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2007年4月17日 (火)

やせすぎで骨密度低下

 若い女性のやせたい願望による弊害のニュースがネットで配信されていた。
 書いてあることはYahooでも見れば判るんで省略するけど、痩せた状態をBMIとい指標で評価して云々との事。BMIとは、身長と体重だけから求まるモノであり、本来はそういうい指標では体組成は判りようの無いモノ。
 ダイエットや生活習慣病に対して比較的感心が強い人ならBMIと胴回りを、そうでなくダイエットオンリーの人の場合は体重の絶対値のみを気にする人が多い。

 何が重要か?というと健康であることという事になるけど、体重が重い人の中でも、内臓脂肪や皮下脂肪が多い事による体重過剰な人の場合は、虚血性疾患を患うリスクを抱え、過剰重量による腰への負担、骨への負担が作用する。しかし、体重が軽い人でも、脂肪以上に身体を支える筋肉自体が痩せ細った人には、骨にかかるテンション自体が低く骨の骨密度を大きく低下して、やはり骨折のリスクが増えるという。
 今回のネットニュースでは、骨の折れにくさに着目すると、体重過剰よりも痩せすぎによる骨密度の低下の方が骨が折れやすいとの事である。

 BMI値や体重といった体組成迄表すことが困難な指標で一喜一憂したり、目標値を定める事自体が、あやまった方向への減量等を引き起こさせ兼ねない。

 一番正確なのは、体脂肪計や血液検査結果だが、そういう煩わしい検査や高価な装置に頼らずとも、身長、体重、身体の各部の周長から身体の健全度を手軽に知らしめる指標があれば良いと思うところ。
 仮にあるとすれば、脂肪の率、骨の率、筋肉の率から身体全体で何が変わるか?というと密度であり、質量/容積が一番正確。ならば、そういう指標の次元は、kg/cm^3という単位を作るような計算式になるんではなかろうか?

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