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2007年5月31日 (木)

西DAHONが検索される理由

 最近、ブログ、メインサイトともに西DAHONが検索される事が多いのだが、どうやら大手掲示板に話題として取り上げられる事が多いからのようだ。掲示板にて、解答したいところだが、『プロキシが・・・』と、我が家のネット環境からは書き込めないので、見掛けた疑問点について解答を書いておこうと思う。

1.DAHONのフロントW化時における注意
 市販のW化用マウントを用いると、メカが外に行きすぎる。そのためBB軸長は118mm以上が必要となるが、そうするとクランク逆回しでチェーン落ちする。W化マウントするなら、メカの直付け用ボルトセンターがフレームのツラから8~14mm程度に抑えると良い。軸長的には107~113mmがベスト(西ダホンは9.5mmで111mm)。04以前のスピードならメインパイプより上からメカを吊る形、05以降ならメインパイプより下からメカを支える形にしたいけど、メカをフレームに近づけると、インナー側に動かす時にステーとメカが干渉する可能性があるんで、04以前のフレームでやる方がスマート。05の場合は、マウントは市販品を使うことになるけど、これを用いると17~18mmとなりメカはかなり外に張り出す。マウントのバンド部との兼ね合いから市販のマウントを用い軸長は118~122mm程度になりそう。こうなると、スプロケのロー側で使う場合が気持ちよくない。
 アウター受けは、センタースタンドボルトで共締め出来るステンレスの板を準備してアウター受けを設置するのが一番簡単。
 DAHONの場合、年式によってシートステーの位置が微妙に異なり、トップに選ぶ歯数によってはステーとチェーンの干渉があるかもしれない。その影響がすくないのは03年式以前の正爪エンドのモデル。正爪エンドではホイールベースも多少変えられる。
 改造ベースにするなら、一番は03年モデル。次が02年モデルだろう。年式が新しい程、W化するに制約事項が増えてくる。03年モデルのフレームが欲しい。

2.ホイールの451化
 基本は簡単にできるけど、ハブとリムの入手性が問題。ハブにカプレオを用いるなら5mmのスペーサーを抜けばOLD=130mmはOK。インテゴを用いても、7mm幅のロックナットを3mm幅のロックナットに交換すればOLD=131mmなんでOK。インテゴのハブを使う場合は、リムは36Hを探さないといけない。これが入手性が悪い。まぁ、フロントの28H化はハブ、リムとも入手し辛い。金澤輪業のアメクラハブと合わせて20H、24Hのリムで行けば簡単かもしれないけど、小径車程スポーク数は減らしたくない。
 ブレーキの変更では、700Cトランスファーは使用不可。実際に試したけど調整範囲外となる。必然的にキャリパーブレーキが必要となるが、フロント側はフォークの加工するのが簡単。沈頭ボルトが埋め込めるようにフォーク後側の穴を拡げる。リア側はキャリパー取り付けボルトをフロント用に交換してナット締めすればOK。但し、普通のナット留めのキャリパーならフレーム加工は無用。我が家の西DAHONではフロントはピスト用キャリパー+沈頭ナット、リアは通常のナット止めのキャリパー。

3.センタースタンド
 フロントのW化等でBB幅を詰めると、クランクとスタンドが干渉する。収納時にタイトなスタンドとしてはBS純正の長さを切って使う黒いアルミセンタースタンドがベスト。実売2000円程度。我が家の折り畳みは全てこれ。

4.マジ軽ロボ
 一応20インチ対応のマジ軽ロボ。マジ軽ライトは20インチ不可との事。但し、通常の28Hのフロントホイールにマグネットを付けようとすると、完全に等間隔ってのは不可能。更に、マグネット取り付けにはダイナモに近づけるために、マグネットとスポークの間に1.5mmのシムを使う箇所が出てくる。これさえクリアすると、ノーメンテ、抵抗無しで街乗りママチャリにはピッタリ。なお、ダイナモホルダーはBSのMTB用ダイナモホルダーを使用。趣味的な自転車の場合は、見た目が野暮ったいんで使わない。

