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2007年3月 9日 (金)

手術と脂肪

 今回の手術は、想定外の事であり、継続してきたトレーニングが中断せざるを得ない状況となり、自分的には良くない出来事であった。

 しかし、腹部のCT検査、実際の腹部のカット?によって判明した嬉しい事もあった。虫垂炎自体の原因は未だ特定されていない場合が多く、老若男女の何れにおいても発症しうる一般的な疾病であり、今回、たまたま自分の見に降りかかってきただけということだが、その検査でCT検査、腹部のカットによって、これ迄のトレーニング生活の効果が現認出来た事が大きな収穫である。単純に筋トレの効果を確認するという目的だけでは、CT画像の確認を行ったり、ましてや実際の腹部の脂肪を現認して貰う事等有り得ない訳であり、虫垂炎の御陰で、実際の脂肪の有無が現認出来たとも考えられるところ。

 現認したい事と言えば、『脂肪』である。最近のトレーニング生活では脂肪を如何に無くすか?が大きなテーマであったが、CT画像においても、執刀された先生の所見においても、内臓脂肪、皮下脂肪も全く無きに等しいという見解を頂いた事が、これ迄の生活の正しさが実証出来た事と理解できた点で大変良かったと思うところ。

 笑い話ではないが、同じ盲腸の手術でも脂肪の厚い人の場合、相当量の手術痕となるそうだが、今回は4cm未満という非常に短い術痕で済んだのも脂肪が無かったためとも言えるそうだ。

 それとは別に、術前、術後の身体の手入れ、術後の処置においてもベット上ではマグロ状態だが、そんな状態でも脂肪が無い身体である自負もあったし、ベット上で弛んだ腹を見せずに済んだという点で恥ずかしい気持ちは全く持たずに済んだのも、トレーニングによって得た付随的な効果かもしれない。

 術後の歩行等のリハビリにおいても、術後翌日の歩行も最初の一歩こそ苦労したが、比較的簡単に筋力を使う事ができたし、術後2日目には、階段を利用した腕立て伏せも一日300回、スクワットも1日500回を消化出来、行う程に体調が戻ってきたのが実感できており、術後4日目には小走りもOKとなったが、このような体力の回復も何時も生活あっての効果だと思うところ。

 トレーニングによって身体を維持するというのは、自身のスポーツ系趣味を満足するためというのもあるが、将来の身体の異常事態を直す場合における療養生活においても、局部的な異常状態はともかく、全身の筋肉、骨量、代謝系を鍛えておくと、療養生活における精神的な自身、術後のリハビリ等においても有益であることは間違い無い事であり、現在の身体コンディションは末永く維持しておきたいと思うところだ。

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