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2007年7月 9日 (月)

自転車の差、装備の差、ホントに気付くか?

 最近は休日になると、自転車に乗る事が多い。朝はラングスターTT、昼はオモイヨWWか、531ロードである。平日はスピママというパターン。乗る自転車は一様でないし、乗るスタイルも、基本はジーンズ+Tシャツ+100円の帽子というラフスタイルである。
 全ての自転車の共通アイテムといえば、走りに関係の無い所で、インフレーターとスペアチューブ、タイヤレバーを入れた小型バッグという所だ。走る場所は?というと、ラングスターTTとオモイヨWWの場合は、白島~可部間のCR走行で、531ロードの場合は自宅を中心として近場を走り回る時であり、スピママの場合は車の駐車場所(?殆ど会社)を中心として近場を走り回る時に使っている。スピママの場合は子供の幼児車と公園内を走る際にも使ってる。基本はクリップ装備の自転車はCR中心で、クリップレスの両面ペダルの自転車は近場中心である。

 こんな案配なんだが、色々乗っても自転車の差っていうのは、実はあんまり判っていなかったりする。確かに、荒れた路面を走った時の折り畳み自転車特有のがたつきを感じることも無くはないけど、綺麗な路面を走っている限り、乗って感じる差は極僅かである。厳密に言えば、ラングスターTTはシャキッとしているし、オモイヨWWはギャップに弱いもののダッシュ等の入力に対するレスポンスは結構素早い。西DAHONでも同じ感覚だが、レスポンス自体はオモイヨに較べると多少ダルな感じだし、乗り心地は優しい感じになる。スピママの場合は、最も小径のホイールを履いて、普通は漕ぎ出しや加速に優れるとは言うものの、実は、一定以上の速度域では重さが感じる気もするところ。しかし、基本は西DAHONと同じフレームの筈だが、乗り心地は結構ハードなもの。531ロードの場合は、全体的に緩い感じで、重量自体はオモイヨWWに較べても軽い筈だが、乗ると重く感じるのが不思議なところ。とそんな風に言う事も出来無くないのだが、実際に乗ってみると、乗っている最中に、どれがどうで、、、といった不平や不満も無ければ、結果的に同じコースを走っても、時間も変わらなければ、疲れ具合も変わらない。
 結構、人間の感性ってのはいい加減である。違う違うという先入観が先に来れば、違うように思うんだろうけど、実のところ良く判らない感じである。先に行った違いが本当に大きければ、実質的に差が現れる筈だが、差が現れないという時点で、そんな感想は結構思い込み的な要素が大きいのでは?或いは大袈裟にイメージしているだけでは?と思ってしまう。

 これって、自転車というハードウェアが違う事は事実なんだろうけど、乗り手が乗ると、その自転車なりに走らせてしまうんで、結局、その差というのが出にくいという事なんだろうか?こうなってくると、どんな自転車に乗っても、最終的には人が自転車なりに乗る訳であり、結果としては何も変わらないという感じにも思うところ。

 例の自転車少年や、先日ニシダサイクルさんに来られたお客さんのように、何が速いか?どうすれば速いか?という事に強い拘りを持つ人も居るけど、実際のところ、どれでも同じような気もするところ。(道具が変わっても、結果的に同じになるという意味で)
 CRでも結構な装備と高価そうな自転車を多く見掛けるけど、その価格と走りが比例しているか?というと、そうでもない感じがするところ。
 正直、自分が走っている時には、自分の愛車でも何の不満も無ければ、自分の愛車の能力さえ使いきっていないのは確かだし、スタイルにしてもジーンズ+Tシャツでも何の不満も不具合も感じないし、どこそこが痛くなるってのも無い。

 このような感覚を抱く自分ってのは、鈍感なんだろうか?とそんな事を思う今日この頃。自分的には、ポジションとギア比くらいしか気に掛ける所が無いってのが本音で、それ以上の部分については良く判らないというのが相変わらずである。

 ネットや雑紙の情報に翻弄される人も少なくないけど、そういうメディアの情報を見て思いこむ人っていうのは、実は情報を見なければ気付かない訳であり、自分で気付かないものに対して、強い意識を持ちすぎても、望んだ結果は得られないような気もする。自分的には、溢れる情報に翻弄されないよう、自分の感性で感じた事のみを自分の理解として活用しようと改めて思う。

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