虫垂炎の予兆を振り返る
再度、虫垂炎ネタだが、今回の虫垂炎は重症度から言うと最も悪化した壊疽性虫垂炎であった訳だが、今日の担当医の先生による診察、見舞いに来て下さった方々へのお礼の挨拶の話の中で、随分悪化していたのに、それ迄、痛くなかったの?とか、我慢強いねぇ!とか言われて、その予兆があったか?を振り返ってみた。
所謂、虫垂炎=俗名で盲腸なんだが、自分の場合、両親、兄弟とも盲腸を患った事が無く、遺伝的に?盲腸には為らないだろうと思ってきた。
しかし、今回の腹痛と同じ質の痛みを感じた事が無かったか?と考えてみると、過去1年の間に数回同じ様な痛みを経験していたようである。どんな場合でか?と思い出してみると全て状況を覚えている。それは、
・会社での朝のラジオ体操中における激痛(約1年前)
・就寝前のベットの上で(年末、昨年の盆の頃)
・家族で買い物に出掛けた時(昨年の夏頃)
という場面だが、過去においては激痛ではあったものの、数分~30分程度で納まっていたので、別に気に留めなかったんだが、これらの痛みの質は今回の痛みと全く同じ場所で、同じ質の痛みであり、そのような痛みを感じた時に虫垂の炎症が少しずつ進行していたのか?と思えば、今回切除した虫垂の悪化状況が説明づけれるように思えるところ。
考えてみれば、同じ場所で繰り返し痛みを感じていた訳であり、身体的なチョイ悪オヤジ状態となっていた訳だ。
今回の反省というか教訓は、身体が痛みを感じる時ってのは、何らかの異常があるってことなんで、そのような痛みを感じるとしっかり医療機関で診察を受けなければという事。
幸い、現在は生活習慣病判定の検査数値にも敏感になっており、少しの異常でも状況確認に出掛けているが、そんな検査数値異常という定量的な判断に限らず、自身が感じる痛みという定性的な判断でも見逃さないようにしなければと思うところ。
特に今回は入院生活で他の患者さんと話が出来たのだが、そんな患者さん達が患っている病にしても突然降りかかってきたようだが、思い起こせば異常の兆候は過去にあったという話をされており、自分の身体のケアというか状態に敏感になる事と健康を意識する事が、どんな病にしろ早期発見早期治療が出来る必要条件であり、医学的に全く素人である自分の判断を過信せず過ごすという事が如何に大事かということに気が付いたところ。
そして健康を維持するために出来る事ってのは、なるべく実践して重大疾病を回避できるようになりたいものである。例えば、生活習慣病からの重大疾病を予防するには日常生活を律することが重要であり、これは本人の意識次第でもあり、こういう意識を保てば、今のようなフィットネスライフがずっと続けれるだろうと思う。
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