5.性能?
 自転車の性能は人次第だけど、実質的に平地の最高速度は50~55km/hくらいだと思う。気合いを入れれば60km/hに近づくかも。52T×14Tの406ホイール仕様でも45km/hくらいは出る。そういう速度域で、406HEと451WOでは随分快適さが違う。451WOと700Cの差は、実はあんまり判らなかったりする。406HEにステルビオは速度は出るけど、乗り心地は硬い。451WOにROADLITE EXという組み合わせが、しなやかで40km/h近辺でもマイルド。406HE仕様では速度が出せるかも知れないけど、出す気がしない。

6.カプレオのクロスレシオ化
 これも案外簡単。カシメられたカセットセットをばらし、好きなギア比を選べばOK。一番の問題は標準11Tから流用12Tへの変速性能の低下。12T側のギアは1000円しないので、ヤスリを使って変速ポイントを削り出せば楽勝。12T本来の変速ポイントはそのままなんで、13T以降ともスムーズに変速できるようになる。但し、9Tが必要な状況はDAHON系では無いかも。フロントの上限が48Tとかの制限を受ける場合の技。

7.シートポストの固定不良
 05のボードウォークではポスト用スリーブが樹脂でずれやすい。スピード以上はアルミ製スリーブでしっかり締まる。オプションで1000円程度なんでお奨め。
 盗難防止には、サドルにワイヤーを通し、馬蹄錠をチェーンステー下につけており、駐輪時にサドルを下げてワイヤー端を馬蹄錠に通すと完璧。04モデル以前だと、サンヨーの鍵付きクイックが使えるけど、このクイックを使う場合は、ダイスでネジ部を延長する必要がある。

8.インテグラルヘッドのガタ防止
 D7以下のモデルではヒンジ部の精度が悪いのが原因。ヒンジの軸固定をEリングに交換して、ヒンジの内側の隙間にEリングを入れれば、軸方向のガタがなくなるので、ガタが出にくくなる。お奨め。
 なお、P8モデル以上とD7モデル以下ではフォーク上のコラムの長さが5mm程度違う。D7モデルの方が長い。ステムとフォークのハメ代はD7モデルの方が長いので好み。D7モデルなら、D7ステムとヘッドパーツの間にはステンレス削り出しの凸形状のスペーサーを製作してステムのしなりを抑制させる事も出来る。

 どれもメインサイトの記事内に埋まっている内容だが、ピックアップするとこんな感じ。

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コメント

こんにちは。KHSにお乗りとは羨ましい限りです。
当方の在住エリアには取り扱い店が無いので、残念ながら購入には到りませんでしたが、折り畳める小径車の中では結構気になる存在です。
KHSのホイールサイズは406HEでしたか!KHS=速いというイメージでてっきり451WOかと思ってました。
ということで、オモイヨWW中の記事の修正を致しました。
レ・マイヨWは、折り畳みは簡単なものの、持ち運ぶ時にズッシリくる重さが堪えます。走っている時には、気にならないんですが、運ぶ時の重さがなんとも言えません。でも、フルデコ?状態のスピママ号は15kgオーバーですんで、これに較べるとマシではありますが、、、。

ということで、これからもヨロシクお願い致します。気が付く点等御座いましたら、お気軽に突っ込んで下さい!

PS ところで、身体能力は大したこと有りません。多分、並か並以下でしょう。驚愕ってのは言い過ぎですね。何と言っても、オモイヨとか西DAHONというような、ふざけた自転車でさえ、その能力を使いきっているとは言い難い(持っている自転車ならどれに乗っても結果が一緒って事は、自転車の違いが現れるに到っていないのが自分のレベルという事で、自分のレベルは折り畳み自転車の能力さえ引き出すに到っていないという裏返し)ですし、、、高級ロードに乗って機能させる事が出来るような人が驚愕という対象では無いでしょうか?

投稿: 壱源 | 2007年7月17日 (火) 08時24分

はじめまして。レマイヨW、いい自転車ですね。
壱源亭様の身体能力の高さにも驚愕です。
レマイヨW改造の記事、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
PS:KHS F20-R系は20inch HE(406)です。

投稿: アーチ | 2007年7月17日 (火) 03時00分

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