋力増強ならば負荷を大きくしなければNGだと思う。
ということで、運動量を大きくすることが自分の場合の運動する上で考える事だ。
さて、今の運動習慣での運動をそういう観点で振り返ると、如何ほどだろうか?
1.自転車
昼ポタでは、距離にして8~9kmの距離だが、毎日の昼食後に一息してから走っている。時間にすれば、それほど長くなく15分程度のもんだが、その間に停まるのは途中の信号に掛かった時だけで、平均すると1回だ。それ以外では、カセットのフリー機構は一切働かせず、乗っている内は常にペダリングして踏み面にトルクは掛けた状態だ。
ケイデンスでいうと90~110rpm、速度で言うと35km/h程度である。走行後に汗が噴き出すことは無いけど、身体は結構暖まり、心拍数も結構上昇している。
早朝CR走行では、距離は25kmの走行だ。朝食後にマイヨWW号を用いて走る。行程で停まるのは信号のある3~4カ所のみでその他は常にペダリングを行っている。往路から帰路に掛けての20km程は35km/h以上を維持して走行するが、結構心拍数は上がる。時間にすると30~35分程だ。最後の1kmは変速操作も駆使して無酸素運動的なスプリントを掛ける。その際は心拍数は相当高くなるし、筋肉の疲労も加速度的に高まるが、到達速度は平地で55km/h以上を目指している。それにしても時間でいうと40分ほどの運動だ。
2.水泳
水泳は、週に1~2回のペースで、一度泳ぎ始めると、予定の距離を泳ぐまで休憩無しである。ペースはプールの時計を見ながら15分で13~14往復を目安で泳いでいる。一気に泳ぐ距離は60往復を休み無しというパターンで3kmだ。大体、65分~70分という時間を要するところ。なお、泳ぎの日が休日の場合は、昼前から泳ぐ事が多く、その際はペースは15分で12往復に落として100往復の5kmを休み無しで泳ぐ。その場合は2時間チョットの連続運動となる。
他のレーンで泳いでいる人と較べると、ペースは速い方かもしれない。
3.ステッパー
これは、毎日の夕食後30分してから行っている。負荷は一番大きな状態で踏み面に対して踵は浮かし気味で行う。ストロークを大きくとるように動かしている。一回に行う時間は40分だ。昼ポタ以上に汗をかくし、心拍数も上昇している。この際は暇なんで、片手に雑紙を持って読みながら、もう一方の片手にはパワーグリップを握って握力増強も兼ねて行っている。なお、負荷は30kgのグリップである。
4.腹筋
ステッパー終了後に傾斜を付けた腹筋台で腹筋を行う。時間は20~40分。回数は最近は数えていないけど、かなりの回数だと思われる。但し、術後の今は100回しか行っていない。
5.サーキット風筋トレ
腹筋を行って10分程休憩した後に行う運動で、負荷70kgのベンチプレスを50回とスクワット100回を一つのセットとして10セットを行う。所要時間は50~60分である。
以上が毎日の運動である。昼ポタは出勤時の昼休み、CR走行については日曜祝日の早朝で家族との干渉がない時間帯。水泳については会社の定時操業日であり夕方の事が多い。これも家族に迷惑は掛かっていない。
毎日自宅で行う運動は、ステッパー40分+サーキット筋トレ60分+腹筋20分以上で考えてみると2時間以上は運動している事になる。その内、1時間は家族の就寝前入浴時間帯を使っている。そして1時間は家族が寝静まってからだ。
結果、全ての運動が終了して自分の風呂を終えると何時も午後11時過ぎだ。
確かに、お手軽ダイエットで、今の運動効果と同じ効果が10分で得られるならとは思うけど、負荷×時間≒運動量と考えると有り得ないんだろうなぁ、、、。
冷静に数字を見ると結構長い運動時間だと思うけど、負担に感じないし、結構楽しい。何が楽しいか?というと、思い通りに身体を動かす時間が延びている事が判る事。特に、水泳では確実にペースを上げる事が可能となってきた。
昔の競泳を行っていた時代では、100mのタイムを1分を切るというような所で喜びを感じていたが、今は3000m以上を如何にペースを保てるか?というところで身体の進化が感じれる。そういう事が出来るような体力を保つというのもあるけど、ペースの配分、泳ぎ方の工夫等々で結果が変わるんで実に面白い。
自転車でもそうだ。色んな自転車にのって、自転車毎に自分の考えがあるけど、その考えた通りに機械が使えているか?機械を扱う上での身体の使い方、装備の使い方を工夫する事で、次の何かに気が付く事が多い。そうやって気が付いた事をモノにフィードバックを掛ける。そのスパイラルは常に気になる点が生まれ、それを解決するというモノだが、そういう事自体が面白い。
身体を鍛える過程で、用いる道具やスポーツへの理解が深まる事自体が楽しいし、その理解に必要な身体を保っている事自体に満足を感じる。勿論、当初の目的通りにレプリカバイクに乗った際の身体の軽さ、キレの良さを感じている。
元はと言えば、健康と単車での峠走りを楽しむための運動だったけど、その結果、目的を達成するための手段自体迄もが楽しくなり趣味の一部になっている。こういう満足感を得たのが、前述の運動の仕方であり、身体と整えるために必要な運動量である。こういう運動量をこなさなければ、今得ているモノは失っていくような気もする。
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