昨日は殆ど納車だけだったんだが、本日は日曜ということで、いつもマイヨWWで出掛ける早朝CR走行にラングスターで出掛けた。
一応、昨日の段階で帰路の急勾配を42T×17Tで上ることが出来たんで、安心して出掛けた。
今日のコンディションは何時もと殆ど同じ。随分暖かくなってきたせいか、結構ロードバイクを中心としたスポーツバイクを沢山みかけた。それにしても、皆本格的な装備で走ってらっしゃる・・・・。自分は何時も通りのジーパン姿であり、シングルスピードの方が軽装でも違和感ないのでは?と思うのは自分だけだろうか?
ギアを選ぶ選択肢が無いんで、結局どんな走りになるか?は走りながらの負荷が大きいと回転数が上がらないし、負荷が軽いと回転数が上がりすぎるだけ。
走る前のイメージとしては負荷が大きく感じる分はともかく、回転を上げすぎた時に脚が付いていくか?という心配だ。
実際に走ってみると、何時も通りに上流方向に向かう時は向かい風で、ギアが何時もより軽め(ラングスター納車に備えてラングスターの14T相当で走っていたため)に感じ、回転数的には90~100rpmキープというところ。速度的には、30km/h近辺で特に何も感じない。自転車がぐんぐんと脚を加速すると言う人も居るけど、そんな風も感じない。普通のフリー付きのような感覚である。
帰路は下流に向けて追い風ということで、速度の乗りはよい感じ。でもギアは変わらない。そんな状態で回転重視で漕ぐと、気が付けば145~150rpmで回している。速度的には45km/h強というところ。確かに脚の回転数は高いけど、小径車に較べると路面からの衝撃も小さく、如何にも楽な感じ。こんな場合でも普通のフリー付きのような感覚である。
バックを踏むという表現をネット等で見るが、少なくともそういう感覚は、30km/h以下ではよく判らないというのが印象。確かに40km/h以上の領域では脚が回されている状態に抵抗を掛けるような速度調整は可能なものの、今ひとつよく判らないというのが素直な感想だ。
固定ギアに乗っての印象は、フリー付きにマイヨWW等に較べると高回転ペダリングが維持しやすいような気がするが、これが固定ギアによる効果なのか?大径ホイール車故の特性による効果か?というと判らないのが正直なところ。敢えて理由を付けるならば、ラングスターに使っているSAKAEのピストペダルがイイ具合に足にフィットしている事か?このペダルは実に漕ぎやすい。話が変わるけど、先週末に地元のスーパーの靴売り場でファスナー式のトレックシューズを買ったんだが、これは薄底でソールに深さ8mmほどのスリットが20mm感覚で入っている。このスリットがクリートのようにペダルプレートに嵌り込んでペダリングがスムーズに出来るんだが、この靴とペダルの相性の良さが高回転ペダリングが安心して出来る理由かも知れない。
本格的な自転車乗りの皆さんの多くはビンディングペダルやクリップにしてもクリート装着というのがデフォルトだろうけど、自分のコンセプトはそういうのは20年前でお腹一杯である。今はあくまでも『ジーンズでレーシー!』という軽いノリである。そういう意識があるために、フルサイズのロードというと、如何にも系の人が多く、自分の意識では、そこまでマニアでは無いと思っているので、フルサイズロードには躊躇する。ただ、ロードバイク自体は好きであり、できれば普段着で乗りたいという理由で、ロード系ならばマイヨWWという本格派には有り得ない選択肢を選んでいる。
あくまでも自己満足の世界だが、ライトスタイルで気持ちよくというのがコンセプト。そういうコンセプトで結構速いというのが理想だ。
何にしろ、固定ギアのシンプルバイクに乗っているだけで、走り味どうこう言う前に、見掛けない自転車に乗っているという別の意味での嬉しさがある。この感覚は、マイカスタムによるマイヨWWや西DAHONに乗っている時に受ける感覚と同じモノ。
トータルの感想としては、あまりにも普通に乗れたんで、或る意味驚いている。そういう訳で、これから西DAHONやマイヨWWに乗る際は、そういうタイプの自転車の機能をしっかり使うという観点、つまりクロスレシオを駆使して走るような使い方に戻そうと思うところ。
ラングスターについては、今のギアレシオは少し緩い感じというのが印象であり、若干のハイギヤードを考えているところ。ラングスターの固定ギアに対する恐怖心は全く無いんで、ツーリングにも使いたいとも思う。CR走行では若干のハイギヤード化を、ツーリングでは今のギア比程度をという事を考えると、余った純正ホイールセットを使ってツーリングホイールとCRラン用ホイールに分けると良さそう。
CRランでは展開で5.26mは軽いんで、5.6mと6.0m程度の固定ギアで走り、ツーリングでは5.3m程度で走る。そうなると、16Tと17Tの固定を組んだホイールセットで5.6mと6.0mを得るためにはチェーンリングを44T~46T程度にして、ツーリングホイールに18Tを組めば5.3mという今のギア比が得られる。
ということで、本日はCRから帰還後に標準装着のホイールに18Tの固定とフリーを組み込んでQR化した。
後は、チェーンリングを44~45T程度にしたいところだ。実は、既にクランクセットをDURA ACE TRACKの45Tセットで組みたいという気持ちが大きく盛り上がっていたりする。
まぁ、何はともあれ、固定ギアに違和感無く溶け込めて良かったところ。ネットでは固定化するも違和感が拭いきれずフリーに戻す人も少なくないんで、正直心配していたが、割と簡単に20年前の感覚で走れたのが何よりだ。
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