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2007年7月 3日 (火)

拝金志向

 タレントの羽賀研二さんが恐喝の容疑で逮捕された。なんでも、4億円の債権を1000万円でチャラにしろという結構無茶苦茶な要求を恐喝によって認めさせたとのこと。この容疑では、ボクシングの元世界チャンプの渡辺二郎さんも逮捕されたそうだ。

 最近のニュースで多いのは、金絡みの犯罪だ。今回のような芸能人に限らず、政治家、役人から民間迄、殆ど犯罪の根元には金が絡んでいる事が多い。勿論、金目的とは異なる性犯罪、異常者による犯罪、未成年の犯罪というのも多いけど、金絡みの犯罪ってのは、何時の時代にも確実に起こっている。

 確かに、金を儲けたいというのは、判らないではないが、金第一主義ってのが、あまりにも多すぎるように思う。実際、誰しも金持ちになりたいだろうし、裕福に憧れているんだろう。実際に、テレビ番組でも、成功者の話、セレブの話ってのが結構な視聴率を稼ぐことからも、多くの人にとって金儲けってのは魅力的なんだろう。
 金絡みの犯罪の特徴は、その金額の膨大さである。何億といった金についての話が多いけど、金ってのは蓄えることが目的でも無い限り、そんな大金に意味は無いのでは?と思うが、実際はどうなんだろうか?
 人生において、金が目的になるとすると、とても寂しいような気がする。金ってのは、目的ではなく手段であり、自分のしたい事、欲しいモノを手に入れるための道具に過ぎないと思うのは偽善的な意見なのであろうか?

 金は全く必要無いとは言わないが、自分でしたい事が出来る範囲しか必要無いというのが自分の考えだ。
 自分にとって一番欲しいモノってのは、何時までも心身とも健康である事だ。やりたい事が何歳になっても思い浮かび、思い浮かんだ事が出来る身体が一番だ。金があっても、溜めるだけでは、何も自分に残らないと思っている。

 今回逮捕されたのは芸能人だが、同じ芸能人でも、所さんのような人は憧れるもんだ。金持ちという以前に、生活を楽しんでいるというのが全面に出ているところが格好いい。
 恐らく、所さんは、金の話はあんまりしないのでは?と思ったりする。

 身近な普通の人を見渡しても、何かする、何か買うという時に最初に金の話をする奴はあんまり好きでない。何がしたい、何が欲しいというのが第一であり、それを得る対価は対価として受け入れて、金が必要ならば身の程に応じて我慢なり、蓄えるなりすればよい。逆に、自分の経済力の制限でしか(最初から諦めて)、行動を起こせない奴ってのは、結構、金第一主義者だったりする。

 世の中、金に囚われすぎずに生きる方が、自分的には格好良いと思うし、粋な存在だと思うところだ。
 私の価値観では、金持ちかどうか?よりも、金の事を先に考える奴は『小さい奴』って思うところ。

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