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2007年3月 9日 (金)

緊急入院+当日手術

 3/2の金曜日においても症状が改善せず、掛かり付けの医者で診療を受けて前日迄とは痛みの質が異なることが判明した。

 痛みの質としては臓器が締め付けられるような痛みではあるものの、前日のみぞおち近辺主体から右下腹部の痛みが支配的となっており、症状的にも嘔吐症状も見られた。再診療でのエコー、レントゲン検査の結果、虫垂炎であることが疑われ、その程度から地元の大きな病院への紹介状を頂き、直ちに病院を移り、様々な検査を受診した。

 血液検査等で顕著な異常は、白血球の値が時間の経過に併せて著しく増大傾向にあり、CT等による診断の結果、虫垂が異常に肥大している様子が認められ、虫垂炎でも悪化の度合いが酷い状態であることを宣告され直ちに手術が行われることとなった。
 なお、術前説明では、程度の関係から大腸の一部も切除する可能性があること、炎症の度合いが酷いため、暫くはドレンパイプを埋め込む必要があることの説明を受けた。

 自分からの質問としては虫垂炎=盲腸という軽い認識で聞いたのだが、執刀医の先生の目線は真剣で、これは重度の虫垂炎ですよと脅された?のを今でも鮮明に覚えている。
 ということで、各検査後直ちに入院の手続きを済ませ、病院の移動後1時間も経たない内に手術を迎える事となった。

 手術は局部麻酔による方法で、術中の意識は鮮明であり、執刀して下さる先生と会話をしながら時間を過ごし、切除した虫垂も現場で即座に見せて頂いたが、正常状態の数倍異常に肥大し、組織の壊疽が進行した様子である。結構、不気味な状態であるのが印象的であった。

 術後の状態は、術前説明の通り、お腹からドレンパイプが突き出した状態であり、虫垂炎でも重症度の高い状態であった旨の説明を受けたが、酷い状態の虫垂炎ではあるけど、その中ではマシな状態であったとの説明を執刀医から受けた時には、正直ホッとしたのが本音である。

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