« メタボチック症候群 | トップページ | 足周り »

2007年4月 6日 (金)

生活不活発病

 表題の病名、初めて知った。
 何でも、能登半島沖地震の被災者に発する注意だそうで、高齢者の方々の生活活動が著しく減ることによって現れる様々な症状の事だそうだ。
 身体を動かさなくなることで、筋肉が衰え、骨も痩せて、血圧の調整機能も失われるという。感覚面においても外界からの刺激が減る事により、鬱傾向、認知症のような傾向までもが現れるという。

 そう言えば、20年前の大腿骨骨折の入院時に、寝たきりの状態から起きあがろうとすると、随分しんどかったのを思い出すが、、、、。これとは、関係無いかも知れないが、身体を動かさなくなると、いざ動かそうとすると大変なのは、年齢に因らないようにも思う。

 ところで、テレビのバラエティー番組の超肥満の人を取り上げた番組では、身体を動かす事を殆どせずに、寝たきりで高カロリー食を摂取することとで、重度肥満となっているが、寝たきり、閉じこもり生活をしていると、生活習慣病という内科的疾患に加えて、前述の不活発病による疾患も患っている可能性もありそうだ。

 この生活習慣病と生活不活発病(廃用症候群)というのは、一見関係無いように見えるが、どちらも運動という身体を動かす事を止めた時に襲ってくるものであり、案外密接な関係にあるようにも思う。

 このような病の根元は、運動不足であり、楽しい人生をおくるためには、身体の自由が最も大事であり、生活習慣病であっても将来に生活不活発病に陥りにくい身体を作るためにも運動は欠かさず続けたいものだ。

|

« メタボチック症候群 | トップページ | 足周り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生活不活発病:

« メタボチック症候群 | トップページ | 足周り »