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2007年6月18日 (月)

皆さん、水に浮きますか?

 ダイエットをしてから一番変わったこと。体力とか体脂肪率とか、自転車の速さとかで無く、日常で感じる一番の変化は何か?というと、それは、身体の比重である。

 身体の比重の変化というと、プールや風呂に入った時に判る変化である。水に浮くか?沈むか?という変化があるから比重の変化に気が付くけど、筋肉、脂肪の比重は如何ほどか?というと、

・筋肉・・・・・・1.05~1.10
・脂肪・・・・・・0.88~0.92

 程という。引用資料にもよるけど、概ね1.2倍程度は筋肉の方が重いそうだ。

 因みに、骨の比重は2.01程、身体の殆どを占める水分は1.0だから、身体が水に浮く理由というと、水より軽い物質の割合が増えて水より軽くなるか?どうかである。
 人間の胴体部分は肺が存在しており、空気を取り入れると魚の浮き袋と同じで比重が軽くなるのは判るけど、空気の出し入れができない四肢(手、足)については、純粋に脂肪率の大小で水に浮くか沈むかが決まる。

 最近、風呂で手足の力を抜いて伸ばすと、間違いなく沈む。プールでも息を大きくして空気を吸い込むと水に浮かぶけど、息を吐き出していくと、スーッと沈んでいく。

 脂肪を纏わないスリムな身体であれば、風呂に入るとしっかり沈むけど、仮に体重が軽くても浮かぶ人が居たとすれば、その人は細い四肢は骨+脂肪で出来ているということである。見た目は細いけど、見た目以上に体重がある人ってのは、脂肪<<<筋肉だが、見た目通りに体重も異様に少ない人ってのは、筋肉≒0って状態かもしれない。
 脂肪を燃焼させるために必要なのは筋肉であり、脂肪を減らすという引き算型ダイエットよりも、脂肪消費率アップのための筋肉を増やすという足し算型ダイエットっていうのが肥りにくい身体を手に入れるのには必須である。

 そう言えば、昔バラエティー番組で、体脂肪率一桁のボディビルダーとデブ系芸人がプールに入った際の違いを較べる番組があったけど、一方は完全に沈んで、一方は浮かぶというのを紹介していたのが思い出される。

 体脂肪率の測定っていうと専用の器具が必要だが、全身の脂肪厚さをよく反映していると言われる部位ってのは、肩胛骨の下、二の腕の後側らしく、その部位を摘んだ時の厚さが皮下脂肪に相当するらしい。なお、この脂肪厚さってのは、内臓脂肪に非ずで、皮下脂肪の厚さである。

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