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2007年6月28日 (木)

キャリパーブレーキ

 昨日のレ・マイヨWの仕様変更でのブレーキがデュアルピポットからシングルピポットに変更された話ではないが、今、自転車のキャリパーブレーキについて関心を持っている。

 実は西DAHONのブレーキキャリパーも変更したのであるが、今迄付けていたのは、吉貝のダイヤコンペの普及品で、QR無しという仕様である。実用的に問題は無いけど、旅先でのパンク修理等でワイヤーを緩めるか、シューを外さないとホイールが取れないのが不満といえば不満だった。そこで、この対策を考えていたが、その方法としてQR付きのキャリパーを用いる事を目論んでいた。その目論見達成のために、シマノの600のシングルピポットの最終モデルを調達して変更したこともあり、キャリパーブレーキに関心が深まっている。

 因みに、531ロードもシマノのシングルピポットを使っている。我が家のロード系モデルでデュアルピポットキャリパーを使っているのは、オモイヨWWとラングスターTTだが、これは純正装着のブレーキのままである。

 デュアルピポットキャリパーとシングルピポットキャリパーを見比べると、大きなアーム部品が2つのシングルピポットと3つのデュアルピポットである。パッと見た印象は、自分の嗜好から言うと、どう考えてもシングルピポットの方がシンプルでコンパクトで格好良い。
 勿論、デュアルピポットキャリパーの場合は、支点の位置の関係で小さな入力で大きな制動力が得られるというメリットは納得できるけど、その反面、シューの移動軌跡は小さな半径の円周軌道であり、シューの当たり面から作用する制動力ってのは、握りに応じてリムに対して力の向きが変化しやすいってのは当然であり、リムに対する制動力の向きが変化しづらくコントローラブルなのは、シューの移動軌跡の半径が大きなシングルピポットの方が良いのも紛れもない事実だ。

 単純に効きという面から見るとデュアルピポットキャリパーの方が上手だけど、制動時における入力と効きの比例度合を維持しようとすればシングルピポットの方が上手である。
 効きという要素に不満を持つ人には、デュアルピポットキャリパーが最良の選択になるけど、効きに不満を持たない人にとっては、どちらでも良いのか?とも思える。
 ただ、この制動力云々の話は結構怪しく、キャリパーへの入力とシューの出力の関係ではデュアルピポットキャリパーのメリットっていうのは理解できるけど、ブレーキレバーを介する握力からの関係を考えると、所詮はテコの原理の組合せであり、入力に対する出力が大きい場合は、握り代が大きくなるだけの話であり、レバーとキャリパーの組合せ次第では、握力と制動力の関係ってのは、どうにでもなるようにも思える。

 とまぁ、理屈を考えると色々だけど、自分の場合は、純粋に見た目シンプルなシングルピポットの方が好きということだ。

 因みに、デュアルピポットキャリパーってのはドイツの企業が1960年代に特許を取得していたものだが、その特許が切れた90年代に入って、シマノ、カンパが商品化して今に至っている。

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