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2007年3月22日 (木)

手術創の治癒時間

 今一番気になる事といえば、切った場所が戻る迄の過程と所要期間である。
 色々調べた結果、上皮組織が形成されるのは48時間程度ということらしい。
 そして、手術創は、次の過程を経て復元されるそうだ。

1).炎症期(48~72時間)
 細菌、死んだ細胞が無くなり、新しい組織が形成できるように創が清浄化される時期。この前段階で上皮組織は形成されて外部から細菌の浸入は遮断される。

2).増殖期(3日目~3週間程度)
 創に新しい肉芽が形成されて創の強度が増大し続ける時期。但し、強度的には元の30%程度らしい。

3).成熟期(3週間~創によるが1年以上)
 組織が補強される時期。

 なんだそうだ。

 因みに、術後1週間目迄は笑ったり、咳をすると痛みを感じたが、2週間目迄には、そんな痛みは無くなったが、意識的に創に力が掛かる動きは本能的に避けてしまう感じがあった。もうすぐ3週間目だが、違和感は殆ど感じないところ。

 但し、完璧に戻っては居ないと思う。担当医の先生からの指導では丸4週間目迄は過激な運動は控えるようにとのことなんで、それに従う予定。
 なお、手術創の結合は、脂肪が多いと炎症期が長引き、治りが遅かったりするそうだ。

 傷口近辺の違和感や局部的な痛みの有無に細心の注意をしながら、運動量、負荷を調整しながらコンディションを整えたいところ。

 因みに、自転車漕ぎは、手術創に変な違和感を感じることなく続けれるので、術後のリハビリにも自転車は良いのかなぁ?と思うところ。

 記事の題目から離れるけど、壊疽性虫垂炎の場合、ドレンパイプを入れたりして、内部の膿を出す必要性から、結構入院期間が伸びるらしいけど、今回は実質1週間で退院できたのでラッキーだ。ドレンを入れずに済むようなカタル性虫垂炎、化膿性虫垂炎の場合は最短で6日で退院できる場合もあると、担当医の先生に聞いたが、炎症の進行度合いの割には早く退院できたのはラッキーだ。
 手術創の復元についても、記憶を辿れば、大腿部のプレート除去手術では日帰り退院して縫った糸が入ったまま結構活動したが何の違和感も無く1ヶ月目には普通に運動していた事を思い出したが、もしかしたら、結構早く戻るか?なんて期待したりしてる。

 取り敢えず、手術創近辺の感じ方がどうか?にもよるが、明日から水泳を少しずつ再開する予定である。

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