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2007年6月14日 (木)

物欲大王の心の変化?

 クラッシックなロードが完成してからというもの、密かに金に糸目を付けずにロードバイクを作るとしたら、どんなのが良いか?なんて、妄想に駆られている。

 今回のレイノルズ531ロードに乗るまでは、今作るならチタン!とか言っていたんだが、趣味の延長でロードに乗るって場合は、そのロードには性能云々よりも趣味性の方が大事である!という事に気持ちが傾きつつある。
 まぁ、四十路のオッサンで、いくら過去に自転車歴があるとは言え、現実問題、プロライダーではないし、固定に乗ると言っても競輪選手になりたいわけでも、ロードに乗ると言っても競技者になる事を目的としている訳でもない。大体、そんなレベルになれる筈が無い訳だ。元々レーシングコンポといえば、そういう人達の希望を叶えるための存在故に存在している訳で、自分レベルが選ぶなら、何に乗っても、何を使っても性能差なんて所詮判らない。詰まるところ、グラム単位の軽量化や、弾性率、剛性、踏み味・・・・と言われても、その効果を実感出来る程のパワーも判断できる知識も持っていないんで、そういう判らない数値への拘りよりも、判る範囲での拘りを持つ方が良いというのが正直な処である。
 となると、フレーム材質ってのは、長く使えて、見て楽しめるモノってのが大事であり、見た目的には工芸品的な美しさの方が大事である。そんな思いが強くなったのは、部屋に並べて置いてある、オモイヨWW、西DAHON、ラングスター、DIETROADを較べると、やっぱり531パイプ+ロストワックスラグ、クラウンで組んだ小林さんちのフレームが一番惹かれるというのに気が付いたからだ。

 欲を言えば、コンチネンタルカットラグ、更に言えばラグ面メッキ、剣先メッキ仕様というのが、昔作ったスポルティーフと重なるんで、そういうのが好み。ラグによるロー付けとなれば鋼材系のフレームだ。更に、色的には淡色系パール塗装というのが良いし、もっと言えば、フレームの細工には全てラグ風台座を付けたいところ。勿論、フレームはホリゾンタル。
 構成パーツ自体は手元がごついSTIは却下だし、現行シマノのカブトガニみたいなホローテックのクランクもNGだ。基本は繊細な雰囲気のWレバー(出来ればフリクションタイプ)、クランクは大きなPCDの細身の5アームが良い。ハンドルバーもアナトミックデザインは却下だし、アヘッド構造も却下だ。別に過去の部品に拘る訳ではないが、昔の工芸品的な雰囲気が好きという事。そういう雰囲気を作るだけなら、現行のパーツでも、どうにかなりそう。見た目は昔っぽくあっても、構成パーツは現代のモノで組んで楽しんでいきたいというのが理想だ。こういう形を否定する人も居るけど、昔は皆こういう形だった訳であり、それでも十二分以上の能力を持っていたのも確かな事実。
 あまりにも古いビンテージパーツで組むと、道具として使う上での消耗品の調達で苦労しすぎるのも、ビンテージ希望という訳でないんでNGだ。

 まぁ、これは自分の好みの問題であり、別に最新のテクノロジーで最新のマテリアルを駆使して最高のスペックのモノを所有する事に喜びを感じる人を否定するのではなく、そういうモノを所有する事で満足感を得ようとする人は、そういうモノを選べばよい訳であり、自分の好みとしては、工芸品的な美しさを重視したいというだけの話だ。

 余計に分かりにくくなるかも知れないが、単車の世界で言うならば、最新スペックのスーパースポーツが欲しいのではない。そうは言っても、完全に見た目レトロな懐古調モデルが欲しい訳でもないし、本当に古いビンテージバイクが欲しい訳でもない。肩の力が抜けて、先鋭化しすぎない範囲でスポーティなベーシックスポーツ、例えば、TRX、SV、グースのようなバイクが欲しいという気持ちに近いところだ。要は、伝統的なパッケージで素人レベルでそこそこ楽しめるスポーツバイクというノリである。(更に、小生意気を言うけど、最新のSS系モデルと峠ツーリングで走っても、自分の愛車レベルで実際問題、どうにかなってるんで、自転車でも、サイクリングレベルなら最新ロードと一緒に走っても同じか?という思いが結構強いのが、自尊心の欠片だったりする。実際問題、西DAHONやオモイヨWWでも何の不満も無いのが、そういう思いを強くさせているのかも、、、)

 そう思って、フレームやコンポを探したんだが、吟線に触れるフレームってのは、なかなか無いのが現状である。コンポについては、探せばどうにかなりそうだが、フレームが難しい。そんな中で見つけたのがこのサイトのオーダーフレームである。(因みに、地元広島のフレームビルダーさんと言えば、廿日市のイナズマサイクルさんって所がある。出掛けてみたいけど、微妙に遠い。)
 このフレーム、ベーシックデザインは昔の規格だけど、ラグ、エンド等々は、少し現代的であり懐古趣味に走りすぎない感じが良い。こちらのショップのオーナーさんは、サイトの内容から見ると、サンツアーのシュパーブシリーズの開発者だったらしい。この経歴が何とも興味をそそるのもあるし、このフレームの造作は、当時のシュパーブを感じさせるような気がするのは、気のせいだろうか?昔々の話だが、当時は好んで選んだパーツはジュラエースではなく、シュパーブ系大好きだった自分にとって、購買欲をくすぐるポイントでもある。

 という訳で、物欲が少しずつ芽生える今日この頃だ。

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