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2007年6月13日 (水)

自転車の品質

 最近は、自転車ブーム?による自転車への注目が大きくなり、スーパー、ホームセンターで激安自転車が取り扱われる事も多く、世の中に氾濫する自転車の大部分が専門店外で購入されたモノが多いようだ。

 勿論、自転車専門店でも中国、台湾産の自転車を扱って出荷する場合もあるようだが、生産国がどこであれ、最終的な品質の差ってのは、エンドユーザーに渡る直前の整備状態が大きく効いてくるように思う。

 自転車の品質を語る場合、構成部品の耐食性、耐候性、寸法精度、溶接部強度といった箇所は、生産業者の選ぶパーツや技能の影響が大だが、どんなに良い部品を用いても、適切に組み立てられなかったら、想定外の荷重や疲労を受けて壊れてしまう。
 自転車の品質評価で面白いページを見つけたのがだが、そこでの評価を見ると、要素品質よりも整備品質に起因する要因の方が多いように思った。因みに、そのサイトは、

http://www.jbpi.or.jp/_data/atatch/2007/04/00000121_20070409141612.pdf

というサイトである。
 昨今は、自転車ブームということもあり、その構成要素に異様な拘りを持つ人もいるが、そういう人ってのは、結構怪しい事を平気でやっていることも多い。怪しい事とは、考えられない組み付けであり、良いパーツもいい加減な組み付けで済ませるというパターン。
 そして、そういう人ほど、品質、性能に口うるさく、ブランド、グレードに拘りを持っていたりする。でも、そういう人ほど、不良組み付けをしていながら、不具合を感じ取る事が出来ない事も多い。そういう人の中には、クロモリとアルミの違いや、デュラとソラの違いに固執しながらも、何故か、BBのガタ、ヘッドのガタに気付かないという人も実在する。

 自転車という乗り物は、単車や自動車に較べると、構成パーツの流用性が高く、素人?でも簡単に付け替えることも出来るのだが、逆に、その組み付け精度というのは、資格不要で結構いい加減な場合が多い。そんな自転車は良いパーツ、良いフレームであっても、不良自転車となる。

 自転車のような気軽?な乗り物程、整備がしっかりできる所で面倒を見て貰う。これが大事のような気がする。
 そういえば、GW中にNHKのBS2のサイクリング番組で出演されていた、石井正則さんのコメントである『自転車を楽しむには自転車の主治医を見つけて、任せるのが大事』というのが良いコメントである。一般にパンク修理っていうのは一番簡単?な修理として言われているようだが、自分から見ると、一番奥が深い修理だと思う。自転車屋で務めていた経験上、同じ修理は二度と存在しないし、パンクの原因も様々である。パンクの状況を見ながら、お客さんに、パンクした原因を説明し、それを回避するような扱い方を助言し、パンクの発生リスクを軽減させる事も含めて初めてパンク修理が成立する。
 パンク修理といえば最近は専用の大きさが何通りか決まったパッチを使う事が多いようだが、パンク修理の王道?と言えば、汎用の大きなゴムシートを穴形状に応じてカットして使うのが一番だと思う。穴の空き方は、様々であり、そんな穴に対して一番適切な形状をカットしてパッチを作るのが、本物?のパンク修理だと思うのだが、パンク修理といえば、安直に行う人が多く、機械的な作業が出来たくらいでOKとする人が結構多い。

 修理一つとっても、結構、施工者によって仕上がりは異なる。そういう事を含めて自転車の品質は決まってくるものだと言える。

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