赤ちゃんポスト、利用第一号
先日記事にした赤ちゃんポストの件だが、初日に三歳の男の子が預けられたとのこと。きっと、ポスト設置の病院にしてみれば、『想定外!』って気持ちだろう。
三歳児といえば、記憶もしっかりしており、自分が三歳という事も理解している。そんな状況を病院側は想定していたのだろうか?自分も、殆どの場合が赤ちゃん(新生児、乳児)という印象だったけど、三歳児というと幼稚園の年少組に入る年齢。
大体、誕生から暫く育児を続けていたという状態なら、当然出生届けも出ている筈。そんな場合には、身元不明状態で投函?された赤ちゃんってのは、二重戸籍にもなりかねない。法制度上にも不具合は沢山ありそうだ。
こういう利用者もいるんだ!と思うところだが、感心している場合ではない。匿名性を利用して育児放棄しているだけに思うのは言い過ぎか?本来なら、別の機関を利用すべき問題の筈だが、、、、親の人間としての教育や思想が、赤ちゃんポスト設置側の思想、概念が乖離しすぎではないだろうか?
初っ端からこういう状態だと、先が思いやられるし、安易に受け入れた後に、その子供の将来の人生を考えると不憫でならない。確かに、3歳児の頃というと育児は闘いに近い苦しさがあるが、、、、。そうは言っても、育児放棄はNGだし、それを容認するかと勘違いさせるような制度もNGだ。
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