ポジション
今、自転車が5台ある。この5台は、微妙にポジションが異なっている。異なっているのは、殆どが上半身であり、下半身部分は概ね共通だ。
因みに、下半身はサドルトップからハンガー迄の距離が約700mmというところ。この距離ってのは、自転車に関係なく股下の距離によって決まってくるものなんで、殆ど同じとなる。因みに、ホリゾンタルフレームでのCT距離から言うと、適応フレームサイズは530±10mmというところか?ラングスターでは520mmフレームで少し小さめ、531ロードでは550mmなんで、かなり大きめという状態。折り畳み小径車の場合は、シートポストで調整してある。
しかし、上半身は各車で随分異なっている。フルサイズのラングスターと531ロードではサドルトップとステムの面を較べると30~50mm程度、ステム側が低くなっている。しかし、オモイヨ、西DAHONではステム側の低さは120mmは低くなっている。ただし、水平距離は小径車の方が近い状態だ。ハンドルが近い自転車は、ハンドルが低くなり、ハンドル迄の距離が確保できるフルサイズでは、それ程まで低くない状態だ。なお、スピママに冠してはママチャリ使用なんで、ハンドルは遠くなく、低くもないというアップライトなポジションだ。
次はハンドルのグリップ幅だが、基本は幅400mmとなっている。オモイヨ、西DAHON、531ロード、ラングスターのドロップバー全てがそうなっている。スピママについては440mm幅で、ラングスターのDHバーは握りの位置を見ると、相当にナローだ。
このようなポジションの違いがあるのだが、違うのは殆どが上半身である。上半身の姿勢の違いというと、前傾度合と胸の開き具合による呼吸のしやすさである。ゆっくり走る時は、アップライトで胸が大きく開いたスピママが楽だが、小径とフルサイズの場合の違いは、フルサイズの方が車体が振られにくいというのは確かな一方、向かい風では身体が畳みやすい小径車の方が風をしのげるというのも確かである。身体の前傾度合の差ではそういった差を感じるが、身体の開き具合による空気抵抗の差っていうのは、この度、DHバーを装着して初めて感じたものだ。前傾度合による空気の壁の感じ方以上に、身体の開き具合で感じる感覚の方が顕著だということ。
このDHバーについての感想は昨日も記事にしたけど、空気抵抗の少なさはピカイチなんだが、体重の多くを前輪に掛け、走行中に荷重を抜く事自体が困難なために、衝撃等がモロに伝わってくるのが大きな難点。更には、グリップ位置の幅が異様に狭いために、路面の外乱による不安定さが顕著に現れる。
自転車ってモノはポジションによって随分と印象が異なるんだなぁと、改めて思ったところだ。
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