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2007年3月16日 (金)

イソフラボン

 大豆食品に含まれるイソフラボンについてだが、これを沢山摂取する男性にとって癌を煩うリスクに差があるそうだ。

 イソフラボンによって得られる良い結果としては、悪性度の低い前立腺癌の発生リスクが減るということ。

 逆に好ましくない結果としては、進行癌に対しては寧ろリスクが全年齢で上昇傾向にあるということ。

 この調査結果は、厚生労働省研究班によるものだが、この結果を受けて、食事以外の方法、つまりサプリメントのような形でのイソフラボンの過剰摂取に注意を促すということらしい。

 イソフラボンが健康に効くと言われて久しいが、こういった特定物質の偏った摂取が身体の平衡性維持に対し良い影響だけでなく悪い影響も伺えるということが判明しつつあるようだ。
 様々な安全性評価の元にサプリ等々が生まれているが、こういった物質の普及に伴い初めて明らかになる功罪というものが明らかになる場合がある。少なくとも、安全性評価で無問題=絶対的に安全という公式は成り立たない。安全性評価でOKという事は、極限られたサンプルの範囲で問題が見えない場合もあるし、安全性評価において選ばれた評価項目に限り問題無いという場合もある。人体機構全てが解明されている訳ではなく、何がどのように関わり合っているか?なんて道の領域の方が遙かに広いのが現実である。

 健康、肥満解消のために確実に効果があって安全な方法とは、原則として人体の元々に備わった機能を活用することだろう。備わった機能の活用による効果の現れ方というのは緩やかかもしれないが、少なくとも、サプリ等による弊害といったリスクは抑えられる筈である。医療技術の進歩、薬剤やサプリの開発も進んできてはいるだろうが、人間の人体機構の進化の時間に較べると、皆無に等しい。人体機構の進化で与えられた機能を活用することこそが、健康維持に最も安全かつ有効では無いだろうか?

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