« サーキットトレーニング10日経過 | トップページ | ダイエット後の峠走り »

2007年6月 1日 (金)

住みにくい世の中?

 今年1月から所得税が安くなっているらしいが、今月から住民税がアップする。細かい事は置いておいて、所得税の定率減税も撤廃されて、結果的に庶民にとっては大きな増税としてのし掛かってくるそうだ。
 考えてみると、入社で丸16年が経過して17年目に突入するけど、実質的な給与手取りというと、あんまり変わっていないというのが正直なところ。バブル崩壊後の不景気時分ならいざ知らず、最近の好景気?多忙な中では、それに応じた暮らしを得ているとは思い難いのが正直な感想だ。

 これからガソリン代もボディーブローのように効いてくるし、、、、、。自分と申請中の特許で商売を始めつつあるけど、その特許を構成する部品の素材価格の高騰も著しい。素材といえば、勤務先で仕入れる金属材料の価格上昇も凄まじいものがある。銅合金を例に挙げると、チョット前は1トンで30万円から50万円程度だったものが、地金価格の高騰により1トンが100万円迄上昇している。
 このように製造系業種では材料単価の高騰はモロにコストアップに繋がる。そういえば、勤務先で従事する特殊なセラミックスも原料粉末が1kgで6500円だったものが10000円レベル迄高騰している。
 形状的に複雑かつ構成部品点数の多い製品については、対処の仕様があるけど、開発段階でシェイプアップされた小さな部品については製造技術や形状の工夫、設計手法の変更によってコスト低減することもままならない。

 自分の勤務先での実務上では、製品形状の設計思想の変更等により製品構成部品の重量で15~20%の重量軽減を行うことが出来たが、自分の特許がらみの物に関しては、構造自体がシンプルなんで素材価格の高騰分を吸収できる方法がないのが現状だ。

 今回の新商品を一所懸命買ってくれる会社もあり、その会社の希望の価格で卸してあげたいのは山々だが、そうは言っても安易に値段を下げる気は無い。極端な話、売れなくても何も困らないし、コンセプト自体を特許にして押さえているんで気にしないが、なかなか対応に苦慮してしまう。今回の商品を買って頂ける企業さんに直販すれば、或る程度は安くできるんだが、過去にこの企業とは商道徳上許し難い事があったんで、代理店を通さないと売る気は無いんだが、、、、。
 商売の前に一番大事なのは、技術もあるけど、商習慣というか商道徳も大事だ。

 ところで、安月給だけでは、たかが生活のゆとりの程度も知れている。住みにくい世の中でも、自分にゆとりを確保するには、誰にも出来ないモノを作る術を維持し、商売に結びつけなければいけない。そう思って開発を進めた物だが、漸く引き合いも増えてきたし、結構売れそうな気配だ。住みにくい世の中で、楽しく過ごすために、もう一品、何か考えてみようかなぁ、、、と思う今日この頃だ。

 もう1アイテム、何かを考えて特許申請を行いたいところ。そのネタは市場において需要の高い物を探さないとダメだが、需要が高く、誰も思い付かないモノを考える事が大事だ。そういうネタが、もう一つ思い浮かべば、いよいよ独立の時期かもしれない。

 因みに、今の商売のネタは回転機械を扱う企業にとっては夢のようなシステムで、完全に無潤滑で長時間摺動可能な材料。その材料は硬い材料だが、決して割れないという夢のような構造を持ち、摺動面に存在する微細な粒子に対しても耐摩耗性に優れたモノ。更に驚くべきは、無潤滑摺動による発熱による温度上昇が生じたとしても、膨張係数が金属材料の1/20以下という特徴を持っているし、高温状態から急激な温度降下を与えても決して割れない対熱衝撃特性も持っている。詳細については、ここでこれ以上書くことは無いけど、我ながら結構強烈なモノだと思う。日本での名の通った大手企業からの引き合いが多く、これからが勝負だ。

 余談だが、ここ十年程度は、金属材料、セラミックス等の無機材料、有機材料、複合(無機-有機、無機-金属、分子レベルの複合化、要素レベルの複合化・・・)材料のデザイン、製法開発、材料開発、パイロットプラント設計をずっと進めてきたこともあり、自転車や単車の材料も、大体、善し悪しがわかるような気がする。仕事の知識が趣味にも生きており、そういう意味では、住みやすい?世の中とも感じれる。

|

« サーキットトレーニング10日経過 | トップページ | ダイエット後の峠走り »