術前術後、体調の変化
術前と術後の体調の変化についてだが、傷が完治していないながら、大きく変わった点がある。
それは、便とおならの臭いである。以前に比べると今は殆ど臭いがしなくなっている様子。おならの場合は、元々無臭らしいが、大腸の調子が悪かったり、悪玉菌が多かったりして腸内で食物が腐敗する時に発生するガスがあれば臭いとなって現れるらしいんだが、おならが臭くない人ってのは案外少ない。それ故、おならの臭い自体に大きな関心を持つことは無かったのだが、今は拍子抜けするくらいに臭いが無い様子。
今回の虫垂炎はかなり悪化した状態であり、盲腸近辺もかなり炎症を起こしていたらしいが、虫垂炎の悪化の程度から言える事は、相当以前から虫垂近辺の炎症が続いていたらしい。そんな事を考えると、これまでは腸内で食物の腐敗現象が起こっていたのかも知れない。
便についても、最近は何の抵抗もなくスッと出る感じ。勿論、下痢ではなく出た後は形状を保っている。便の臭いも殆ど感じない程度で、便の色も以前に比べると明らかに黄色の度合いが強い色調だ。ネット等々で『うんち』情報を検索すると、便は黄色っぽい方が腸内環境が健全という説明を多く見掛ける。
小腸から大腸に繋がる部分の盲腸や虫垂の状態自体が便やおならの状態に支配的な影響を及ぼしていたのだろうか?この辺を少し詳しく調べてみようと思う。
因みに、西洋人と日本人のおならを比較すると、動物性タンパク質を多く摂取し、食物繊維の摂取が少ない西洋人の方が、おならは臭いらしい。
術後の生活をどうするか?となると、自然に考えて大腸上流部に存在するリンパ組織としての虫垂というのは、体内と体外物質の出会う場所に存在するという意味で、身体にとって不都合な物質を監視し免疫機能を働かせるために存在しているのか?と素直に思うところ。それ故に、胃腸に負担を掛けず、食物繊維中心の食生活で腸内環境をクリーンに保つような食生活と清潔さに特に留意した生活を心掛けないといけないような気がする。
全然関係ないけど、勤務先の社長に職場復帰の報告に行った際の話だが、88歳になる現役社長さんも昭和24年頃に虫垂切除をされたとのこと。それでも、健康に留意して元気に活動されているんで、そんなパワフル系高齢者を目指して生活を律するのも良いかも知れないと思った。
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