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2007年4月 1日 (日)

自転車で健康増進

 以前、自転車で驚異的なダイエット効果を望むって考え方に対しては、否定的な記事を書いたが、もっと緩い感じで、自転車で健康増進ってのはアリかなぁと思う。

 今日、早朝CR走行の帰りにニシダサイクルさんに立ち寄ったが、そこで、最近は年輩の方が病院に通院されると、少しでも身体を動かす癖をつける事として、所謂ママチャリでも利用して日常生活での近場の移動に自転車でも使うと、過体重による膝への負担も軽いし、老化防止、あわよくば運動による新陳代謝の増加により健康維持に役立つよ!との話を、中高年で自転車を買いに来るお客さんから聞くとの事。

 確かに、それはそうかもしれない。自転車=スポーツサイクルで疾走というのが全てではない。自転車を日常の移動手段に使うってのは、その移動を自動車やミニバイクで賄っていた人にとっては、純粋に運動量が増える訳だし、ゆっくり走っても、有酸素運動による減量効果が現れないとしても、バランスを取って、周囲の状況に気を配り走るということは、運動神経、反射神経の衰えを防止するという意味では非常に効果的だと思う。

 今日のCRでも見掛けたスポーツサイクルに見合わない風貌で、苦痛に顔を歪めながらも意地になるような形で、無理矢理スポーツサイクリングに拘るよりも、等身大の自分に合わせた形で付き合うという意識で自転車に接すれば、その視点での自転車の良さが見つかるかもしれない。高齢者といったら失礼かもしれないが、中年デビュー、熟年デビューならば、その時点の背伸びしない自分に合わせた付き合い方の良い一例が、今日の話ではないが、運動神経や反射神経の衰えを防止するという形での自転車生活のように思う。

 人によって抱える事情、生い立ち、経験、知識、目的は様々だが、そんな条件は人それぞれの千差万別であり、自分にとって最も無理のない形を見付けるってのが大事だ。

 因みに、自分の場合は、自転車は老化防止でもダイエット、最速志向も無い。自分の知識と経験、体力を如何に上手く組み合わせて、色んな走る状況、色んな自転車に乗る場合において、過去の自分が感じた爽快感を再現できるか?を考えるのが目的であり、そんな爽快感が得られる走り方を探したり、自分のイメージを具現化してくれるような自転車を自分で考えて作り出す事が目的だ。
 まぁ、単車において状況、道具を如何に上手く使いこなせるか?具現化するに必要なモディファイを行う事が目的であるという事と非常に近いものである。

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