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2007年7月20日 (金)

公道練習で追突死亡

 昨日のニュースで目に付いた記事といえば、高校総体の自転車競技に出場する予定の高校生の自転車部員が駐車中の車に追突して死亡したとのニュースである。結果、駐車車両の運転手が書類送検されるという結末だ。

 このニュースだけからは何とも言えないし、悪いのは路上に駐車してあった乗用車ということかも知れないけど、何とも後味の悪い結末のようにも思う。
 道路事情を考えると、路上駐車の無い道路自体が存在しないのが実状だし、殆どの人は多かれ少なかれ路上に駐停車する事があるのでは?とも思える。
 路上に駐車する行為自体はNGだが、直前まで、そこに駐車車両が居ることを認識出来ないような運転の仕方+二名が相次いで死亡する程の衝撃というと、自転車を運転する側に公道を走っているという認識が不足していたのも大きな原因の一つとして見逃すことは出来ない。
 ドライバー側の駐車という行為が、どのような状態かが全く書かれていないが、ブラインドカーブの死角に入るような位置での駐車とは異なり、見通しの良い道路だったこと迄は報道されているが、考えようによってはドライバーが気の毒とも思える部分もある。驚くべきは駐車していた筈の乗用車の壊れ具合の激しさで、自転車も相当の速度で突っ込んでいったような感じ。自転車のダメージもリムの折損等激しいものであり、殆ど単車と同じ様な衝撃で突っ込んでいる模様。道から判断すると、前を見ずに下向いて50km/h以上の速度でノーブレーキで突っ込んだ感じだ。っていうか、自転車自体ピストバイクであり、ブレーキも片側しか付いていないように見えるが、、、、。

http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C0%E9%CD%D5%BB%D4+%BC%AB%C5%BE%BC%D6%C9%F4&b=1&st=v

 個人的な意見だが、公道において競技のための練習、それも前を見ない程の運転を行う事に対して注意することが出来なかった学校側に大きな責任があるようにも思う。
 自転車で公道において競技練習する事自体が良いか悪いか?というと、この行為自体が集団暴走行為と似たような行為とも捉えられかねない。
 昔の峠のローリング族が峠をサーキットと模して走り回っていた行為と差異があるか?というと考えさせられるものだ。

 今回の事故は、駐車車両が居ない、自転車通行帯が確保されている、自転車運転者が前方注意を怠らないという条件が揃っていれば発生していないだろう。

 高校生とは言え、競技に取り組む学生さんという普通の自転車乗りよりは意識が高い筈の人でも、練習という形でストイックに走った結果、視線が下に落ちて、駐車車両に気付くのが遅れたのだろうけど、最近のスポーツサイクルブームで増殖中の単純な速度志向の人達の方が、負けず嫌いの意識でがむしゃらに漕ぐ事が多そうだし、結構、似たような事故が多発するかもしれない。
 このような事故が多発すればする程に、自転車が車道を走る事が難しいような法整備、インフラ整備が進んでいかないか?と危惧してしまうところだ。

 少なくとも、公道という公共空間で自転車に乗る時には、色んな人が色んな立場で色んな乗り物に乗っているという道路利用者の雑多性を認識して安全第一で走らなければならないと思うところだ。先日立ち寄ったバイク屋の店長さんのお知り合いの自転車乗りの方も公道で結構派手な怪我を負ったとか聞くけど、やっぱり大事なのは安全第一だよなぁ、、、、。
 そう言えば、どこぞのショップ主催の公道練習会でも人に突っ込んだとかの話もチラホラ聞く(チョイ前は練習コースガイドがサイトに載ってたけど、最近は削除されてるし、、、)けど、公道は練習するとこではなく、やっぱり楽しむ程度のモノだよなぁ、、、。

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