自転車で赤切符
今日のネットニュースで気になった記事といえば、自転車の摘発が102件、警告が21万件というニュースである。統計は警察庁管内ということで、全国という訳ではないが、この摘発件数は以前に比較すると大幅増らしい。
自転車での摘発は、自動車の反則金制度が無いために、全て赤切符で裁判所に出掛けなければならない仕組み。そして、罰金は信号無視から片手運転等々様々な違反があるけど、概ね5万円という高額な罰金を支払わなければならない様子である。
確かに、車体の登録、免許の義務といったものが無い分、取り締まりにくいけれど、取り締まられると代償は高くつく。
とか言って、防犯登録制度等を利用した所有者への課金を簡単に行える仕組みを作ったとしても、その絶対数から考えると、取り締まる側の体制を作ることさえも難しいのが現状だ。
今回の国会では、自転車に関する道交法の改正案も提出され、実際に社会インフラの中で自転車ユーザーが望む望まざるに拘わらない形で整備されている。また、マスコミ等にも自転車についての報道が増えつつあり、社会の注目も増えている。
確かに、インフラ整備が進み、法体系の整備が進み、取り締まりの強化という形で、取り巻く環境が変わりつつあるが、それがユーザーにとって良い形ができるか?興味深いものである。
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