頭を使うのは効果あるか?
世の中色んなダイエット法がある。運動重視、摂取制限重視、食習慣のリズム重視・・・・様々である。
自分が行ってきたのは、代謝能力アップのための筋トレ、日々の代謝促進のための有酸素運動、食事の際の順序と時間というところ。他には、本来はダイエット目的ではない新陳代謝活発化による風邪のひきにくい身体作りということで冷水摩擦がある。冷水摩擦は一説によると、体表面の皮脂を取り除くことで、体内から脂分を多く含んだ物質が体表面に出て新たに皮脂を形成するということで、体内から高カロリーの脂肪分が体外に出やすいという話もあるようだが、その効果の程は顕著なモノとは言い難いかも知れない。
さて、今は四月で受験シーズンが終わったところで、会社に居ると新入社員を迎え、もうじき来年度入社希望者の入社試験、面接がやってくるんだが、過去の自分の周りに居た人等を思い浮かべて考えると、思いこみかも知れないが、ある傾向を感じる事がある。
その傾向というのは、理系的な趣味を持つ人、或いは、勉強が出来てとても優秀な人の多くは肥満体型ではない事が多いという事だ。
勉強するというか、頭を使う事の多い人は太りにくいのだろうか?とふと思ったりする。確かに考えるという行為は脳を激しく使うということで、それ自体は多くのブドウ糖を消費する訳だが、脳を使うことで脳の代謝はどの程度高まるのかが興味深いところだ。
因みに、基礎代謝の行われる部位は、
・筋肉=38.0%
・肝臓=12.4%
・胃腸= 7.6%
・腎臓= 7.5%
・膵臓= 6.3%
・心臓= 4.4%
・脳 = 3.0%
との事。ただ、これは基礎代謝であって運動する事による筋肉の消費カロリーの増加率や、頭を使う事による消費カロリーの増加率は基礎代謝に比較して何処まで増やせるか?は定かではない。ただ、この中で意識的に代謝を増やせるのは、筋肉と脳であり内臓関係は随意的に代謝を増やす事は難しいんで、カロリー消費が人為的に増やせる筋肉と脳を活発に使うってのは良い事かも知れない。
そして、脳と筋肉を使うっていう意味では、或る意味学問として成立するスポーツの上達を目指す(=専門性を理解しながら力と技を高める)事が良い。ただ身体を動かすではなく、上達したいという欲求を、その分野の専門性や知識と共に高めるというプロセスで楽しめるスポーツというのは良いように思う。ジャンルとしては経験や知識がモノを言うスポーツである。こういうスポーツに興味を持てば、基礎的なトレーニングの必要性は勿論、スポーツ固有の必要な知識の習得にも興味が出るため、筋肉と脳の活発な利用という意味では良い。
頭を使うというのは、アルツハイマー、痴呆の予防にも効果的ということで、心身ともに健康にという意味では大事な事だ。
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コメント
もう一度、試してみて下さい。チョット変えてみました。
投稿: 壱源 | 2007年4月 5日 (木) 00時28分
こんな所から大変失礼致します。BBSの方、書込できませんでした。トホホ・・・
スパム対策なら仕方ないですね。
投稿: morimori | 2007年4月 5日 (木) 00時02分