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2007年5月 7日 (月)

楽しく自転車

 先にも書いたが、この連休は自転車で存分に楽しんだ。持っている自転車全て、どれに乗っても楽しい。自分の場合は、乗っている車種が流行?の折り畳み小径車+固定シングルスピードのピストであるが、気分としては流行に乗っかっている気持ちは全く無く、偶然に自転車で楽しもうとした時に、選んだ選択肢が小径車とピストだっただけであり、人が乗っているから選んだ訳でなく、自分が楽しむ対象として小径車とピストを選んだだけである。

 最近は確かに自転車がブームのようであり、その流行の発端はといえば、エコブーム、健康ブームによるものとの解説を良く耳にする。確かにそうかもしれないが、エコ目的や健康目的の手段としての自転車というノリでは、ブームは簡単に去ってしまうのでは?との感想も以前の記事で書いた。

 改めてこんな事を書くのは、自転車というものが楽しい遊びの目的で無ければ、流行は長続きしないのでは?と思うからだ。というのも、この連休期間中には会社でも、いろんなグループがサイクリング等に出掛けた様子。楽しかったという話も聞けば、そうでない話も聞く。そうでない話で頭に残った話を一例に挙げれば、サイクリング中に脚がガクガクになって歩けなくなった人が居たという。そして、最寄りの駅に自転車を置いて伴走する車にのって目的地に行く人が居たとか、大した距離でもないに関わらず、尻が痛くなってサドルに座れなくなりリタイヤしたとか、苦痛を訴える人がグループに続出するという話しだ。

 幹事さんがどう思うか?は知らないが、そのような苦痛を訴える人ってのは、果たして自転車に乗って楽しかったのだろうか?というのが素直な疑問である。特に、昨今の自転車ブームでは格好良い自転車=特化したスポーツバイクが持てはやされているが、そういう自転車に予備的な知識や体力を持ち合わせずに接したとしたら、楽しみの前に苦痛を感じてしまうのではないだろうか?下手すれば、膝を壊す等の怪我さえ招きかねない。

 自転車は確かに楽しい物だが、スポーツ用途に特化した自転車を扱うには、それなりの体力と経験が必要なのは当然で、それが無ければ、思い掛けない苦痛を味わう場合だって考えられる。特に、グループツーリング等でハイテンションな状態で乗ると、無気になったり、変な競争意識を持ちかねない。そうすると、前述のように、歩けなくなる程に脚が痛くなったり、尻や首が痛くなったりする。そんな時に、そういう状態になった本人の気持ちを考えると非常に可哀想に思う。少なくとも、そういう状態になったとすれば、本人は自転車が楽しいという気持ち以前に、苦痛、挫折感、劣等感を味わってしまうのでは無いだろうか?
 これは、例の自転車少年のグループの話だが、どうやったら簡単に速く走れるか?疲れずに走れるか?とか、周りに対して毎週日曜に集合して速く走れるように鍛えよう!というノリで人を誘っても、誘われる側への影響を考えると、毎週集まって激走を繰り返し、どこが痛い、ここが痛いという状態を作り出す前に、各々が自分で自転車を楽しむ方法を見出す方が良いんじゃないの?と言いたくなる。強引に巻き込んで、ハイテンションで集団走行して、本人は誘った人より速く走れて満足しても、周りが劣等感を感じたり、苦痛を訴えるようではNGだ。周りの個人が自分にとって自転車が楽しいと思える使い方を見つけれるように誘うべきでは無いだろうか?
 人によって、楽しいと感じる瞬間は異なっているだろうし、各々がイイ気分になる状況は個人次第なんだから、その辺を考えて自転車仲間を増やせば良いのに、、、というのが素直な感想だ。

 自転車に感じる楽しさってのは、本人の内面的な嗜好であり、先ずは、一人で乗って楽しいと思える何かを見つけるのが先決では無いだろうか?一人で乗ってみれば、自分の使い方、走り方、感じ方も変な意識無しで素直に感じれるだろうし、その上で、使い方に見合った自転車を選んで自転車生活を始めるってのが肝心だと思う。

 一番大事なのは、身の程にあった自転車を選び、自転車を楽しむ事であり、最低でも、自転車自体が手段でなく目的でなければ楽しめないように思う。
 自転車を用いてダイエットとか健康維持を期待する事は間違いでないが、過度な期待をすると、その効果を得るには相当な時間を要するのは間違い無い。特に、経験や身体の状態が、選んだ格好良い自転車を楽しむに適した状態から懸け離れた人程、楽しみを見つけるのに時間が掛かるように思う。
 最近の自転車ブームは社会人主導のようだが、このような場合、生活形態の制限から自転車でダイエット効果、健康効果を得るのは容易ではない。自営業、自由業?、或いは、自分の時間が沢山とれる人にとっては普通でも、一般社会人の僅かな自由時間を通しての自転車ライフでは、深刻な問題である。

 身の程に合わせた自転車選び、或いは、自転車を乗るに必要最低限の体力と経験を身に付けた後での自転車生活という方が、自転車自体の楽しさを満喫できるように思う。
 大きなお世話かもしれないが、サイクリングに出掛けては、膝が痛いとか、歩けなくなったとか、自転車を辞めてしまったとかの話を耳にする程、そういう思いが強くなる。

 自分自身、自転車でも単車でも一人で走る事は大好きだし、一人で走って考える事と言えば、自分が気持ちよく、楽しく走るためには何が必要か?という事が多い。それを積み重ねると、自分のペースも身の程も真に理解できるし、そういう状態なら集団で走ってもペースを乱されたり、浮かれたりすること無く、自分を見失わず楽しみながら自分のリズムで走れる。
 身の程を理解しているから、痛いところも無く、事故も怪我も起こさないで済むんだとも思う。きっと彼らには、そういう所が欠けているのでは無いだろうか?

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