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2007年8月11日 (土)

二輪車乗りの憧れ

 全ての二輪車ユーザーの憧れとは違うだろうけど、最近、このブログに訪れる方の検索ワード、フレーズを見ていると、常に、速さ、強さに憧れる人が居るのが判る。
 単車ならば、『最速』『2ストの乗り方』『コーナーの攻め方』『峠の走り方』・・・・ってのが多く、自転車ならば、『自転車で速くなるには?』『鍛え方』『ロードの乗り方』『固定の乗り方』『ギア比の決め方』『心肺機能の高め方』・・・ってのが多いが、特に、単車なら『最速マシンは?』、自転車では『速く走るには?』ってのが一番多い。

 検索ワードの傾向から、単車の場合はモノで速く走れるという意識を持つ人が多いようだし、自転車の場合はモノではなく身体という意識が多いながらも、その方法を直接的に求める人が多いのだろうか?

 確かに、速い、強いってキーワードは男の子にとっては憧れの対象かもしれないが、自分の場合、あんまり速くとか強くって意識が無いのが正直なところ。
やっぱり歳を取りすぎたせいか、速く走りたいという意識もない。

 あんまり速さや強さに強い憧れをもって生きるってのは、疲れそうに感じるところ。のんびりと等身大というか、自分のレベルの範囲で納得して楽しむのが、時間の流れ方もゆったり感じることが出来るんで具合が良いと思うところ。
 自分が出来る事以上の事は望んでも仕方ないし、自分で出来る事を自分で考えて、自分の理解力に合わせて徐々にレベルアップできれば良いと思う。
 逆に、自分が気付かないような事ばかりを追い求めたり、出来ない事ばかりをやりたがるのは疲れそうだし、挫けそう。

 ふと、そんな事を考えたのは、趣味に限らず、勉学、仕事に関する知識についても似たように考えているなぁと思ったから。
 そう言えば、何事に関しても、安直に答えばかり先に求めようとしている人ってのは、強さ、速さ、賢さに憧れを強く持つ反面、焦りが強く、中身が伴っていないような人が多いと感じるのは気のせいだろうか?そういう人程、自分の問題が何か?を判っていない人が多いように思う。

 自転車、単車に限らず、一番大事なのは、身の程を冷静に判断する力のように思う。憧れ先行で、身の程が判らない奴ってのは、何をやっても上辺だけの体裁の取り繕いに終始する奴が多い。そういう奴との会話では、そいつが他人に対して良く見られたいという潜在意識が強い場合が多く、ふとした瞬間の見えや嘘、取り繕いに気が付く事が多い。
 そんな大人にはなりたくないものだ。

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