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2007年3月20日 (火)

健康維持のためのダイエット

 勤務先の社長は今年89歳を迎えるんだが、相変わらず元気である。こういう人生というのは、実に羨ましいものである。
 そんな高齢?者も居るが、一方で自分より若い年齢で重大疾病で命を落とす人も居るし、昨今の世間での健康への関心の高まりからか、健康を害する様々な疾病の紹介と介護や看護の大変さを伝えるドキュメンタリーを目にする事が多い。

 自分の中での健康への意識の高まりか?或いは、世間全体での健康への関心の高まりか?判らないけど、よく見掛けるのは、癌、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中、若年性アルツハイマーの特集や、公害病(新潟水俣病)、統計的な発生率からすると極僅かだが、当事者にとっては100%となる難病(パーキンソン病、進行性骨化性線維異形成症(FOP)等々)の話題を目にする事も多い。

 人が生まれてから死ぬまでの間に、そのような疾病に冒される事無く過ごせるというのは、実は大変幸せな事だと思う。

 これら様々な病は、誰にとっても何時襲いかかってくるかも知れないモノであるが、それら疾病というのは、運命的に不可避なモノ、予防可能なモノに分ける事が出来る。

 先天的、住環境的な病というのは、或る意味不可避な病かもしれないが、予防可能或いはリスク軽減可能な重大疾病としては、脳梗塞、心筋梗塞といった病が思い当たる。
 このような疾病は、生活習慣病の末期症状と言われているし、原因が特定されている訳ではないが、若年性アルツハイマー、或いは癌といった病にしても生活習慣による影響が疑われる意見も少なくない。

 そう言う意味で、死ぬまでの間に大きな疾病に襲われるリスクを減らす=生きている間は健康である事を目標に、生活習慣を整えるのは幸福な時間を過ごす上で非常に効果的である。

 ダイエットやフィットネスの目的というのは人それぞれだが、その目的が単純に見た目の痩せ具合や体重計の数値を落とす事なのか?或いは、前述したような健康な身体を手に入れる事なのか?によって選ぶ方法というのが違うように思う。過激なダイエットによる拒食症等では、ダイエットの目的が健康維持とは懸け離れた故の結末であり、健康という観点から見ると、ダイエット=健康阻害という状態とも言える。

 ダイエットというのが目的ではなく、健康維持という目的のための手段として捉える事が大事では無いだろうか?

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