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2007年3月11日 (日)

虫垂の役割

 虫垂の役割は何だろう?
 昨日から、そんな事を考えている。虫垂はリンパ組織が発達した組織であるということは判っているらしいが、それがどんな役割を担っているのだろうか?

 以前は、退化した器官故に不要という説が支配的であったが、最近はリンパ組織が発達していることから、大腸での異常に対する免疫機構として機能しているのでは?という説もあるらしい。しかし、現在のところ、人命を救う医療技術の進歩の面で、虫垂の研究が革新的な進歩に直結しないと認識されているためか、虫垂機能の解明の方面には研究が進んでおらず、詳しくはその機能が明らかにされていない模様である。

 今日見掛けた面白い話は、潰瘍性大腸炎の発生率と虫垂の有無の差についての話だが、虫垂を切除している人の方が潰瘍性大腸炎を患うリスクが少ないという話である。

 少なくとも、人体に元から備わっている器官である事は間違い無いもので、何らかの機能が在るんだろうとは個人的に思っている。

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