サーキットダイエット?
術後のリハビリを兼ねて運動量を徐々に戻している。今行っている運動は、これまでのメタボ脱却生活の中で自分に合ったものを淘汰した結果だが、その運動は、有酸素運動と筋トレである。
有酸素運動とは、そのままの言葉通りの運動であり、一昨年辺りに流行となったステッパーを利用したものであり、時間にして40分で4000歩相当を毎日行っている。
筋トレには、身体の上部と下部の交互に負荷を掛けて局部的な疲労の限界により動けなくなる前のインターバルを作った運動を行っている。この運動形態はサーキットトレーニングに近いものである。
因みにサーキットトレーニングの一般的な方法とは、身体の各部を鍛える運動メニューを6~12通り選び、各単位トレーニングの最高反復回数の半分程度を繰り返し行うものらしく、原則として各トレーニングは筋力トレーニングで構成され、筋持久力の強化、筋力の強化、全身持久力の強化を目的としたものらしい。
自分の行う運動は、メニュー数も少なく正式なサーキットトレーニングでは無いながらも、継続時間で60分程度を要する筋力トレーニングを行っている。
似たような言葉で、ダイエットにおけるサーキットダイエットという方法があるそうだ。
これは、有酸素運動と無酸素運動を交互に繰り返し脂肪の燃焼を促進するというモノである。このサーキットダイエット法も少し前迄は行っていたのだが、その手軽さ、特に数分以下で大きな効果が得られるか?というと少々疑問を持たざるを得ないのが正直な感想である。
サーキットダイエットとサーキットトレーニングは似たような言葉だが、所要時間や身体に掛ける負荷を較べると全くの別物のようだ。カロリーの消費には、一定量の運動が必要不可欠であり、どちらが効果的か?というと経験上、サーキットトレーニングをしっかり行うという行為の方が有効のように感じる。
このような感想を記事にするのは、やっぱり例の『あるある大事典Ⅱ』の新有酸素運動の信憑性に関するニュースが流れたのが原因である。
自身もサーキットダイエットを取り入れた当初こそ、それなりに負荷を感じていたのだが、最終的には身体に何の負荷も掛かっていないような気がしたためであり、その運動の効果は今一つ判らなかったのが、その理由だ。
しかし、サーキットトレーニング風の強化箇所を交互に休ませながら反復運動を行うと、間違いなく体脂肪率が減少し、体重も増加傾向となり実際の筋力も強化されているんで、サーキットトレーニング自体はフィットネスに非常に有効であると思うところ。
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